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中古戸建売価、東京は3カ月ぶりに下落

2022年01月13日

 東京カンテイがまとめた昨年12月の中古木造一戸建て住宅の売り出し価格は、東京都が前月比1・3%下落の5904万円と3カ月ぶりに反転下落した。10月から続く、目黒区や大田区、世田谷区での高額帯住戸の減少が影響した。前年同月比では13・0%の上昇。

 首都圏の平均は前月比1・9%下落(前年同月比9・1%上昇)の3582万円で、3カ月ぶりの下落。都県別では、神奈川県以外で価格が下落しており、11月からの下落傾向が続く。主要都市をみると、高額事例の減少などで12月に一気に下落傾向となった。東京23区は3・5%下落(同13・5%上昇)の9485万円と、3カ月ぶりに下落。そのほか、都下が2・0%下落(同0・4%上昇)の3979万円、横浜市が9・1%上昇(同28・3%上昇)の4728万円、川崎市が18・8%下落(同0・6%下落)の4323万円など。近畿圏は3・7%下落(同1・7%下落)の2503万円。大阪府と京都府が下落し、兵庫県が上昇した。主要都市別では、大阪市が14・7%下落(同11・6%下落)の4156万円、京都市が21・9%下落(同20・3%下落)の4061万円など。

(提供:日刊不動産経済通信)

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