大和郡山市の土地売却・査定

奈良県大和郡山市の地域情報

大和郡山市は、奈良県北部に位置する面積42.68㎢の自治体です。2022年4月30日現在、84,333人・38,906 世帯が生活しています（大和郡山市「大和郡山市の人口・世帯数(外国人含む)」より）。

大和郡山市の歴史は古く、710年都が平城京に移った時代に都の郊外の保養所として薬園宮がありました。それが時を経て郡山と呼ばれるようになったのです。戦国時代には、筒井順慶が織田信長と大和を統一して、郡山城に居城し城郭の増築と城下町を整備するなどの都市基盤を築きました。その後、城主は何度も変わりましたが、その移り変わりのなかで城下では学問や文化が栄え、多くの優れた学者や文人を輩出しました。

金魚養殖が有名で、江戸時代に武士の副業として広く始まり、近年では年間で金魚をおよそ5千万匹販売しています。

大和郡山市のアクセス環境

大和郡山市には、関西圏各地へ移動できる公共交通機関が発達しています。近畿日本鉄道を利用すると近鉄郡山駅から大阪難波駅まで39分程度、京都駅へは特急を利用して35分程度、JR関西本線〔大和路線〕郡山駅から大阪駅までは快速を利用すれば47分程度で到着することができます。主要道路としては、奈良バイパスが京都の木津川市市坂までのびています。加えて西名阪自動車道が奈良県天理市から大阪府までのびており、郡山ICがあります。

大和郡山市内では、奈良交通のバスが運行されており、近畿日本鉄道やJR西日本の各駅へのアクセスが可能です。さらに、地域交通として大和郡山市コミュニティバスが運行されています。駅はもとより、老人福祉センターや病院、保健センターなどの公共施設までを結んでいます。

歴史と文化が根付く市

大和郡山市の大きな行事としては大和郡山お城まつりがあります。郡山城は、江戸時代に桜が補植され長く地元で愛されてきました。この祭りも桜の時期に行われています。イベントとして金魚品評会や時代行列や5月には現代工芸フェアちんゆいそだてぐさというものづくりの心を伝えるイベントが行われています。

また、全国金魚すくい選手権大会も有名です。金魚すくいを競技として行うもので、大和郡山市の夏の風物詩です。一人一枚のポイを使い、3分間で何匹金魚をすくえるか競う競技で、個人戦や団体戦が行われ多くの人々が参加します。

文化を継承する市

大和郡山市は文化や工芸に恵まれた市です。歴史的な建築物や文化財などを後世に伝える取り組みも積極的に行われ、市民と行政が参画したまちづくりも行われています。交通網が発達していることから企業の誘致が期待され、雇用促進のための支援制度も充実しています。

各地へのアクセスが良好なので、仕事をするにも長く生活していくにも住みやすい市だといえます。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）