売買ソリューション事業本部 法人営業第三部
投資不動産の利回り、低水準続く
不動産投資サイト『楽街』(http://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジックは、2016年2月期の投資用不動産の市場動向データを発表した。2月1日から同月29日の間に、同サイトに新規掲載された物件および問い合わせのあった物件(対象エリア:全国)を対象に調査を実施。投資用一棟アパートの平均利回りは新規掲載物件が9.36%(前月比0.09ポイント増)、問い合わせのあった物件が11.27%(同0.01ポイント減)。平均価格は新規掲載物件が7,124万円(同36万円増)、問い合わせのあった物件が5,598万円(同54万円減)。投資用一棟マンションの平均表面利回りは新規掲載物件が7.93%(前月比0.02ポイント増)、問い合わせのあった物件が9.43%(同0.02ポイント減)。平均価格は新規掲載物件が2億190万円(同776万円減)、問い合わせのあった物件が2億258万円(同861万円増)。
公示地価発表、全国平均8年ぶり上昇
3月22日、国土交通省から1月1日時点の公示地価が発表された。全国平均は前年比マイナスに転じて以降、8年ぶりの上昇となった。東京・大阪・名古屋の三大都市圏は、住宅地・商業地ともに3年連続で上昇。同省は、「外国人観光客等の増加による、店舗・ホテル等の需要の高まり」や「空室率低下、一部地域では賃料の改善による、オフィスの収益性向上」によるものと分析。なお、全国で地価がもっとも高かったのは、東京都中央区銀座4丁目の「山野楽器銀座本店」で、1㎡あたり4,010万円だった。