売買ソリューション事業本部 法人営業第三部
平成2 8年分の路線価発表-大半の都道府県で上昇-
国税庁は7月1日、平成28年分の路線価を公表した。
全国で最も路線価が高かったのは、東京都中央区銀座5丁目の鳩居堂前(中央通り沿い)で、1平方メートルあたり3,200万円。前年から18.7%上昇した。平成26年以降、3年連続の上昇となった。
また、都道府県庁所在地の最高路線価のうち、前年から下落した都市は5箇所のみ(青森市、秋田市、水戸市、新潟市、鳥取市)で、大半の都道府県で上昇を見せている。
路線価は相続税や贈与税の算定基準となっており、1月1日時点の金額を算出し7月に公表 している。なお、国税庁のサイト(http://www.rosenka.nta.go.jp)にて、平成22年から平成28年まで7年間分の路線価図等を閲覧 できる。
新規掲載の投資用一棟不動産の物件価格が下落
不動産投資サイト『楽待』(http://www.rakumachi.jp)を運営する株式会社ファーストロジックは、2016年6月期の投資用不動産の市場動向データを発表した。
6月に新規掲載された投資用一棟アパート、同マンションともに前月比で物件価格が下落した。同社は「英国EU離脱の影響か」との考えを示している。
新規掲載された物件のうち投資用一棟アパートの全国平均価格は6,352万円で、前月から215万円下落。投資用一棟マンションは2億1,210万円で、前月から307万円下落している。
この調査は、6月1日から同月30日の間に、同サイトに新規掲載された物件および問合せのあった物件(対象エリア:全国)を対象に実施されたもの。