売買ソリューション事業本部 法人営業第三部

平成29年分の路線価発表
銀座でバブル期超え、地方都市圏で下げ止まり感

　国税庁は7月3日、平成29年分の路線価を公開した。
全国で最も路線価が高かったのは、東京都中央区銀座5丁目の鳩居堂前（中央通り沿い）で、1平方メートルあたり4,032万円。バブル期の影響を受けた平成4年の3,650万円を超え、最高額を更新。前年から26.0％上昇し、平成26年以降、4年連続の上昇となった。
　また、都道府県庁所在地の最高路線価のうち、前年から下落した都市は3箇所（秋田市、水戸市、新潟市）となり、前回の5箇所から減少。地方都市圏における下げ止まり感が見られる。
　路線価は相続税や贈与税の算定基準となっており、1月1日時点の金額を算出し7月に公表している。なお、国税庁のサイト（ http://www.rosenka.nta.go.jp）にて、平成23年から平成29年まで7年間分の路線価図等を閲覧できる。