売買ソリューション事業本部 法人営業第三部
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主要都市の住宅地は前期に引き続き上昇地区数が増加
主要都市の住宅地は前期に引き続き上昇地区数が増加
~令和3年第2四半期の地価LOOK レポートの結果~
国土交通省は8月20日、主要都市の高度利用地等(全国100地区)における地価動向を調査した「地価LOOKレポート」を発表しました。
令和3年4月1日~令和3年7月1日の地価動向は、前期と比較すると、上昇地区数は増加し、横ばい地区数は減少、下落地区数が増加しました。
主な概要としては、
- ◆上昇地区数が28地区から35地区に増加し、横ばい地区数が45地区から36地区に減少し、下落地区数が27地区から29地区に増加したしました。
- ◆変動率区分は84地区で不変、12地区で上方に移行、4地区で下方に移行しています。
- ◆住宅地では、下落地区数が前期に引き続き0地区となり、横ばい地区数が減少し、上昇地区数が更に増加しました。
- ◆商業地では、大きな変化はないものの、一部で弱い動きが見られました。
また主な要因として、
- ■住宅地では、マンションの販売状況が堅調な中、事業者の素地取得の動きが回復している地区が増加しています。
- ■商業地では、新型コロナウイルス感染症の影響により、店舗等の収益性が低下し下落している地区があります。
地価LOOKレポート(主要都市の高度利用地等の地価動向報告)とは、国土交通省が、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするものです。調査対象は全国100地区で、内訳は以下のとおりです。調査結果の詳細は、以下のHPで公開しています。
■調査対象内訳:東京圏 43地区、大阪圏 25地区、名古屋圏 9地区、地方圏 23地区
■ホームページ: http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html