売買ソリューション事業本部 法人営業第三部
2021年度・第4四半期 の1都3県賃貸住宅市況図を発表
株式会社タスは1月29日、同社が毎月公表している「賃貸住宅統計指標」に基づき作成した2021年度・第4四半期の1都3県および東京23区の賃貸住宅市況図を発表しました。
景況の変化は、右表の通りです。
トレンドが上昇を示す地域は、2021年第3四半期の9に対し、2021年第4四半期は23地域に増加しました。
トレンドが下降を示す地域は、2021年第3四半期の3に対し、2021年第4四半期は0地域に減少しました。
2021年第4四半期は、2021年で初めて全期間にわたり新型コロナウイルスに関連する制限が課せられていませんでした。加えて、ワクチン接種率が向上したことも好材料となり、首都圏の賃貸住宅市況が全面的に回復基調となったと考えられます。2022年は年初からオミクロン株の感染拡大が繁忙期を直撃する形となりました。このため、市況が再び悪化に転じている可能性があります。(株式会社タス主任研究員藤井和之)
分析:株式会社タス
なお、本調査に関する詳しい公表資料およびバックナンバーは、株式会社タスのホームページから入手することが出来ます。
https://corporate.tas-japan.com/community/report/