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売買ソリューション事業本部 法人営業第三部

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主要都市の地価は引き続き全ての地区で上昇又は横ばいに
~令和5年第1四半期地価LOOK レポート~

 国土交通省は6月16日、主要都市の高度利用地等(全国80 地区)における地価動向を調査した「地価LOOKレポート」を発表しました。
 令和5年1月1日~令和5年4月1日の地価動向は、ウィズコロナの下で、マンション需要の堅調さに加え、店舗需要の回復が継続し、前期に引き続き、全ての地区において上昇又は横ばいとなりました。住宅地では、23地区全てで上昇が継続しました。

主な概要としては、
  • ◆変動率区分(上昇・横ばい・下落の区分)は75 地区で不変、4地区で上方に移行し、1地区で下方に移行しました。
  • ◆上昇地区が71 地区から73 地区に増加し、横ばい地区数が9 地区から7 地区に減少し、下落地区数は2期連続でゼロとなりました。
  • ◆住宅地では、「3~6%の上昇」から「6%~の上昇」に移行した地区が1地区ありました。「6%~の上昇」が見られたのは、令和元年第4四半期以来でした。
  • ◆商業地では、「0~3%の上昇」から「3~6%の上昇」に移行した地区が1地区、「横ばい」から「0~3%の上昇」に転じた地区が2地区、「3~6%の上昇」から「0~3%の上昇」に移行した地区が1地区ありました。

また主な要因としては、
  • ■住宅地では、マンション需要に引き続き堅調さが認められたことから、上昇が継続しました。
  • ■商業地では、人流の回復傾向を受け、店舗需要の回復が見られたことなどから、上昇傾向が継続しました。

【上昇・横ばい・下落の地区数の割合の推移】【前期からの地価動向の変化】

地価LOOKレポート(主要都市の高度利用地等の地価動向報告)とは 、国土交通省が、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするものです。調査対象は全国80地区 で、内訳は以下のとおりです。調査結果の詳細は、以下のHPで公開しています。
■調査対象内訳:東京圏 35地区、大阪圏 19地区、名古屋圏 8地区、地方圏 18地区
■ホームページ: http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html

※国土交通省不動産・建設経済局地価調査課が令和5年6月16日に発表した報道発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001484850.pdf)を加工して作成