十分に説明できるタイミングはあったと思います
今回の取引に関しましては1点を除き、十分に満足できるものでした。
その1点とは『譲渡取得税』についての説明時期です。
今の時代、相続税に関しては控除金額が下がったとは言え、一般的には控除が十分に働き●●●●万円程度の相続ではそれほど意識しません。
そのつもりで不動産を売却すると、「相続後3年以上」・「日常的な使用実績のないいわゆる空き家」の場合、20%もの『譲渡取得税』が発生するなど、ほとんどの人が意識しないと思います。
ですから、売却に関する税金+手数料+諸費用=5%くらいの軽い皮算用をしてしまうのではないでしょうか。
今回の場合この説明があったのは、媒介契約を結ぶために希望販売価格を決定する段階で、それ以前の初期段階で十分に説明できるタイミングはあったと思います。
なにしろ売主としては売却益が最大の関心事であり、20%もの税金を意識すれば、おのずと早い時期の心づもりは変わってきます。
この問題は、一般媒介契約を結んだすべての不動産業者に共通で、当方としてはすべての業者に抗議しました。
これからの時代、いわゆる「空き家」は増えていくと思います。
ですから最初の打ち合わせで、『譲渡取得税』の話は「絶対に」周知しておくべきです。
人によっては20%の節税のために売却はやめて、数年実際に生活実績をつくるかもしれません。
センターからの返答
この度は東急リバブルの仲介サービスをご利用いただき、ありがとうございました。
また譲渡所得税の説明の件は、通常、査定時にお伝えしておりますが、もう少し早く伝えて欲しいということでご意見を頂き、ありがとうございます。
今後の営業に生かさせて頂きます。
また何かご相談などございましたら、お気軽にご連絡下さいませ。
何卒、よろしくお願いします。