弱い所はネット戦略
日本のシステムの問題が大きいが、物件をひとつ売るのに多くの専門知識を要し、個人同士で売買を行うことは不可能に近い。
そこで仲介業者に頼むことになるが、どこに頼んだら良いのか、情報開示のシステムが無く、ネットの噂やのれんを信じて業者を選定し、「えいやー」で決めるしか無い。
また護送船団方式のように仲介手数料がどの業者もほぼ同じで、それならば有名で安心と思われる東急リバブルということにしました。
仲介自体に問題は無かったが、最初の売り出し価格では全く売れず、そのうち同じマンション内の別室で売り出しがあったりして、売り出しから1割以上下げ約1年かかってやっと売買が成立しました。
ネットの評判では現実的な査定を出してくれるという東急リバブルさんだったが、結局、今回は「査定額が高すぎた」という結果に終わりました。
ゼロ金利下における金余り現象で、もう少し市況は強いと見ていたが、不動産にまで金が回ってくる流れでは無いようで、それを見誤った自分が一番の原因なのだが、専門家の判断で的確な販売計画の修正があれば、長丁場は避けられたように思えます。
東急リバブルさんは「昭和のにおいのする、熱心な販売活動」という印象でした。
チラシのポスティングは折込チラシに始まり、こまめなオープンハウスなど昭和から続く営業活動のフルコースで、なかなか今の時代では珍しい熱心さを持った会社です。
逆に弱い所はネット戦略と見ました。確かにきれいなホームページを作成されていますが、他社と比べると誘導が少なく接触率も低いと思われます。
例えば、他社で行っているgoogleアドセンスを用いた誘導や、メルマガの配信、全天カメラによる室内の撮影、などなど劣る部分が多くもう少し戦略を考えれば、熱心な営業との相乗効果で良くなると思うのですが。
センターからの返答
この度はお取引頂きまして誠にありがとうございました。
また貴重なコメントを賜りまして誠にありがとうございます。
販売開始から成約に至るまでの間に的確な販売活動の修正ができず、結果として販売期間が長引いた事をお詫び申し上げます。
ご指摘頂きましたネット戦略の改善と昭和の熱心な営業スタイルを維持し、相乗効果が得られるよう引き続き尽力致します。
また不動産取引の機会がありましたらぜひお声掛けください。
次回は今回の反省を活かし売出価格も綿密に練って行きたいと思いますので、ぜひリベンジさせてください。
再度のお取引、お知り合いのご紹介での特典もご用意させて頂いておりますので宜しくお願い致します。