2008.10.07

平成20年10月30日　第2回不動産オークション「AUC’S（オークス）」開催

　東急リバブル株式会社（代表取締役社長：袖山靖雄）、東京建物不動産販売株式会社（代表取締役社長：井上克正）、野村不動産アーバンネット株式会社（代表取締役社長：北村章）、三井不動産販売株式会社（代表取締役社長：佐藤実）、三菱地所リアルエステートサービス株式会社（代表取締役社長：八木橋孝男）の不動産流通会社5社（以下、会員会社）は、第2回「不動産オークション　AUC’S（オークス）」を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。

１．第2回開催概要

（１）スケジュール：平成20年10月30日（木）～平成20年12月１日（月）正午

（２）出品物件：１都４県（東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城）に所在する、住居系不動産

（３）オークション方式（別紙参照）

出品者（売主様）は、次のいずれかによるオークション方法を選択できます。

（１）競り上がり方式････	入札期間中に、高値を更新する場合に限って何度でも入札できる方式です。入札期間終了時に、最低落札価格以上で最高価格を入札していた方1名が落札者となり、売主様との契約交渉を進めることができます。入札期間中は入札履歴が公開されます。
（２）フリービッド方式･･･	入札期間中に、1回のみ入札できる方式です。入札期間終了後に開札し、最低落札価格以上で最高価格を提示していた入札者1名が落札者となり、売主様との契約交渉を進めることができます。入札履歴は非公開です。

２．ルール等の変更について

　第1回AUC’S時に寄せられたお客様の声を反映し、第2回では以下の通りルール等の変更を行います。

（１）開催期間を拡大

　第2回AUC’Sでは、開催期間を1ヶ月に拡大することにより、買主様の閲覧機会が増え入札の可能性がより高まります。また、出品期間を自由に設定することができ（ただし出品期間は最低14日間、そのうち入札期間は最低3日間必要です）、かつ開催期間中はいつでも出品が可能ですので、期間中2度出品することもできます。
さらに、前回入札期間前に必要であった「公開期間」を省略し、オークション公開と同時に入札することができるようになりました。これらにより、売主様・買主様ともに取引成立の可能性が広がります。

（２）即決価格を導入（競り上がり方式）

　入札終了日を待たずに落札できる「即決価格」を導入します。
即決価格は出品時に売主様が設定し、その価格で入札があれば即刻オークションが終了、落札者が確定します。これにより、スピーディーな売却が可能となり、買主様にとってはどうしても購入したい物件を落札することができます。
※即決価格は売主様の希望により設定できます。

（３）「フリー入札」の名称を「指値入札」へ変更

　最低落札価格未満での入札を受け付ける「フリー入札」を不動産や株式売買でなじみ深い「指値入札」の名称に変更します。
※オークション終了時に、最低落札価格以上の入札がない場合、売主様が交渉を希望すれば最も高い価格を提示した入札者が交渉権を得ることができます。

（４）10万円単位の入札に統一（競り上がり方式）

　前回競り上がり方式では最低落札価格1億円以上の物件は入札単位が100万円でしたが、今回より最低落札価格に拘らず入札単位を10万円単位に統一いたします。

３．第1回開催の総括

（１）第1回オークション開催期間：平成20年7月17日（木）～平成20年7月28日（月）正午

（２）オークション出品数：294物件

（３）物件種別ごと：マンション131物件、戸建85物件、土地78物件

（４）物件エリア（都道府県別）ごと：東京187物件、神奈川61物件、千葉10物件、埼玉36物件

（５）入札件数（物件数、延べ数）：11物件、11入札

（６）落札数（最低落札価格以上の入札数）：4物件（マンション2、戸建1、土地1）

（７）成約数：5件（※フリー入札による成約含む）

　第1回AUC’Sにて、売却希望者の方々から予想を上回る出品をいただいたのは、AUC’Sの信頼性について理解および期待していただけた結果だと考えており、また広く購入者を募って売却のチャンスを広げたいという売主様のニーズが強いことも確認できました。入札数は決して多くは無かったものの、現在の市場環境やAUC’S初回としての認知度、開催・入札期間が短かったことなどを考えれば、まずまずの結果であったと考えております。
AUC’Sでは、更なる周知、理解を高めると共に、お客様の声を反映し、より魅力的なオークションとなるよう今後とも努めてまいります。