2011.02.01

国土交通省の「平成22年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業」に採択
全141戸の環境配慮&子育て支援型マンション 「アンビエンテ経堂」プロジェクトが進行中

 中央不動産株式会社(代表取締役:内藤秀彦、本社:東京都千代田区)は、平成24年2月の完成を目指し、「環境配慮」「子育て支援」をコンセプトとした、全141戸(ほか子育て支援施設1戸あり)の賃貸マンション「アンビエンテ経堂」(所在:世田谷区経堂3丁目)を建設中です。

 本プロジェクトは、賃貸集合住宅において、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとして、国土交通省の「平成22年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されました。太陽光発電や屋上菜園を配置した「エコルーフ」、エコキュート室外機の熱交換で生まれた冷気を活用し夏季の快適環境を創り出す「エコボイド」、各住戸のオール電化システムとエネルギー使用量の見える化、太陽光発電量を表示する電光掲示板の設置など、省CO2を実現する為の様々な仕組みを取り入れたマンションです。
 これらの取り組みにより、これまでの標準的なマンションに比べて約42%のCO2削減を図ります。

 なお、本物件の入居者の募集および管理運営は、東急リバブル株式会社(代表取締役社長:袖山靖雄、本社:東京都渋谷区)が行う予定です。


※住宅・建築物省CO2先導事業

家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進するため、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募し、整備費等の一部を補助するもの


【アンビエンテ経堂 鳥瞰図】

アンビエンテ経堂 鳥瞰図

建物屋上に太陽光発電や屋上菜園を配置

※図面を基に描き起こした完成予想図であり、実際の建築物とは多少異なる場合があります。


■物件の特徴

1.省CO2の取組み

○エコキュート
全住戸に高効率給湯機エコキュートを採用。ヒートポンプの原理を利用して、太陽で暖められた空気の熱を上手に活用するので、CO2排出量を抑えることができます。
○エコルーフ
建物屋上の70%以上に太陽光発電や屋上菜園を配置。太陽光発電による約50kWの発電量を、一部の住戸(37戸)に供給します。
○エコボイド
各戸のエコキュート室外機を中庭に面して配置し、中庭(四方を建物で囲んだボイド空間)にその冷排熱を貯めます。風通しに配慮した住戸プランにより、夏季には中庭の冷気を室内に取り込み、建物躯体温度や地域温度の上昇を緩和させます。
○エネルギー使用量の「見える化」
全住戸で、居住者が各住戸の電気の使用エネルギー量を確認できるシステム(「見える化」)により、省エネ意識の向上を図ります。
○太陽光発電量を表示する電光掲示板の設置
北西側角地のポケットパークに、本建物の太陽光発電量を示す電光掲示板を設置し、地域にCO2削減量をお知らせします。
○LED照明の採用
共用部および専有部にLED照明を採用し、電力及びCO2排出量を削減します。
○雨水利用の打ち水散水によるヒートアイランド防止対策
遊歩道は保水性舗装とし、雨水を利用した打ち水散水により、夏季の地表面温度を下げ、快適な歩行空間を創出します。

2.子育て支援

○子育て支援施設を併設
子育て環境の整備は社会的に急務とされている中、世田谷区は、東京都で最も待機児童が多い区であることから、建物の1階に地域開放型の子育て支援施設(保育園)を誘致する予定です。
○子育て世帯への配慮
各住戸には、オール電化による子供への安心・安全をはじめ、ベビーカー置き場を考慮した広めの玄関、子供の絵などが飾れるコルクボードの設置、キッチンにいながら子供を視界に捉えられる間取りの工夫等、子育て世帯へ配慮したマンションを目指します。

3.快適な住環境の創出

○アプローチ
ゆとりのある車寄と二層吹抜けのエントランスロビーにより優雅で高級感のあるアプローチ空間とします。
○プライベートガーデン(中庭)、グリーンウォール
居住者専用でセキュリティに守られた敷地内プライベートガーデン(中庭)は、建物に施されたグリーンウォールと共に、緑豊かな憩いの場としてやすらぎを提供します。
○バリアフリー・ユニバーサルデザイン
道路から住戸玄関までの段差を無くしベビーカーや車いすの方、小さな子供など誰にでも優しい住空間とします。
○南棟1階住戸のプレミアム
専用庭に居住者が自由に使えるガーデニング・菜園コーナーを設けます。果実が生る樹木や生垣も植え、緑陰のある快適な空間とします。
○遊歩道

物件西側の遊歩道は、有機的なカーブを持たせることで自然の佇まいを再現。四季折々の変化を楽しめる植栽とし、居住者のみならず周辺住民の方々にも快適な屋外環境とします。

【物件西側敷地内遊歩道】

物件西側敷地内遊歩道

※図面を基に描き起こした完成予想図であり、実際の建築物とは多少異なる場合があります。
また、人物や植栽も実際とは異なります。


■アンビエンテ経堂 物件概要

□所在地 東京都世田谷区経堂3丁目485番20(地番)
□交通 小田急線「経堂」駅徒歩11分、「千歳船橋」駅徒歩8分
□構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上9階建
□敷地面積 4,596.52m²
□延床面積 10,368.17m²
□総戸数 全141戸(その他子育て支援施設1戸)
□間取り 1LDK~4LDK
□専有面積 42.79m²~95.75m²
□竣工年月 平成24年2月予定
□所有者 中央不動産株式会社
□設計監修 株式会社三菱地所設計
□設計・施工 清水建設株式会社
□環境総合アドバイザー 東京電力株式会社
株式会社リビタ
□貸主 リバブル・ピーエイ株式会社(サブリース契約に基づく)
□仲介・管理運営 東急リバブル株式会社

■現地案内図

現地案内図

■アンビエンテ経堂 物件ホームページ http://www.ambiente-kyodo.com/

■中央不動産株式会社 ホームページ  http://www.chuo-fudosan.co.jp/

■東急リバブル株式会社 ホームページ http://www.livable.co.jp/

以上

―― 本件に関するお問合せ ――

東急リバブル株式会社
経営管理本部 経営企画部 広報IR課
櫻井
TEL:03-3463-3607