2014.05.27
東急リバブル、シンガポールの不動産会社に資本出資
~東南アジア諸国に拠点を置く海外投資家への対応力の更なる強化へ~
東急リバブル株式会社(代表取締役社長:中島美博、本社:東京都渋谷区)は、海外事業戦略強化の一環として、シンガポールの大手不動産会社オレンジティー・ホールディングス社(OrangeTee Holdings Pte Ltd、以下、OTH社)に資本出資することに合意いたしましたので、お知らせいたします。
当社では、海外からの日本不動産への投資ニーズに応え、仲介ビジネス機会の増加を図るため、不動産投資市場におけるサービスを展開するソリューション事業本部が中心となり、様々な取り組みを進めてまいりました。(下記参照)
シンガポール国内におきましては、昨年5月、OTH社の100%子会社であるオレンジティー・ドットコム社(OrangeTee.com Pte Ltd、以下、OTC社)と業務提携し、同社内に設置した「ジャパン・ビジネス・デベロップメント」を拠点に、シンガポールを中心とした東南アジア諸国の投資家への日本不動産に関する情報提供に努めてまいりました。
当社は、今回の資本出資によりOTH社の発行済株式の22.5%を取得し、持分法適用会社として同社の経営に参画することになります。地理的にも経済的にも東南アジア圏の中心に位置するシンガポールを海外戦略の重要拠点と位置づけ、当社の東南アジア諸国からのインバウンド仲介事業を本格推進するとともに、東急不動産グループ各社の海外戦略の活動拠点としての活用も検討してまいります。また、日系企業の海外進出にあたってのサポート事業、当社の海外拠点間における取引拡大など、新たな事業機会の創出にも取り組んでまいります。
【当社のこれまでの海外事業展開】
2011年4月 | 中華圏投資家との取引拡大を目指し、ソリューション事業本部内に海外営業部を設置 |
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2012年2月 | 中国・上海に「東急麗邦投資諮詢(上海)有限公司」を設立 |
2012年4月 | 英語圏投資家に直接アプローチを行う「グローバル・ビジネス・デベロップメント(GBD)」をソリューション事業本部直轄チームとして発足 |
2013年5月 | シンガポールの大手不動産会社OTC社と業務提携 |
2014年4月 | 台湾・台北に合弁会社「東急房地産股份有限公司」を設立 |
OTH社の会社概要は以下のとおりです。
【オレンジティー・ホールディングス社(OTH社)会社概要】
シンガポール国内の不動産取扱量では上位5社に入る大手不動産会社オレンジティー・ドットコム社(OTC社)を傘下に有する持株会社。主力事業会社のOTC社には約2,100名の営業担当者が所属し、シンガポールを中心に、マレーシア、インドネシア、ミャンマー等での不動産関連ビジネス(仲介、調査、評価、他)を展開。
商号 | OrangeTee Holdings Pte Ltd |
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代表者 | Steven, Tan Tow Choon |
本社所在地 | 430 Lorong 6 Toa Payoh, #01-01, OrangeTee Building Singapore 319402 |
業務開始 | 2000年9月 |
資本金 | 1,000,000シンガポールドル |
主な事業内容 | 持株会社 |
以上
―― 本件に関するお問合せ ――
東急リバブル株式会社
経営管理本部 経営企画部 広報課
櫻井・山下
TEL : 03-3463-3607