2016.03.09

開発型アセットマネジメント事業第一弾
沖縄県那覇市でホテルの開発に着手

 東急リバブル株式会社(代表取締役社長:真二、本社:東京都渋谷区)は、沖縄県那覇市において ホテルの開発に着手いたしますので、お知らせいたします。

 本事業は、当社が一部出資する特定目的会社(以下、SPC)が沖縄県那覇市前島においてシティリ ゾートホテルを建設するもので、当社は、そのプロジェクトマネジメント機能を併せ持つアセットマネ ージャーとして、開発計画の策定から設計、建築までの一連の工程をマネジメントしてまいります。

 建設するホテルは、沖縄本島の主要幹線道路である国道 58 号線沿いに立地し、那覇空港から車で約 10 分、沖縄都市モノレール「美栄橋」駅からも徒歩約 6 分と交通アクセスに優れており、那覇市内中 心部である国際通りも徒歩圏内で、レジャーにもビジネスにも需要の高い位置に所在しています。特に レジャー需要に対しては、一般的なビジネスホテルに比べて部屋面積を広くし、屋上にはエッジプール を設ける予定で、近隣の競合ホテルとの差別化を図っております。

 沖縄県への入域観光客数は 2015 年に 776 万人を超え、国内客・国外客ともに3年連続で過去最高を 更新しています。今後も、LCC空港路線の拡充やクルーズ船の寄港回数の増加などにより外国人観光 客を中心に増加傾向は続くと予想され、さらに2019年には那覇空港に第2滑走路が増設される予定で、 大幅な集客力の増加が期待されます。一方で、旺盛な需要に供給が追い付いておらず、県内のホテルは 不足している状況です。
 そのような市場動向を背景に、当社は2015年6月に本件土地をホテル用地として取得いたしました。 今後は、2016 年 3 月までにSPCへ所有権を移転し、5 月に着工、2017 年 7 月に竣工引渡を受け、投 資家へ売却する予定です。運営については、沖縄県内のオペレーターと基本協定書を締結しております。

 これまで当社は、投資用・事業用不動産市場でサービスを展開するソリューション事業本部において、 仲介機会の拡大を目的として稼働物件に対するアセットマネジメント業を行ってまいりました。今後は、 本件のようにプロジェクトマネジメントの機能を併せ持つ開発型のアセットマネジメント事業にも積 極的に取り組んでまいります。沖縄に限らず全国を対象に、また、ホテルだけではなく様々な不動産ア セットを視野に入れ、仲介としてご相談いただいた案件も取り込み、当社の豊富な情報量を生かして事 業の拡大を目指します。

■ホテル外観(イメージ)

■位置図

■ホテル概要(予定)

名 称 ホテルWBF那覇(仮称)
所 在 沖縄県那覇市前島3丁目2番6 他8筆
交 通 那覇空港より車で約 10 分(国道 58 号線沿い)
沖縄都市モノレール「美栄橋駅」より徒歩約 6 分
土地面積 1,152.28 ㎡(公簿面積)
延床面積 8,218.18 ㎡
構 造 鉄筋コンクリート造 10 階建
部 屋 数 231 室(16.00 ㎡~25.65 ㎡)
付帯施設 レストラン、屋上プール、駐車場
着 工 2016 年 5 月
竣 工 2017 年 7 月(予定)
施工会社 未定
設計会社 株式会社コイケデザインワークス
運営会社 WBFリゾート沖縄株式会社

以上

―― 本件に関するお問合せ ――

東急リバブル株式会社
経営管理本部 経営企画部 広報課
櫻井・藤田
TEL:03-3463-3607