藤沢市周辺のアパート賃料データ

神奈川県藤沢市の地域情報

東京からほぼ50㎞の距離にある神奈川県藤沢市は県の中央南部に位置する、湘南地域で人口が一番多い市です。住宅地、観光地、産業や文教施設がバランスよく配置されており、湘南の中心都市となっている藤沢市は神奈川県横浜市、鎌倉市、茅ヶ崎市、大和市、綾瀬市、海老名市、高座郡寒川町と隣接し、南は相模湾に面しています。藤沢市南部にはJR東海道本線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄、湘南モノレールが通り、北部は相鉄いずみ野線、横浜市営ブルーラインが通っています。藤沢駅、辻堂駅、片瀬江ノ島駅、鵠沼海岸駅、藤沢本町駅、善行駅、六会日大前駅、湘南台駅、長後駅、石上駅、柳小路駅、鵠沼駅、本鵠駅、湘南海岸公園駅、江ノ島駅、湘南江の島駅、目白山下駅の17駅を有しています。高速道路の新湘南バイパスや国道1号、134号などもあり、多方面へのアクセスが可能な便利な立地となっています。このようにJRをはじめ複数路線が通り、鉄道を利用すれば東京駅まで約50分、横浜駅までは約20分と交通利便性も高く、自然環境や教育環境、住宅環境の良さから人口は増え続けています。藤沢市は江戸時代には門前町として栄え、明治時代に入ると気候も温暖であることから、鵠沼、片瀬地区は日本初の開発別荘地として発展し、大正時代以降には皇族や政治家、数多くの文化人が住居を構え、別荘地、保養地、避暑地として有名になりました。第2次世界大戦以降は東京のベッドタウンとして人口は急増、現在はJR藤沢駅中心に商業施設が集まっています。また慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス、日本大学、湘南工科大学といった大学、私立の中高一貫校なども市内にあり文教都市としても人気のあるエリアです。

古くから海水浴場として有名な鵠沼海岸は現在、大変な賑わいをみせる日本有数の海水浴場となり、辻堂海岸では海水浴客はもちろん、サーフィンスポットとして1年を通じて多くのサーファーがやってきます。神奈川県の指定史跡、日本百景の1つでもあり、江戸時代の浮世絵師の歌川広重にも描かれた藤沢市随一の観光スポットとして人気がある江ノ島は湘南を代表する景勝地です。日本三弁天の1つで552年に岩屋に神を祀ったことが始まりとされる、江島神社や島の奥部にある江の島岩屋は弘法大師や日蓮上人も修行したといわれる海食洞窟など見どころも多く、島の上部には常緑広葉樹林が広がり、磯釣りやダイビングも楽しむことができます。片瀬海岸にある新江ノ島水族館は右手に富士山、左手に江ノ島を望むロケーションにあり、日本で初めて深海生物の長期飼育に挑戦中の深海コーナー、幻想的なクラゲがおよぐクラゲファンタジーホール、約8,000匹のイワシの大群が泳ぐ相模湾大水槽、アシカやイルカのショーといった施設がある、子どもから大人までが満足できる水族館となっています。市内には他にも家族で楽しめる公園やスポーツ施設も豊富にあり、子育て中のファミリーには嬉しい環境です。

藤沢市内は、御所見地区、長後地区、遠藤地区、湘南台地区、湘南大庭地区、六会地区、明治地区、善行地区、藤沢地区、村岡地区、辻堂地区、鵠沼地区、片瀬地区と13の地区に分かれており、それぞれの地区の伝統文化や自然、景観などの特性を生かしたまちづくりを地区ごとに推進しています。藤沢市は子育て支援や高齢者福祉も充実しています。0歳～小学校6年修了までは保護者の所得制限なしで通院、入院の保険診療の自己負担分を助成する小児医療費助成制度がとられています。中学1～3年までは、保護者の所得制限はありますが同じく助成制度を受けることができます。高齢者に対しても、寝たきりの在宅高齢者、一人暮らしの高齢者などの家庭や福祉施設を訪問し、身の回りの相談や話し相手をするなど様々な活動をおこなっています。海や緑の多い自然に恵まれた環境、日本の歴史を身近に感じることのできる名所や大型商業施設などが揃った藤沢市は幅広い世代や世帯が住むのに適している地域といえるでしょう。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）