さいたま市中央区周辺のアパート賃料データ

さいたま市中央区の概要・交通アクセスについて

中央区は旧与野市のほぼ全域と、さいたま新都心の一部が加わったエリアです。区域の大部分が台地で、中央を鴻沼川が流れ、年間を通じて穏やかな気候で自然にも恵まれています。さいたま市の中央部西寄りにあり、JR埼京線と京浜東北・根岸線が南北に通っていて、交通の利便性が高く住みやすい環境です。東京の都心部から約25kmの距離にありアクセスがしやすく、また、さいたま市内の主要都市である大宮や浦和方面への通勤・通学も多く、東京や近郊都市のベッドタウンとして位置しています。その反面、区の北東にはさいたま新都心駅を抱え、新都心の一部を担い、さいたまスーパーアリーナの周辺施設や関東甲信越を所掌する国の行政機関などもあり、周辺地区からの通勤・通学者も少なくありません。JR埼京線の南与野駅、与野本町駅、北与野駅とJR京浜東北・根岸線のさいたま新都心駅、与野駅が区民の主な交通手段として使われています。

※注（JR京浜東北・根岸線の駅としての所在地ではさいたま新都心駅は大宮区、与野駅は浦和区に属していますが、駅周辺施設の所在地や旧与野市内｟旧与野市のほとんどの範囲は、現在の中央区に相当する｠であることから中央区に含めています）

沿線情報について

行政の中心はJR埼京線の与野本町駅で、駅周辺には中央区役所のほか、消防局や郵便局、図書館、体育館やプール、子育て支援センターなど多くの公共施設が集まっています。駅ビル内にはスーパーマーケットやドラッグストアがあり、高架下には各種飲食店が並んでいます。駅の約700m南西にある「彩の国さいたま芸術劇場」は、大小のホールに練習場やレストランを備えた施設で、蜷川幸雄氏の演劇公演や海外の著名なコンテンポラリーダンスやバレエ、オペラ、ミュージカル、オーケストラなどの公演に利用されています。JR埼京線の北与野駅は、デッキで周辺駅ビルなどの商業店舗とつながっていてとても便利です。また駅の北西約1.4kmには大型ショッピングモールがあり、路線バスも運行されています。北与野駅は約750m離れたさいたま新都心駅にもデッキでつながっているため、その利便性のよさからマンションも多く建っています。JR埼京線の南与野駅東口の高架下には医療モールとして各種クリニックや薬局、デイサービスなどがあります。高架上の駅のホームでは空気が澄んでいるときには富士山が見える日もあります。JR京浜東北・根岸線さいたま新都心駅は、「さいたまスーパーアリーナ」と直結しているほか駅周辺のビルがすべて広いデッキでつながっており、アリーナの西側すぐには首都高速埼玉新都心線の出入口があります。JR京浜東北・根岸線の与野駅は西口に商店街があり、駅周辺は高層マンションが建ち並ぶ住宅地となっています。10月には駅前通りを中心にして大正時代のにぎわいや風俗を再現する「大正時代まつり」が行われています。

街の自慢について

国内でも最大級の施設である「さいたまスーパーアリーナ」と「彩の国さいたま芸術劇場」があり、ここでは貴重な公演を間近で体験する機会に恵まれています。さいたまスーパーアリーナに続くデッキ上のけやきひろばには等間隔でベンチが設置され、夜には200本以上のケヤキがライトアップされて美しい景色を楽しめます。郊外には公園や自然も多く、5月には与野公園でばらまつりが開かれ、約170種3,000株のバラを楽しむことができます。7月には与野本町駅周辺で300年以上続く与野夏祭りが行われ、4つの地域から神輿が出て多くの人が集まります。12月の一山神社冬至祭では、裸足で燠火の上を渡る「火渡り」が行われます。一年の穢れを払い来る年の無病息災と家内安全を願い、火渡りを終えた参拝者には柚子が配られ、別名「柚子まつり」とも呼ばれ、この柚子湯に入ると風邪をひかないといわれています。周辺には歴史ある寺社が多く、旧与野市の7つの寺社で七福神すべてをお参りできる「与野七福神めぐり」も行われています。

子育て環境について

JR与野本町駅から北西約400mに「子育て支援センターよの」があり、JR駅に近いので新幹線やJR埼京線の列車を遊戯室から見ることができて、子どもたちに喜ばれています。また転入して1年以内の3歳未満の子どもとその親を対象にした「ウエルカムさいたま」というイベントが行われており、引っ越ししたばかりで不安な気持ちを和らげてくれます。