杉並区周辺のアパート賃料データ
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東京都杉並区の概要と交通アクセスについて
杉並区は東京都西部にある23特別区のひとつで、東は武蔵野市、西は中野区、南は甲州街道を挟んで世田谷区、北は青梅街道を挟んで練馬区に接しています。34.02k㎡の面積は23区中8番目の広さで、ほぼ全域にわたり閑静な住宅地が広がっています。杉並区の宅地に占める一戸建て住宅用地の割合は23区の中で最も高く(平成28年度土地利用現況調査結果 東京都都市整備局)、大きな公園が少ないにもかかわらず、個人をはじめとする敷地内緑や街路樹が多いことから、駅周辺を一歩離れると緑に恵まれた閑静な住宅街となっています。コミュニティも健在で、さまざまなカルチャーを核にフェスエィバルの開催など、街の活性化や文化交流が盛んなことが特徴です。鉄道路線は、JR総武線・中央線、東京メトロ丸ノ内線、京王井の頭線が区内を東西に横切っています。また南北には環状七号線や環状八号線などの幹線道路が走り、バス網も発達しています。
JR総武線・中央線エリアについて
JR総武線・中央線沿いの高円寺や阿佐ケ谷駅、荻窪駅、西荻窪駅には、古着屋や雑貨屋、ジャズ喫茶やライブハウスなど、個性的なショップが集まっています。荻窪ラーメンに代表されるB級グルメの飲食店や東南アジアの食事が楽しめるほか、スローフードなど自然派こだわりの店も多くあります。演劇や音楽、アートに魅かれる若者も多く集まるこのエリアは、カルチャーの発信地となっている一方で、高円寺純情商店街や阿佐ヶ谷すずらん通りをはじめ、古くからの活気溢れる商店街が街を盛り上げている一面もあり、物価も安く、若者からファミリー、高齢者まで、どの世代にも暮らしやすいエリアといえます。東京高円寺阿波おどりや阿佐ヶ谷七夕などの伝統ある祭はもとより、町をあげての大文化祭や大道芸大会など、1年を通してフェスティバルやイベントが多く開催されています。
西武新宿線エリアについて
新宿や池袋へのアクセスに便利な西武新宿線沿線は、下井草駅や上井草駅、井荻駅があり、各駅前から続く商店街を抜けるとすぐに住宅街が広がる、庶民的な雰囲気のある街並みです。井荻駅の北側には緑豊かな井草森公園があり、区立公園のなかで一番広い園内にはサッカーやラグビーに利用できる運動場や水遊び場が設けられています。また、かつて流れていた井草川沿いにつくられた旧井草川を整備した井草川遊歩道がエリア内に通り、木々や植物が整備された気持ちのいい緑道は地域の人の散策路として親しまれています。住宅街には畑もところどころに残っており、緑溢れる自然環境の良いエリアです。
京王・井の頭線エリアについて
永福町駅、西永福駅、浜田山駅、高井戸駅、富士見ヶ丘駅、久我山駅の京王線・井の頭線の各駅は、渋谷駅や吉祥寺駅へ乗り換えなしでアクセスできます。環状八号線の上に駅がある高井戸駅以外の駅は、周辺に少し店舗がある程度で、駅を出てすぐから住宅街となっています。大宮八幡宮や和田堀公園などの名所がある西永福町をはじめ、いずれも緑豊かな落ち着いた雰囲気の街です。古くからの屋敷も多く、治安の良いハイセンスな高級住宅地として、DNKSやファミリーの人気を集め、人口も増加しています。
生活情報について
杉並区は、教育や環境への先進的な取り組みで知られ、子育てから高齢者対策までを地域住民の立場や視点でバックアップしています。教育では地域を巻き込んだ教育立区を掲げ、全国初の区独自の教員養成を行い、公立中学の民間校長の採用や小学校低学年の30人程度学級を実現しています。子育て支援では、所得制限なしで15歳まで医療費を無料化、子育て応援券が支給されます。また、住宅地の多い杉並区では、若い世代でも住宅を持てるよう、定期借地権方などの活用で持ち家の取得を促進しています。屋上・壁面緑化の住宅、太陽光・雨水を有効に活用した住宅など、杉並区ならではの住宅の仕様を区民や事業者と共に協議し、ペットとの共生など新しい住まい方についても条例づくりに取り組んでいます。