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東京都清瀬市の概要と交通アクセスについて
医療の街として知られる清瀬市は、東京都多摩地域の北東部にあり、武蔵野台地の東北端手前約15km付近の平坦部に位置しています。埼玉県に突き出たクサビのような地形をしており、2022年5月1日現在、74,802人が暮らしています(清瀬市「月別の人口と世帯数」より)。市をおおまかに分けると、大きな団地のある北部エリア、まとまった農地と市役所のある中部エリア、大規模病院が集中する南部エリアの3つに区分できます。鉄道路線は西武池袋線、道路は志木街道、小金井街道、新小金井街道などが通っています。市内にICはありませんが、北東部に関越自動車道が走っています。
おもな沿線情報について
市の南部を東西に通る西武池袋線には、東寄りに清瀬駅、西寄りに秋津駅があります。清瀬駅は、池袋駅から急行で約22分。北口はペデストリアンデッキ(歩行者専用道)でスーパーマーケットと直接つながっており、南口には地域の人で賑わう昔ながらの商店街があります。西側には国立病院機構東京病院、救世軍清瀬病院、複十字病院・結核研究所、ベトレヘムの園病院などの大規模病院が建ち並ぶ医療の街が形成されており、日本社会事業大学、国立看護大学校、独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所などの教育・研究機関も立地しています。秋津駅は、北口が所沢市、南口が東村山市で、清瀬市は駅の東側にあたり、北東方向には明治薬科大学が広がっています。
子育て環境について
清瀬市では子ども家庭支援センターを中心にさまざまな事業が展開され、18歳未満の子どもと家庭に関する相談を受け付けています。同時に子どもたちからの相談にも乗り、さまざまな問題の解決の手助けをするほか、ショートステイ事業、ファミリー・サポート・センター事業、ホームビジター派遣事業等のサービスの提供や、子どもと家庭を支援する地域ネットワークづくりにも力を入れています。ショートステイ事業では、病気などの事情で子どもの面倒を見ることができない場合に、児童福祉施設等で1日~7日間、子どもを預かってくれます。また残業等で保護者の帰宅が遅くなる場合に、夜8時まで子どもを預かるサービスも行っています。ファミリー・サポート・センター事業は、冠婚葬祭・学校行事・仕事・通院・急用等で、一時的に子どもの面倒を見てほしい時や、保育園・幼稚園・学校・学童クラブ等の送迎の手助けがほしい時、病児・病後児の預かり、お泊り保育などに利用できます。またホームビジター派遣事業では、育児の不安等を抱え、就学前の乳幼児を養育する家庭に対してホームビジターが訪問し、保護者の話を聞き、家事・育児に一緒に取り組みます。このように状況に応じたサービスを用意するだけではなく、市内の各地域に子育て中の家庭が気軽に集える場所を提供しています。
都市計画マスタープランについて
清瀬市の都市計画は、2001年3月に策定した「清瀬市都市計画マスタープラン」に基づき、取り組みを進めてきました。2020年3月に都市計画マスタープランの改定を行い、4つの地域に分けて進められています。清瀬駅周辺地域は、「南口の駅前交通広場や都市計画道路の基盤整備を進めつつ、商業・サービス施設や事務所などの多様な機能の集積するにぎわいのある中心市街地の形成」を目指し、「にぎわい清瀬」という名の市民が主体で取り組むプロジェクトがつくられました。南部地域は、地域の南西側に広がる病院街の周辺にある、みどり豊かな空間の環境を維持・保全していくための施策について検討しており、中里一丁目緑地は連続する緑地を買収し、武蔵野の面影を残す雑木林の保全を図る予定です。中部地域は、「柳瀬川や空堀川沿いに点在する清瀬せせらぎ公園や清瀬金山緑地公園、台田の杜を整備・保全することで、水とみどりに親しむことができる環境」を目指しており、武蔵野の原風景を残す連続した緑地の買収を進め、水とみどりが調和した都市公園として整備を進めます。最後に、北部地域では、「下宿運動公園や清瀬内山運動公園などのスポーツ施設の集積を生かし、スポーツや健康づくりを楽しめる地域づくり」を目指し、市民の身近なスポーツの場として活用されるように、スポーツ施設の適切な維持管理と施設内容の充実を図ります。
街の憩いの場について
清瀬駅の南西部、徒歩20分ほどのところにある通称病院街通りの南側に、かつては結核療養所だった国立病院機構東京病院があります。病院のアカマツ林に囲まれた広い敷地内には、約50本のサクラの木が植えられている「桜の園」があり、毎年春になると見事なピンク色の桜が咲き誇り、今も昔も入院患者をはじめ多くの人々の癒しの場として親しまれています。清瀬駅の北部、柳瀬川に面した所沢市との境には、市内で最大の約2万㎡の敷地をもつ清瀬金山緑地公園が広がっています。武蔵野の風と光がテーマの清瀬金山緑地公園は、園内全体に、ケヤキ・クスノキ・コナラ・エゴノキ・ウツギ・ヤマハギなどの樹木とクマザサや各種の野草が植えられ、武蔵野の雑木林が再現されています。園内には湧き水を利用した池や小川も流れ、小川では川底に炭を置いて水を浄化してホタルの飼育が行なわれており、毎年6月頃にはホタルが舞う幻想的な光景を見ることができます。また冬には、あたり一面に花の香りが漂うなか、10万株を超える日本水仙の鑑賞が楽しめます。柳瀬川沿いには遊歩道が整備されているので、のんびりと散策を楽しむことができ、季節ごとに豊かな自然を身近に感じられる公園として、多くの市民に利用されています。