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東京都葛飾区青戸の地理情報と地名の由来

東京都葛飾区青戸は、東京都葛飾区の中部に位置します。戦後急速に発展していった住宅地で、東京都葛飾区青戸は一丁目から八丁目まであります。町域は、北は葛飾区亀有、東は中川を挟んで葛飾区高砂、南は葛飾区立石、西は葛飾区白鳥とそれぞれ接しています。古文献において「青戸」は、「青津」・「大戸」・「大津」などと記されていることもあり、表記が「青戸」に定着して以降もしばらくは「おおと」と発音されていました。地域の南端には京成本線・押上線の青砥駅があり、住所表記の「青戸」とは字が違います。こちらは鎌倉時代後期の武士青砥藤綱が由来とされていますが、真偽は定かではありません。

環状七号線の地下に眠る葛西城の歴史

東京都葛飾区青戸には、かつて葛西城が存在しました。環状七号線の整備をした際、発掘調査が行われ、多くの住居跡・井戸跡・板碑・宝きょ印塔・大量の土器類・陶磁器・木製品等が出土しました。葛西城の歴史は、鎌倉時代、板武平氏の葛西氏の城館として築城されたのが最初と考えられているようです。戦国時代には、山内上杉氏や後北条氏などの支城の一つとして使用され、江戸時代には、徳川家康から三代将軍・家光の代まで鷹狩りの際の休憩・宿舎として使用された「青戸御殿」として転用されていました。今ではその地は葛西城址公園になっています。

東京都葛飾区青戸からのアクセス情報

東京都葛飾区青戸の最寄り駅は、京成本線・押上線の青砥駅になります。京成押上線の起点駅で、京成本線の京成上野方面と、都営浅草線・京急本線からの列車が乗り入れる分岐駅でもあります。青砥駅から京成上野駅までは、乗車約15分。東京駅までは約30分。新宿駅までは約36分。渋谷駅まで40分、横浜駅までは、約50分で行くことが可能です。町域を東西に横切っている水戸街道と、町域を南北に通る環状七号線が東京都葛飾区青戸の青戸八丁目交差点で交差しています。

東京都葛飾区青戸の周辺情報

東京都葛飾区青戸には、保育園から幼稚園、区立小学校・中学校、私立の中高と揃っています。コンビニエンスストアは点在し、スーパーマーケットはもちろんのこと、総合ディスカウントショップもあります。町域内に郵便局は2つあり消防署出張所、病院も多数存在します。その中でも、東京慈恵会医科大学葛飾医療センターには救急部が設けられています。この場所で生活していく上でとても心強いのではないでしょうか。その他にも、青戸地区図書館、青戸平和公園、デイサービスセンターなどもあります。

(※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。)

※上記に掲載されている情報は、現在の状況とは異なる場合がございますのでご了承ください。