鎌ケ谷市の一戸建て賃料データ

千葉県鎌ケ谷市の地域情報

千葉県北西部の北総台地にある鎌ケ谷市は、緑溢れるなだらかな地形で豊かな農地が広がり、梨の産地としても知られています。シーズンには梨狩りを楽しむことができます。市の花は梨の花とききょうです。市の木はもくせいです。北部には手賀沼に注ぐ大津川、南部には東京湾に注ぐ海老川が流れています。この土地に人類が住み始めたのは約23,000年前の先土器時代です。当時はナウマン象やオオツノシカもいたといわれています。東林跡から発掘された道具や住居跡からその当時の生活の様子がわかります。また、複合遺跡である大掘込遺跡や根郷貝塚などの住居跡からは多くの土器や石器が出土しています。奈良時代や平安時代の住居跡も複数見つかっていて、双賀辺田遺跡からは平安時代のものである高床式建物跡や墨書土器も発掘され、高価な帯金具などから当時は特別な任務をもっていたと推定されています。江戸時代には銚子や鹿島灘で獲れた鮮魚を江戸日本橋まで運ぶルートとして現在市内を通る県道59号（通称：木下街道）は当時「鮮魚道」や「かしま道」「ちょうし道」などと呼ばれ、沿道には宿場もあり栄えていました。このようにとても歴史深い土地である鎌ケ谷市のシンボルマークは、市民から公募し昭和49年に制定されました。市章はかたかなで「カマガヤ」を円形にデザインしたものでカラーはグリーンです。円は和を表し、横長のデザインは市の発展を意味しています。

地盤は市全域に渡って比較的強い地域になっています。市内の小・中学校でも耐震化を図り、避難所の備蓄倉庫の整備もなされています。市の面積の約半分が市街化調整区域となっていて、緑あふれる195ほどの公園があり自然環境とうまく調和した街づくりをしています。市内を通る鉄道網は東武野田線[アーバンパークライン]、新京成電鉄、京成成田空港線・北総鉄道線があり、全ての路線が新鎌ヶ谷駅に乗り入れています。市内の主要駅である新鎌ヶ谷駅から都心部の日本橋駅までは直通で約35分、また成田空港(成田第1ターミナル)駅には直通で約30分と都心だけでなく海外への玄関口にも快適なアクセスとなっています。東武野田線[アーバンパークライン]は他に鎌ヶ谷駅があります。また新京成電鉄はくぬぎ山、北初富駅、新鎌ヶ谷駅、初富駅、鎌ヶ谷大仏駅の5つの駅があります。鎌ヶ谷大仏駅周辺には、江戸時代に宿場町として賑わいをみせた宿の北側として当時の姿が見られます。

スポーツや文化的活動も積極的に行っています。「ファイターズタウン鎌ケ谷」があり、プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」に入団した選手が、まず生活する場所となっています。このほか蒸気機関車や飛行機が展示された市制記念公園では桜を楽しむこともできます。この一角にはアリーナや野球場、テニスコートや多目的グラウンドなどがあり、見るだけでなく、参加するためのスポーツ施設が充実しています。これらの施設のネーミングは命名権スポンサーを募集し、そこで得られた収入は市民サービスの向上という形で市民に還元しています。

緑豊かな市民の森にはキャンプ場があり通年利用できます。貝柄山公園には水鳥が優雅に泳ぐ池があり、多目的広場ではのびのびと体が動かせ、休日には多くの市民で賑わいます。市内には他に多目的グラウンドやテニスコートが数カ所あります。また市民の健康推進を兼ねた市内のウォーキングコースなども提案しています。温水プールや浴場、トレーニングルームに加え、食事処も備えた「さわやかプラザ軽井沢」という施設もあり大広間やテラスでくつろぐこともできます。

新鎌ヶ谷駅からは「ききょう号」というコミュニティバスで行くことができます。文化施設としては「男女共同参画推進センター」があります。ここでは性別にかかわりなく、個性と能力を発揮するための活動や作業のためのスペースを提供し、学習や交流の支援をしています。また生涯学習推進センター「まなびぃプラザ」は、市民の方々に生涯学習の情報提供やサークル活動の拠点、またこれら団体の研修、会議に利用できる総合施設となっています。郷土資料館では市内にある文化財を展示し学習相談なども受けています。このように様々な施設が充実した鎌ケ谷市では「きめ細やかな」子育て支援を掲げ、のびのびと子育てができるようなバックアップ体制を取っています。児童センター等は市内に5カ所設けられています。保育所の定員を増加させるほか、市内の保育園では園庭の開放をしています。小・中学校では、少人数教育指導教員、特別支援教育推進指導教員、学校図書館司書を全校に配置しています。医療費の助成も中学3年生までに拡大し、登録申請することで一部の負担金で医療機関が利用できます。またこちらも申請が必要ですが、中学校修了前の子どもを養育している保護者に対し、児童手当が支給されます。市内には子どものための遊び場を提供する5カ所の児童センターがあります。また負担金はありますが、共働き家庭などのために放課後の学校施設を利用した「放課後児童クラブ」があります。小学1年生から6年生までが対象となっています。また登録制ではありますが、「ファミリー・サポート・センター」という育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人とで構成されるボランティア組織の運営もしています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）