川崎市高津区宇奈根の一戸建て賃料データ

神奈川県川崎市高津区宇奈根の地域情報

神奈川県川崎市高津区宇奈根は、東京都と神奈川県を流れる多摩川に沿った地域です。高津区の西北部に位置します。もともとは、現在の東京都世田谷区宇奈根と同じ宇奈根地区と呼ばれ地区の中央を多摩川が貫き、右岸の本村地区と左岸の宇奈根山野地区に分断されていたため、明治時代までは、「宇奈根の渡し」と呼ばれる渡し舟が両岸をつないでいました。明治時代に行われた郡境が設定された際に、右岸は神奈川県川崎市高津区へ、左岸は東京都世田谷区へ編入されました。そのため、宇奈根の地名は世田谷区と高津区の両方に残っています。

神奈川県川崎市高津区宇奈根へのアクセス環境

神奈川県川崎市高津区宇奈根へのアクセスは、JR南武線久地駅から徒歩約16分です。また、JR南武線津田山駅や東急田園都市線二子新地駅からも徒歩約25分で行くことができます。道路が整備されており、自転車や歩行者が通行しやすい環境になっています。毎日、多摩川べりを通勤・通学に利用すれば、より健康作りに役立つでしょう。自動車の利用も便利です。

神奈川県川崎市高津区宇奈根の周辺環境

神奈川県川崎市高津区宇奈根周辺は工場が多いこともあり、夜間はとても静かです。近年、地域に夜遅くまで営業するスーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなども増えてきました。宅配サービスを実施している店舗もあります。また、多摩川まで徒歩3分程度なので、河川敷では人の姿が多く見られます。ゲートボールを楽しむ高齢者や犬の散歩をしている人など、老若男女自然の中で楽しんでいます。2つの野球場や多目的広場の他、パークボール場もあります。大会も頻繁に行われており、子どもからお年寄りまで親しんでいます。多摩川の沿岸は芝生など緑も豊かです。ジョギングやサイクリングを楽しむ人も多く、同じ趣味を楽しむ人同士の交流の場にもなっています。最寄り駅の久地駅周辺は、江戸時代から梅林が有名でした。現在は近代化に伴う工場進出や宅地化により少なくなっていますが、府中街道沿いや公園などで見ることができます。梅の木は高津区の木としても指定されています。

ふたつの宇奈根の歴史を見守る氷川神社

住民により村の鎮守として大切にされている氷川神社。氷川神社は、もともと多摩川の対岸にある世田谷側にありましたが、東京と神奈川に分断されたことを契機に1927年に分祀、創建されました。秋には例祭が行われ賑わいを見せます。