京都市山科区の一戸建て賃料データ

京都府京都市山科区の地域情報

京都市の東端にあり、滋賀県との県境に位置することから、玄関口として発展を遂げた山科区には、2022年5月1日現在で133,354人の人々が暮らしています（京都府「京都府推計人口」より）。安祥寺川、四ノ宮川、音羽川の3つの河川に恵まれているため、農業に適した土地として古くから繁栄しました。区内では伝統産業が今なお受け継がれており、特に清水焼や京うちわ、京仏具などは全国的にも有名な産業となっています。自然も多く残されており、街の近代化にともない作られた琵琶湖疏水には桜や紅葉が見られ、開花の季節にはその素晴らしい景観が観る者を楽しませてくれます。

京都市山科区のアクセス環境

JR東海道山陽本線を利用すれば、山科駅から繁華街が広がる京都駅まで約5分でアクセス可能です。多くの商業施設がある大津駅までも同じく約5分で到着することができます。また、中央を南北に通る京都市営東西線は、京都府宇治市の六地蔵駅から京都市右京区の太秦天神川駅までをつなぐ路線で、縦横無尽に張り巡らされたその路線は日常生活でも便利に活用できるでしょう。

道路は、東西に通る国道1号が清水寺の脇へとつながっています。また、名神高速道路のICもあるので、これを利用して大阪方面へのアクセスも可能です。

桜の名所が集まる街

山科区には、桜の名所が多いという魅力もあります。日向大神宮は、天照大神が祀られる由緒正しい神宮ですが、桜の名所としても有名です。春はもちろんのこと、秋に花を開く十月桜が植えられているため、1年に2度もの桜のシーズンがある珍しいスポットとなっています。紅葉狩りと花見というふたつの楽しみ方を同時に可能にできるのがこのスポットの魅力です。また、琵琶湖疏水はソメイヨシノと山桜の2種類の桜が楽しめるスポットです。800株もの桜は春を迎えると満開になり、散った桜の花びらが水上に浮かぶ様子は情緒溢れる美しさがあります。また、このほかにも、大化の改新で活躍した天智天皇山科陵があるなど、歴史的な遺産が多いのも特徴です。

伝統産業の街

山科区は、自然と伝統が継承され続けている地域です。清水焼や京扇子などの伝統産業は、特有の文化であるとも表現できます。自然と文化の調和がとれており、住みやすさが全面に推し出されている地域、これが山科区の最大の特徴です。