生駒郡安堵町の一戸建て賃料データ

奈良県生駒郡安堵町の地域情報

生駒郡安堵町は、大和盆地の中央に位置する面積約4.33㎢の町です。かつては大和川の水運で栄え、のちに天理軽便鉄道が通り交通の要衝となりました。史跡も見られ、国の重要文化財である中家住宅や安堵町歴史民俗資料館など当時の生活がうかがえるものが多く残されています。また、自動車道沿線には工場などが見られます。

生駒郡安堵町のアクセス環境

町内には奈良交通の路線バスが走るほか、安堵町コミュニティバスが運行しています。安堵町コミュニティバスは、安堵町役場からカルチャー福祉センターや近鉄天理線、橿原線の平端駅などを結んでいます。安堵町役場にて奈良交通の路線バス(法隆寺駅－かしの木台線)と乗り継ぎが可能で、住民の生活の足になっています。

鉄道駅はありませんが、近隣地域にはJR関西本線〔大和路線〕の法隆寺駅や大和小泉駅などがあります。道路は西名阪自動車道、奈良県道109号天理斑鳩線が通っており、町内には西名阪自動車道の大和まほろばスマートICがあります。

地域行事やコミュニケーションの場が充実した町

有名な寺社として紫雲山極楽寺があります。極楽寺は、587年聖徳太子によって建立された国指定重要文化財の阿弥陀如来坐像を本尊とする寺です。

住民の地域交流施設としては、トーク安堵カルチャーセンターがあります。ここは多目的ホールや和室、創作室、調理実習室などの貸し出しをしている施設です。スポーツ施設としては安堵中央公園体育施設があり、ここではアリーナやテニスコート、多目的広場を利用することができます。

どちらも地域住民の交流を目的とする施設です。

住民の生活に根ざした取り組みが生きる町

生駒郡安堵町は、スマートフォンのアプリで税金を支払えるようにしたり、交通系ICカードが利用できる安堵町コミュニティバスを運行させたりするなど、生活環境の整備に尽力している町です。また、安堵町歴史民俗資料館が中心となって、灯芯ひき体験会やもちつき大会、茶道教室などを企画し、文化の継承にも取り組んでいます。

子育て支援事業や介護予防・日常生活支援総合事業などの自助・共助・公助による福祉にも取り組んでいます。商工業においては、まほろばスマートICを活用した工場の基盤整備を促進しています。

広い町ではありませんが、その分地域に根ざしたきめ細やかな制度や取り組みをすすめるまちづくりがなされています。