大阪市生野区の一戸建て賃料データ

大阪府大阪市生野区の地域情報

大阪市生野区は大阪市の南部に位置し、東大阪市、東成区、天王寺区、阿部野区、東住吉区、平野区に隣接しています。大阪市における外国人住民の数が第1位となっています。産業は商業が盛んで工場も多く、金属加工やゴム製造で発展した中小企業が多く集まる街です。また、万葉の時代からの古い歴史が残されており、だんじりや地蔵盆などの地域伝統が守られ、下町の良さが生きている人情味豊な地域です。ものづくりのまちとして発展し、今でも世界有数の技術力を有する企業が多く残っており、地域コミュニティ形成の場ともなっています。

人口は令和3年3月末日のデータで約12万人、居住する外国人で多いのは韓国・中国などアジアの人々です(「住民基本台帳人口」より)。

大阪市生野区のアクセス環境

生野区内にはJR大阪環状線や近鉄大阪線、JRおおさか東線が通っており、各地域へのアクセスが良好です。ほかにも路線バスや生野区コミュニティバスの運行によって、高齢者が公共施設や病院などへ行きやすいまちづくりがなされています。幹線道路は国道25号や308号の利用で南北へのアクセスが可能です。

ものづくりのまち

生野区にはだんじりとふとん太鼓の伝統が残されています。地域に愛されるお祭りで、各地域によって異なる特色を持つだんじりを見ることができます。ほかにも御勝山古墳、勝山遺跡などが残されています。

また、ものづくりのまちとしてさまざまなイベントが開催されています。平成28年時点では1,962社もの製造業者があり、これは大阪市内24区のなかで第1位の数です。生野ものづくり百景では、働く人々の普段見ることができない技術の魅力に触れるイベントが公開されました。このものづくりの文化は地元の学校でも広められ、地域をあげて製作を体験できる場所になっています。

下町風情溢れるふれあいのまち

生野区は下町の風情が残る温かみのある地域で、古い町並みも残っています。区民同士の絆が強く、ボランティア精神が旺盛のため、地域みんなで支えあう精神を持つ街といえます。高齢化社会へと向かう現代において、子育て支援や地域福祉の充実、防災や防犯にも力を入れています。

商業施設は駅周辺に集中しているため、通勤や通学の際に立ち寄ることができます。また、ものづくりの街として発展してきた背景もあり、製造業のさらなる発展も期待されています。祭りを通して地域住民が触れ合う機会も多く下町の風情が残る、地域団結力が強い住み良い街だといえます。