坂戸市の一戸建て賃料データ

坂戸市の地域情報と概要・交通アクセスについて

坂戸市は埼玉県のほぼ中央に位置し、江戸時代には八王子から日光へとつながる千人同心街道の坂戸宿として栄えました。肥沃な土地を持ち農業が中心の町として栄えましたが、高度成長期には、東京都心部から45km圏内の新興住宅地としての開発が進みました。2022年4月現在、99,719人が暮らしています（坂戸市「町・字別世帯人口表」より）。ほぼ平坦な土地ですが、市西部には秩父山系の先端の城山があります。市内には清流・高麗川が南西から東へ流れ、市民に安らぎを与えています。市内には東武東上線・東武越生線の若葉駅、東武東上線の坂戸駅・北坂戸駅、越生線の西大家駅があります。車でのアクセスは、首都圏中央連絡自動車道坂戸IC、もしくは、隣接する鶴ヶ島市の関越自動車道鶴ヶ島ICの利用が便利です。さらには平成25年8月に関越自動車道坂戸西スマートICが開通し、これによりさらに利便性が向上しました。

沿線情報について

東武東上線の開通によりベッドタウン化が進んだ坂戸市ですが、東武東上線の坂戸駅は越生線の始発駅で、坂戸市内における公共交通機関の中心といえます。坂戸駅から池袋駅までの所要時間は約43分です。駅周辺には大型スーパーマーケットをはじめ、多くの商店や飲食店が並びます。さらに駅北口には、サンロード商店街もあります。一方、周辺の住宅地開発にともない開業した北坂戸駅は多くの集合住宅に囲まれた駅で、スーパーマーケットや溝端公園・芦山公園といった広々とした公園にも近く、とても暮らしやすい町です。また、隣接する鶴ヶ島市との市境にある若葉駅や東武越生線西大家駅は、それぞれ高等学校や東京国際大学や女子栄養大学などの大学に近く、朝夕は多くの学生で賑わいます。

子育て環境について

坂戸市では「子育てファミリーの『おしえて！』メールポスト」を開設し、電話が苦手な人や役所が開く時間に問い合わせができないママでも悩みを相談したり、行政の子育て情報を聞けたりできるようになっています。また、溝端町にある坂戸子育て支援センターでも子育て電話相談や面接相談のほか、親子で参加できる「あそぼう会」を開催しています。市内には4カ所の児童センターもあり、それぞれの地域の特色にあう活動をしています。たとえば、プラネタリウムを有する坂戸児童センターでは、メガスター開発者・大平貴之氏との協定のもと、毎週土日にメガスタープラネタリウムの特別上映を実施するなど、大型天体望遠鏡で星を観るイベントも行なっています。一方、経済的にも安心して子育てができるよう、入院・通院ともに中学3年生までの医療費が助成されています。

街の自慢について

関東屈指の清流・高麗川と豊かな自然に恵まれ、調和の取れた町づくりを目指している坂戸市。高麗川のほとり10kmに渡って整備された「高麗川ふるさと遊歩道」を歩けば、心も身体も健やかになれます。そんな坂戸市でのイベントといえば、2001年に市制施行25周年を記念した市民まつりから始まった「坂戸よさこい」です。毎年10月に開催され、回を重ねるごとに賑わいを増すなど今では関東有数の祭りへと成長し、約18万人の人々が訪れます。振付・衣装ともに自由なため、老若男女を問わず個性豊かな演舞を満喫できます。