西東京市の一戸建て賃料データ

東京都西東京市の概要と交通アクセスについて

田無市と保谷市の合併によって2001年に誕生した西東京市は、東京都多摩地域の東部に位置しています。比較的水利に恵まれており、東京23区に隣接する地域としては多くの緑地が存在し、武蔵野の面影を色濃く残しています。北に白子川、中央部に新川、南部に石神井川が流れ、西から東になだらかに傾斜したほぼ平坦な地域で、早くから都心のベッドタウンとして発展し、2022年1月現在は人口205,805人が暮らすところとなっています（西東京市HP「人口・世帯数」より）。旧田無市は江戸時代から青梅街道の宿場町として栄えていたことから、青梅街道や所沢街道、富士街道、五日市街道、保谷街道など多くの道路が市内を通っています。鉄道は西武池袋線と西武新宿線が走り、都心へのアクセスが良好なエリアです。

おもな沿線情報について

市の北部を東西に走る西武池袋線には、東から保谷駅、ひばりヶ丘駅があります。西寄りのひばりヶ丘駅は、池袋駅から急行を利用して約15分の距離で、西武池袋線は東京メトロ有楽町線・副都心線と相互直通運転を行っているため、都心へのアクセスが便利です。南口周辺には商業施設や、金融機関のビルが建ち並び、商店街も形成されているので、暮らしに便利な環境となっています。バス路線も多く、田無駅、武蔵境駅、三鷹駅行きなど、周辺地域の各主要駅へのバスが運行されています。市の南部を東西に通る西武新宿線には、東から東伏見駅、西武柳沢駅、田無駅があります。田無駅は、西武新宿駅から急行で約20分、JR山手線とつながる高田馬場駅からは約16分、武蔵境駅、吉祥寺駅、花小金井駅、三鷹駅へ直接行くことができるバス路線も通っています。再開発された北口周辺には、スーパーマーケット、多くの専門店が入っている大型ショッピングセンターがあり、周辺には複数の商店街も形成され、活気のある街が形成されています。市役所田無庁舎、郵便局、警察署、社会福祉センター、中央図書館、公民館などの公共施設も周辺に集中し、複数の総合病院もある環境です。このあたりには神社仏閣も多く、だるま市や梅の市が開かれる田無山総持寺や、「わんぱく相撲田無場所」や青空骨董市で賑わう田無神社などがあります。また、東京大学農学部の広大な農場や西東京いこいの森公園など、緑の環境も豊かです。

子育て環境について

子育て相談の窓口としては、保健福祉総合センター「育児相談」、子ども家庭支援センター「子ども家庭相談」、地域子育て支援センター「子育て相談」などがあります。子どもを一時的に預けたいときは、保育園での一時保育、緊急一時保育や児童養護施設の「子育て支援ショートステイ」などが利用でき、ファミリー・サポート・センターを通して会員に依頼することも可能です。病気回復期の子どもを一時的に預けたいときは、病後児保育室が用意されています。さらに、小さい子どもと保護者が遊べる場所として、「子育てひろば」が設置されており、市内5カ所にある「地域子育て支援センター」にも子どもが遊べるスペースがあります。また、市内11カ所にある児童館では、0歳から18歳未満の子どもたちがいっしょに遊べ、イベントが楽しめます。

これからも住み続けたい街について

市が2017年に行なった市民意識調査では、「西東京市に愛着を感じていますか」という質問に対して、「感じている」と「どちらかというと感じている」と答えた人の合計は68.6％。「日ごろの住み心地」という質問については、「満足している」と「やや満足している」と答えた人の合計は63.4％に上っています。「これからも住み続けたいですか」という質問に対しては、「これからも住み続けたい」と「当分は住み続けたい」と答えた人の合計は75.0％で、これらの数字から、西東京市が住宅都市として市民から高い評価を受けていることがうかがえます（西東京市HP「市民意識調査報告書」より）。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）