習志野市のマンション賃料データ

千葉県習志野市の地域情報

千葉県北西部に位置する習志野市は東京都心部から約30㎞圏内の場所にあります。東を千葉市、西を船橋市、北を八千代市、南を東京湾に囲まれています。習志野市の海岸線は東京湾（千葉港）の一部であり、平坦な埋立地と内陸部にある自然地形とで構成されています。かつては、軍都として鉄道連隊や騎兵連隊が設置されていましたが、現在は当時の軍用地が学校や病院などに建て替えられました。基本理念である文教住宅都市憲章が施行50周年を迎え、埋め立てられた臨海部は秋津団地や袖ヶ浦団地など大型団地の建設に利用され、東京都心のベッドタウンとして重要な役割を持っています。市の気候は温暖で過ごしやすく、夏は南東の季節風により湿度が高く、冬は北西の乾燥した季節風が吹く太平洋岸式気候です。2022年3月現在の人口は175,076人です（習志野市「市の人口」より）。

習志野市のアクセス環境

習志野市内にはJR総武本線津田沼駅とJR京葉線新習志野駅、京成本線の谷津駅・京成津田沼駅・京成大久保駅・実籾駅、京成千葉線の京成津田沼駅、新京成電鉄の京成津田沼駅・新津田沼駅の駅が存在しています。このうち利用者が多いのはJR総武本線津田沼駅で、東京駅から当駅までは快速で約28分とアクセスが良好です。津田沼駅南口からは羽田空港行きや富士急行の高速バスが発着しています。また、市内には複数のバス会社による路線バスが運行しています。

自然本来の姿を残す場所や時代に沿った整備がなされた公園が点在

谷津遊園の中の1957年開園のバラ園では、世界各国のバラが試作されていました。その後、閉園の時期を経て習志野市の都市公園「谷津バラ園」となり、現代にふさわしいデザインの美しいバラを鑑賞できます。スロープが設置されているので、車椅子の方でも鑑賞・散策が可能です。

谷津干潟は東京湾の最奥部にある約40haの場所で、魚・カニ・ゴカイとそれらをエサとする多くの野鳥たちの姿が見られます。干潟周辺には観察・散策コースが、観察学習に適した自然観察センターもあります。

また、習志野市内には美しい自然や緑地が見られる公園が点在し、ここが市民の憩いの場となっており、休日には多くの家族連れの姿が見られます。

自然と街の調和で美しい街を目指して

習志野市は、1954年8月に千葉県内で16番目の市として誕生しました。1970年には街づくりの理念「文教住宅都市憲章」が制定され、それ以降都市と自然の調和がとれた街づくりが推進されました。都内へのアクセスのよさから、ベッドタウンとしての役割も持っています。現在では、市民主体の街として文化・教育をメインに、独自性を尊重しながらの発展を続けています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）