川崎市麻生区のマンション賃料データ
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神奈川県川崎市麻生区の地域情報
川崎市麻生区は川崎市多摩区、宮前区、横浜市青葉区、東京都町田市、多摩市、稲城市と隣接し川崎市北西部の多摩丘陵の一角に位置しています。面積は川崎区に次いで2番目に広く、標高は高め、特に東京都町田市との境にある黒川は海抜が148mと川崎市内で一番高くなっています。1982年に多摩区から分区し、川崎市で最も新しい区の麻生区は「あそう」ではなく「あさお」と読みます。地名の由来は古くから麻が自生しており、8世紀ころには朝廷に麻布をおさめた記録が残っていたことからきています。麻生区全体は住宅系の土地利用の割合が高く、工業系の土地利用が川崎市の平均と比べて特に低いのが特徴といえます。麻生区には小田急小田原線・多摩線、京王相模線が通り、百合丘駅、新百合ヶ丘駅、柿生駅、五月台駅、栗平駅、黒川駅、はるひ野駅の7駅があります。1960年代から麻生区の丘陵地帯では都市再生機構による団地建設が始まり人口が急速に増加しました。麻生区には南側を横浜市青葉区、その他三方を東京都町田市に囲まれている飛び地と呼ばれる岡上地区があります。岡上地区は昔から柿生との結びつきが強くあった地域であったため、1939年に横浜市か川崎市との合併の選択を迫られた際に当時の住民が川崎市との合併を選んだという経緯があります。この地区は市街化調整地域、農業振興地域に指定されていることもあり、現在でも緑豊かな農村が残り、四季折々ののどかな風景が広がっているエリアとなっています。
小田急電鉄小田原線の新百合ヶ丘駅周辺には昭和音楽大学、日本映画大学、川崎アートセンターといった文化・芸術施設が多く集まっています。麻生区では「しんゆり・芸術のまち」を推進しており、コンサートや映画祭を開催するなど、区民が身近に芸術や文化にふれ合うことができる環境となっています。小田急多摩線の栗平駅には難関大学への進学率も高く、高校野球では甲子園にも出場、サッカーでも全国大会出場し、その他のスポーツでも好成績を収めている私立桐光学園中学校・高等学校があります。麻生区内には1615年に開山され、梅雨時には1,000本を超えるあじさいが咲く浄慶寺や、小田急多摩線の五月台駅から徒歩10分にある修廣寺、ここには広い境内に重厚な仁王門があります。修廣寺は明治時代に初めての公立学校「片平学舎」が開かれた、歴史を感じさせる寺です。その他にも国の登録記念物にも登録され、日本最古の樹齢が450年と伝えられる禅寺丸柿の原木が残る王禅寺、1525年に開山された五重塔が有名な香林寺など、由緒ある神社や寺が多く残っています。柿生駅から古沢までの麻生川沿いには桜並木が続き、桜が見ごろになる時期に合わせて麻生桜まつりが開催されています。沿道に多数の模擬店が並び大道芸やお囃子が出て大勢の花見客を楽しませています。古沢コスモス景観会、柿祭り、農業まつりなど区内の4分の1に山林や農地が残り、豊富な自然にも囲まれている立地から季節に合わせ区民が参加できる祭りが色々と催されています。市制60周年記念総合公園として造られた王禅寺ふるさと公園は水と緑をテーマにした公園です。芝生広場やアスレチックがある多目的広場、天気が良い日には富士山を見ることができる眺望広場、散策路、水遊びができる多摩川をイメージした流れなど、広い敷地には子どもを連れたファミリーが楽しめるスペースが多くとられています。
麻生区は子育て支援も充実しています。区役所内にこども情報コーナーがあり、育児相談やアレルギー相談など、きめ細やかな相談に対応しています。また保健福祉センター児童家庭課では子どもが悩みを相談できるホットラインを設けています。このように麻生区は都会に近い立地ながら自然が豊かに残り、商業施設も充実した幅広い世代に暮らしやすい住環境となっています。