角田市のマンション賃料データ

角田市の地域情報

角田市は、宮城県南部に位置する市で、2022年5月現在の推計人口は27,511人となっています（角田市「人口と世帯数」より）。角田市の歴史は古く、今から約6000年も前の縄文時代までさかのぼります。市制が施行され今の角田市が誕生したのは1958年のことで、その5年後の1963年に農作業機械を導入するなど農業を中心として栄えた地域でもあります。

水田農業を中心として発展した同市は、主に行われているのが水稲となりますが、そのほかにも、乳牛や肉用牛、果樹、園芸といった農畜産物も生産しているのが特徴です。角田市の食の象徴として米・豆・梅を掲げており、それらを中心として「食と物産のブランド化」を推進し、食に関するこだわりを持って独自のブランドを確立しています。

角田市の交通事情

市内には阿武隈急行線が通っており、角田駅、南角田駅、横倉駅、岡駅の4つの駅があるため、市外へのアクセスも良好です。電車を使って福島や仙台方面にも行くことができます。

また、市内には、デマンド型乗合タクシーの「ラビットくん」があります。これは2007年より運行がスタートしたもので、事前に利用登録し電話で乗車予約することによって、エリア内でタクシーを利用できるようになります。お子さまから高齢者までがリーズナブルな料金で利用でき、車がない方でも市内を自由に移動できるシステムとなっています。

季節ごとに多くのイベントが

春から冬にかけて1年中さまざまなイベントが行われている角田市では、春に菜の花まつりやうめ～梅まつり in かくだ、秋になると角田ずんだまつりなどが行われます。お祭りでは、農産物の即売会を開催したりオリジナルの料理を提供したりと地域の温かみを感じることができます。

市内にある観光施設としては、安狐山斗蔵寺や勝楽山高蔵寺があります。安狐山斗蔵寺には千手観音像が祀られており、外には斗蔵野鳥の森が広がっています。バードウォッチングにも最適な場所で、ホオジロやシジュウカラなどさまざまな鳥の鳴き声を聴くことができます。

食にも文化にもこだわり

食へのこだわりも強く、地域に根付いたイベントなども多く行われている角田市は、地元住民で町を盛り上げていこうという結束力や温かさを感じられる地域です。歴史を重んじつつ、将来へ向けて夢を切り拓いていこうという明るく前向きな姿勢を持って前進しているのが魅力といえるでしょう。のどかな街並みの中で、独自の自然と文化に触れながら暮らしていくことができます。