箕面市のマンション賃料データ

大阪府箕面市の地域情報

箕面の滝で知られる箕面市は、大阪府の北西部にある北摂エリアのベッドタウンのひとつです。市の北側3分の2ほどは手付かずの原生林も残る山深い山間地域で、南部の平坦な地域メインに約13万人、約60,000世帯が暮らしています(最新の人口・世帯数 令和4年(2022年)4月（いずれも令和4年3月末現在の確定値))。南端を東西に走る国道171号と、その北側を並行して走る府道9号、中央部を南北に走る新御堂筋（国道423号）が箕面市の主要道路です。南西部の一角を阪急箕面線が走っており、沿線には街づくりで自然を活かし美しく整備された住宅街が広がり、百楽荘や桜ヶ丘など名高い高級住宅地が控えています。阪急箕面線は宝塚線を経由して乗り換えなしで大阪のターミナル駅大阪梅田駅へと続いており、約30分でアクセスできます。2023年度開業予定の北大阪急行線でますます便利になる箕面市は、住宅地としての人気もさらに上昇傾向にあります。

観光・レジャー環境について

野生のニホンザルが生息することでも知られる箕面山では、箕面の大滝まで続く道はハイキングコースとしても人気があり、特に紅葉のシーズンには行楽客が府外からも訪れます。山中には勝尾寺などの観光名所や府営の箕面公園昆虫館などもあります。箕面スパーガーデンで知られる箕面温泉は、旅館やホテルへの宿泊や日帰り入浴でも楽しめるほか、箕面駅構内には足湯もあります。一方、新御堂筋と国道171号とが交差する萱野交差点付近は「かやの中央」と呼ばれ、箕面市の新都心として商業施設が集まっています。なかでも映画館やフィットネス、飲食店、大型スーパーマーケットまでが揃うショッピングモールは、市内外から多くの人が訪れる人気のスポットです。

子育て環境について

箕面市では子育て支援に力を入れています。市内２カ所に設けられた子育て支援センター「おひさまルーム」は、無料で利用できるプレイルーム。子どもにとっては遊び場、親にとっては子育て情報の交換の場として、他の保護者と交流ができます。また、市では子どもたちの描いた画を保育園や幼稚園に展示する「みのお子どもミュージアム」の開催や、幼稚園の地域開放なども行っています。市役所豊川支所でも、巨大なプレイルームなど子育て支援機能が充実しています。

進行するニュータウン計画

箕面市では近年「水と緑の健康都市 箕面森町」と「国際文化公園都市 彩都」の2つの大規模郊外型ニュータウンが整備されています。北部の止々呂美集落付近に広がるのが、水と緑の健康都市 箕面森町で、南部の箕面新都心とは、箕面グリーンロード（箕面有料道路）で結ばれています。箕面森町には、大阪府初の公立の小・中一貫校「とどろみの森学園」(（箕面市立止々呂美小・中学校)があります。緑豊かな山中に位置し、近くにはキャンプ場などもあります。千里ICから箕面有料道路で約15分、街の南部には新御堂筋が通っており池田市や亀岡市へのアクセスに便利です。市の南東部端、隣接する茨木市とまたがって開発されているのが、「国際文化公園都市 彩都」です。彩都構想の西区にあたる箕面市内は、すでにあったニュータウン粟生間谷住宅や大阪大学箕面キャンパスを包み込む形でニュータウンが広がっていますが、彩都では、もともとその地にあった山林の木を移植復元した形で自然が多く残されています。商業施設のほか生命科学や医療関係の研究施設や関連企業もあり、里山公園や集合農地などを整備して、新しい郊外生活の試みとして、里山サークルや棚田ファーマーサークルなどの活動を促進しています。大阪モノレール彩都線がすでにニュータウンまで延伸してきており、茨木市にある彩都西駅前にはショッピングセンターや野菜直売所も開業しています。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）