東大阪市のマンション賃料データ

大阪府東大阪市の地域情報

東大阪市の歴史の始まりは、いまから数万年前の旧石器時代にまでさかのぼります。生駒山麓から河内平野へと広がっている東大阪市ですが、当時は市域のほとんどが湿地であり、山麓からは当時の石器が見つかっています。時を経て、徳川家康が豊臣家を攻めた大坂冬・夏の陣においては若江が激戦の舞台となりました。1967年には布施・河内・枚岡が広域行政の実現をめざし合併して東大阪市が誕生しました。令和4年4月1日現在の東大阪市の人口は488,490人（東大阪市「人口の動き」より）です。東大阪市は「モノづくりのまち」として知られています。市内で生産された製品は新幹線やスカイツリーなどに使用されて社会をさまざまな面で支えています。市内の企業が生産するサングラスはオリンピック選手やプロゴルファーにも愛用されています。東大阪市には約6,000の工場があり、全国主要都市別事業所数では第5位を誇ります。その9割は従業員20人未満の小規模なものですが、高度な技術を持った職人によってさまざまなモノづくりが行われています。

東大阪市のアクセス環境

河内平野のほぼ中央に位置する東大阪市は、西は大阪市、南は八尾市、北は大東市と接しています。東大阪市内は地下鉄を含む鉄道網が発達しており、26もの鉄道駅が存在しますが、特にメインと呼べる駅はありません。電車でのアクセスは、利用者数の多い布施駅までは近鉄奈良線「大阪難波駅」から近鉄奈良方面ゆきの急行で約10分と非常に好アクセスです。車でのアクセスは、市内に近畿自動車道・第二阪奈道路・阪神高速13号東大阪線の各出入口があり、大阪府道2号大阪中央環状線や大阪外環状線、国道308号などが通っています。京都、神戸、奈良などの主要都市へ1時間以内でのアクセスが可能な利便性に優れた街です。

豊かな自然の中で街の歴史を感じながら、リフレッシュすることができる

東大阪市内にある『千手寺』は、役行者によって開かれた後に、空海によって千手観音を本尊として中興されたと伝えられるお寺で、在原業平の腰掛石や五輪塔などが残されています。『石切劔箭神社』は腫れ物を治してくれる神様として全国的に有名で、本殿前にある樹齢約470年のくすの木は東大阪市の天然記念物です。生駒山とその一帯は豊かな自然に恵まれています。ハイキングコースが整備されており、府民の森『くさか園地』『ぬかた園地』『なるかわ園地』を中心に、自然のなかでバードウォッチングや森林浴などを楽しむことができます。

世界的『モノづくりのまち』の役割は今後も重要に

東大阪市には中小企業が集積しており、歯ブラシから新幹線、そして人工衛星に至るまでそれぞれが世界に誇れる技術を持っています。このモノづくりの技術とノウハウを活かしつつ、さらに躍動するためにデザイン力を付加するなど、競争を勝ち抜くための新たな挑戦が行われています。

また、全国高校ラグビーの聖地『花園』を持つ、ラグビーの街としても有名です。発達した交通網、利便性の高さなども、大阪市、堺市に次ぐ大阪第三の都市である東大阪市の大きな魅力といえるでしょう。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）