狭山市大字北入曽のマンション賃料データ

埼玉県狭山市大字北入曽の地域情報

埼玉県狭山市大字北入曽は、埼玉県南部の入間川流域にあります。詩人、吉野弘（1926～2014年）の詩集「北入曽」所縁の地としても有名な北入曽は、農地や平地林が残る自然豊かな地域で、「ふるさとの緑の景観地」にも指定されています。

大字北入曽、大字南入曽、大字水野を入曽地区といい、元々は入間地区という呼び名でしたが、隣接する入間市と間違えやすいという理由などから2009年に変更。地区内の公共施設も「入曽公民館」などへと名称が変わりました。

埼玉県狭山市大字北入曽のアクセス環境

埼玉県狭山市大字北入曽は3駅からアクセスすることができます。最も近い西武新宿線「入曽駅」からは徒歩約17分、「狭山市駅」からは約2.8km、西武池袋線「武蔵藤沢駅」からは約3.2kmです。入曽駅には各駅停車に加え急行、準急が停車します。西武新宿駅まで約50分と、都心へのアクセスが良好です。また市内循環バス「茶の花号」が入曽駅着の通勤通学コース計17便、入曽駅発の入曽東循環コース計4便が市内を走っており、通勤・通学はもちろん、市民の日常生活の足の支えとなっています。

埼玉県狭山市大字北入曽の周辺施設

入曽地区は「入曽駅」を中心に市街地を形成しており、駅周辺は狭山市南部の地域拠点になっています。昔ながらのお店が軒を連ねる駅東口は、入曽地域交流センター、入曽公民館などの公共施設や郵便局が集まっています。またスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストアなど生活に必要なお店もそろっています。駅西口には全国の鉄道ファンや子どもたちが訪れる西武鉄道の「南入曽車両基地」があります。この車両基地では毎年1回、一般公開イベントが開催されており、車両展示や運転台見学、車両撮影会などで賑わっています。

史跡が数多く点在する歴史と文化の豊かな地域性

埼玉県狭山市大字北入曽は史跡の多い地区です。入曽駅から徒歩約5分のところには埼玉県西部地方を代表する郷土芸能、入曽の獅子舞（埼玉県指定無形民俗文化財）が行われる「金剛院」と「入間野神社」があります。その前を通る道は、鎌倉幕府滅亡時の進撃路とも言われる旧鎌倉街道の上道（かみつみち）とされています。道の側を流れるのは、年を取らないとしとらず伝説がある「不老川」です。川を渡った左手には市指定文化財・木造聖観世音菩薩坐像がある観音堂が見えます。またお堂の裏手には、すり鉢の形をした古代の井戸「七曲井（ななまがりのい）」（埼玉県指定文化財）を見ることができます。埼玉県狭山市大字北入曽は、由緒ある史跡、文化財が数多く点在した歴史と文化の豊かな地域です。

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