武蔵野市のマンション賃料データ

東京都武蔵野市の概要・交通アクセスについて

武蔵野市は東京都23区と多摩の接点に位置し、新宿から約12km、電車で約15分の至近にあり、23区と多摩地区を結ぶ東京の要となっています。人口148,300人の武蔵野市は、コンパクトで利便性の高い都市で、緑豊かで良好な住環境が広がる暮らしやすい街として人気があります（人口は武蔵野市「統計資料(令和4年4月1日現在)」より）。街は、市内を東西に貫通するJR中央本線の吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅の3駅圏に分かれています。鉄道路線はほかに、京王井の頭線、西武多摩川線がありますが、吉祥寺駅には京王井の頭線が、武蔵境駅には西武多摩川線が乗り入れています。主要道路は吉祥寺通り、三鷹通り、新武蔵境通り、五日市街道・井の頭通りなどがあり、それぞれが都心と結ばれています。

沿線情報について

JR中央本線吉祥寺駅は、京王井の頭線も乗り入れており、京王井の頭線は終点駅なので、渋谷駅まで座って通勤・通学ができ便利な駅です。吉祥寺駅を中心とした「吉祥寺地域」は、新宿駅や渋谷駅へのアクセスも良いうえ、百貨店をはじめ大型商業施設が充実し、さらにサンロードやハーモニカ横丁、ダイヤ街などの商店街も発達しているため、市域にとどまらない広範な商圏を持つ活発な商業地域です。また駅の南側に広がる井の頭恩賜公園の周辺は、住環境に優れた古くから開発された高級住宅地で、政治家、経済人、文化人などが多く暮らしていることでも知られています。三鷹駅の北側を中心とした「中央地域」は、総合体育館や市民文化会館などの文化・スポーツ施設や市役所をはじめとする行政機関、オフィス機能が集まり、その周辺は緑豊かな住宅地が広がる地域となっています。西武多摩川線も乗り入れている武蔵境駅を中心とした「武蔵境地域」は、市内で最も早く駅が開設された歴史のある街で、学生が多い地域でもあります。また、昔ながらの農地や雑木林が残り、自然が豊かな静かで暮らしやすいエリアです。

公共サービスについて

成蹊大学や亜細亜大学など、教育施設が多く、学生が集まる街としても多摩地域の拠点となっている武蔵野市ですが、住宅地としては成熟が進んだ落ち着いた街という印象が強いところです。また、市民の意識も高いため、質の高い行政サービスが展開されてきています。有力企業も多く、潤沢な税収入があるため、全国でも指折りの先駆的な取り組みができる基盤があります。例えば、元祖コミュニティバス「ムーバス」。このバスは交通の不便な地域に住む、お年寄りや小さな子どもを連れた人も気軽に街に出られるようにしたバリアフリーバスで、大型バスが走らない住宅街の狭い道も走っています。また、自宅を担保にした年金制度の一種であるリバースモーゲージを導入し、高齢者の生活を支援し始めたのも、武蔵野市です。さらに、農山漁村と協力して子どもたちが授業の一環として自然体験をするセカンドスクールを開校したり、0歳から3歳の子育て支援施設として「0123吉祥寺・はらっぱ」を設置したりするなど、全国に先駆けて先進的な公共サービスが提供されています。

子育て支援などについて

市で行っているサービスのひとつに、「武蔵野市まちぐるみ子育て応援事業」があります。これは子育て家庭を地域で応援して支えていくことを目指したもので、地域の店舗、企業、NPOなどが行う自由な発想による子育て支援への取り組みに補助金を出すというもの。コミュニティぐるみで、「子育てにやさしいまち」をつくることをめざしています。吉祥寺エリアは成熟した住宅都市で人口密度は高いものの、整備された公園が多いことでも有名で、井の頭恩賜公園、武蔵野中央公園、小金井公園、玉川上水、千川上水、グリーンパーク遊歩道など、代表的なところでも五指に余りあります。さらに生活に彩をあたえてくれるイベントも盛んで、武蔵境ジャズセッション、吉祥寺アニメフェスティバル、吉祥寺音楽祭、吉祥寺薪能など、年間を通して楽しみの多い街です。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）