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vol.2
- 購入者
- Nさんご夫婦
- 住所
- 東京都新宿区
- 入居時期
- 2022年
- 間取り
- 2LDK
木目調のパネルを配した LDK に一目惚れ
ご結婚は2022年の夏。まだ新婚ホヤホヤのNさんご夫婦は、ご主人の会社の先輩が催した食事会で奥さまと出会い、2人だけの時間を重ねてきました。新宿の喧騒から離れた公園近くのリノベーションマンションを購入したのは、入籍の半年ほど前。奥さまは、淡い緑色と木目調のパネルを配したLDKの壁に一目惚れしたそうです。
かわいい色合いの壁、石のように見えるフローリング
「このグリーンの色味が、とてもかわいいと感じました。全体が同じ色だと少しさみしかったかもしれませんが、入って右手の壁が木目調になっていて、左手のキッチンにブルーが使われているのも、バランスが取れていて素敵だなと思ったんです」
窓は南向きで日当たりは良好ですが、日が落ちてから照明をつけた時の感じも、また、味わいがあるそうです。 「内見後に『ここにしようと思ってる』と友だちにも写真を送ったんです。そしたら『え! かわいい! めっちゃいい!』と賛成してくれました」
フローリングの色合いもお気に入りだそうで、「真っ白じゃなくて少し黒が入っているから石みたいに見えるところが好きです。これなら少しぐらい汚れても気にならないでしょ?」。実は奥さま、もともと不動産会社にお勤めで、物件を見る目も肥えていらっしゃいます。今回の新居選びでも、さまざまなタイプの物件をご覧になられたといいます。ただ、この部屋だけは、お2人が初めて訪れた時から「動線はこうだよね」「それなら家具の配置はこうなるかな?」といった具合に自然と会話が弾んだそうです。
料理をしながら外を見られる開放感
キッチンの奥行き、幅、ワークトップの高さ、収納の多さも、購入のポイントになったといいます。「もともとの間取りではコンロやシンクが壁に張り付いていたそうですが、リノベーションの際に向きを変えて対面式にしたと聞きました。作業するスペースが広くなり、使い勝手は良くなったと思います。買ってきたばかりの食材の仕分けもワークトップでパパッとできます。リビング側にあるカウンターとの間に目隠しになる仕切りがあるのもいいですね」
リビングのソファーは、お2人が最も多くの時間を過ごされる場所です。そこからは料理される手元まで丸見えになることはありませんが、奥さまがキッチンに立たれている時はソファーで寛ぐご主人の姿が視野に入りますし、窓の外の景色も一望できます。「うちの母も『このキッチン、いいわ〜、料理しながら外を見られるのね』と、羨ましがっていました」ご主人も嬉しそうです。収納にはまだまだ余裕があり、年輪を重ねて食器や調理器具が増えていっても、置き場所に困ることはなさそうです。
冬でも暖房いらずのエコな住まい
食事をされるのはもっぱらリビングで、備え付けのカウンターを使うのは、忙しい朝にささっと食事を済ませる時ぐらい。まだまだ出番は少ないそうですが、窓を背にした席だけはフル稼働で、奥さまが平日に1人で夕食を済ませる時やご主人がパソコンを開いて仕事をする時に座られています。
カフェのデスクのようにUSBコンセントもあるので、テレワークをされるのに便利。窓から差し込む陽の光を背中に浴びるので、冬でもポカポカです。ストレスを感じることなく仕事に集中できそうですが、「実はリラックスしたい時も座っています。ほぼフルフラットになるワークチェアを置いてるので、寝そべりながらリビングのテレビを見たりすることもできるんです」。室内は夜になっても昼間の“予熱”で暖かく、暖房をオンにしない日もあるそうです。
築40年超の古さを感じさせない管理の良さ
築年数は40年超になりますが、リノベーション済みの室内はもちろん、外観や共用部分に“古さ”を感じなかったことも、購入の決め手になったそうです。「住んでみて分かったのですが、2カ月に1回は何らかの点検が入るんです。だから古くてもきれいなんだと納得しました。それと管理人さんがしっかりされている。ゴミ出しとかに関しても厳しくチェックされていて、分別が甘かったりすると注意されます。そこがいいんでしょうね。管理が厳格だから、住民の皆さんもルールを守ってきれいに使おうと意識されるのだと思います」と奥さまは感心しきりです。
ご主人も、「総戸数は150戸以上で、家族連れやお年寄りなど幅広い層の方が住んでいらっしゃるし、法人の事務所もあって多種多様な方にお会いしますが、トラブルはまったくありません。隣近所の生活音が気になることもありませんし、静かで本当に住みやすい」と話されます。
賃貸と持ち家、両方を検討
「今までは一人暮らしで、会社近くで駐車場付きが良いぐらいのこだわりでしたが、結婚を予定していたので、2人にとっての住みやすさや今後、家族が増えることを考慮すると、住まいに対する考え方が変わったんです。それで、妻が過去の不動産勤務の経験もあり物件を見るのが好きでしたから、2021年11月ぐらいから一緒に探し始めたんです」
最初は賃貸も検討されたといいます。「ほら、賃貸と持ち家はどっちが得か、みたいな話、あるじゃないですか。それで金利とか資産形成とかって考えていくと、年も年だから結婚を視野に入れて買った方がいいかなって思ったんです」
ハザードマップで安全を確認
四谷、市ヶ谷、神宮前、初台、代々木上原、荻窪……それまで見た6つの物件は帯に短し襷に長しで、どれもピンと来なかったそうです。
「でもこのマンションの場合は、建物に着いた瞬間から違いました。神社とか公園とかがあって空が開けている感じと、ビルが林立する都会感が面白いコラボレーションだなって思ったんです。それで入る前から『ここ、いいんじゃない?』って2人で話していて、部屋に入ったら『もっと素敵やん!』って」
ハザードマップで安全なエリアであることも確認。事故物件のサイトにまでアクセスし、不安な要素がないか調べたそうです。地下1階に駐車場が併設されているのも、決め手になりました。「ちょうど改装したばかりで、利用者を再募集するというタイミングだったので、手を上げやすかったんです。都心のマンションって敷地の外で借りなきゃならないケースが多いでしょ? もしかしたらいっぱいになるかもって言われてたんですけど、借りられて良かったです」
時間があれば、まちを散策
もちろんクルマがなければ生活に困るということではありません。交通の便は申し分なく、ドラッグストアや24時間営業のスーパーも近くにあります。
「通勤でバスを利用することが増えましたね。新宿まで乗って行くこともありますし、気分を変えて代々木公園の方まで行って千代田線に乗ることもあります。それもまた楽しいですよ」
休日には2人でぶらぶらと散歩されることも。明治神宮も歩ける距離で、中野や初台にも足を伸ばします。
「彼が一人暮らしをしていた時から通っているご飯屋さんが四谷にあって、月に1回ぐらいは一緒に食べに行くんですが、そこから40〜50分ぐらいかけて家まで歩いて帰ったこともありました。2人とも、まちを散策するのが好きなんですよ」
二人三脚の生活はスタートしたばかりですが、「子どもが生まれても、1人ぐらいだったら引っ越す必要はないでしょうね。収納も多いですし、学校も近くにあって子育てしやすい環境だと思います」とご主人。
この先も何十年とお気に入りのかわいい部屋で豊かな時間を過ごされることになりそうです。