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宅配ボックスの使い方を紹介!利用するメリットや注意点も解説

宅配ボックスを備え付けているマンションが増えています。また、個人でも宅配ボックスを設置するケースが増えてきました。

宅配ボックスはメリットが多いものの、注意点も少なくありません。

本記事では、何に注意をすれば、より快適かつ便利に利用できるのかなども含めて宅配ボックスの使い方を解説するので、ぜひ参考にしてください。

宅配ボックスとは宅配便の荷物を一時保管できるロッカー

宅配ボックスとは、留守の際でも宅配便などの荷物の受け取り、一時保管ができるロッカーのことです。いつ帰宅するかわからないときでも、宅配ボックスを指定すれば配達されたその日に受け取れます。

帰宅が遅くなることが多い方やインターネット通販などをよく利用する方、一人暮らしの方などに人気の設備です。

以前は、主にマンションなどの集合住宅や駅、コンビニなどの身近な施設などに設置されていましたが、近年では一戸建て住宅でも設置されており、日常的に利用している方も少なくありません。

後付けできる宅配ボックスもある

宅配ボックスは、必要なときに設置できるよう後付けが可能な簡易型もあります。用途や性能などを比較し、自分の使い方に適したものを選びましょう。

なお、マンションの共用廊下やポーチ内は専有部分ではないので、勝手には設置できません。

また、設置場所によっては消防法に違反する恐れもあるので、管理会社に相談してから設置するようにしましょう。

宅配ボックスを利用するメリット

宅配ボックスを利用するメリットは数多くあります。そのなかでも次の4つは、宅配ボックスならではのメリットです。

  • 不在時にも荷物を受け取れる
  • 時間を指定する必要がない
  • 防犯性に優れている
  • 対面での受け取りが不要

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

不在時にも荷物を受け取れる

不在時に配達された場合は、通常であれば不在連絡票が入っており、再配達を配送会社に依頼することになります。不在連絡票を受け取った時間が遅い場合は、その日のうちに受け取れないこともあるでしょう。

しかし、宅配ボックスがあれば、時間に関係なく受け取れます。また、配送会社にも再配達の依頼が不要になるため、配達員の負担も軽減されます。

予期していなかった知人や友人、家族からの配達物も、日時を問わずいつでも受け取れる宅配ボックスは、利用者にとっても配送会社にとっても便利なツールといえるでしょう。

時間を指定する必要がない

商品の受け取り予定日にスケジュールが入っている場合、通常は空いている時間帯を指定して、その時間に受け取るようにします。

しかし、スケジュールがずれることもあるので、指定した時間に家にいられるとは限りません。

宅配ボックスがあれば、日にちや時間を厳密に指定する必要はありません。忙しい方やスケジュールが不規則な方も、通販などを利用しやすくなるでしょう。

防犯性に優れている

ネット通販会社によっては、置き配(指定した場所に荷物を置くサービス)も実施していますが、盗難のおそれがあります。

しかし、宅配ボックスを利用すれば、カードキーや暗証番号を持っている方しか受け取れないので、盗難の心配が軽減できます。

対面での受け取りが不要

起床したばかりや入浴後など、在宅中であっても対応しづらいシーンはあります。あらかじめ宅配ボックスへの配送を指定しておけば、急なインターフォンによる呼び出しに応じる必要もありません。

自分のタイミングで宅配ボックスから荷物を取り出すだけなので、人に会いたくない場合も気に病まず宅配物を受け取れます。

宅配ボックスの種類

宅配ボックスは、大きく次の2つの種類に分けられます。

  • ダイヤル型
  • カードキー型

それぞれの使い方を紹介します。

ダイヤル型

ダイヤル型の宅配ボックスでは、配達員が指定した暗証番号をダイヤルで揃えて受け取ります。なお、暗証番号は固定ではなく、毎回異なる暗証番号が不在連絡票に記載されます。

  • メリット:暗証番号を知っている人だけが受け取れる
  • デメリット:暗証番号の記入間違いや読み間違いが起こる可能性がある

カードキー型

カードキー型はマンションなどに設置されているケースが多く、不在連絡票を確認した後、入居時に配布されたカードキーで荷物を受け取ります。

なお、カードキー型にはオンライン型とオフライン型があり、オンライン型は音声などでも利用方法が案内されるので便利ですが、停電時に利用できないという点には注意が必要です。

カードキーではなく、部屋ごとに決まった暗証番号を入力して受け取るタイプの宅配ボックスもあります。ダイヤル型とは異なり常に同じ暗証番号なので覚えやすい点がメリットです。

  • メリット:暗証番号が毎回変わることがないので、受け取りやすい
  • デメリット:オンライン型は電気が取れないところや停電時は利用できない

注意すべきポイント

宅配ボックスを利用する前に知っておきたい注意点を4つ紹介します。

  • ボックスのサイズ以上の荷物は受け取れない
  • すべてのボックスが使用中になると使えない
  • 重い荷物でも自分の部屋に自分で運ばなくてはいけない
  • 配達員の操作誤りでトラブルが発生することがある

それぞれの注意点に対して、どのような対策ができるのかについても解説します。

ボックスのサイズ以上の荷物は受け取れない

大きな荷物は、ボックスに入らないので受け取れません。宅配ボックスのサイズ以上の荷物を受け取るときは、在宅して対応する必要があります。

大きな荷物を注文する際は、あらかじめ配達時間を指定しておくなどで対応しましょう。

すべてのボックスが使用中になると使えない

マンションの宅配ボックスは、戸数分、設置されているとは限りません。通常は戸数よりも少ないので、ボックスが満杯のときは使用できず、再配達になります。

また、ボックスは空いていても、大きなサイズのボックスが満杯のときは、大型の荷物を受け取れない可能性があります。満杯になることが多い場合は、管理組合や家主の方へボックス数を増やしてほしい、と要望することも検討してみましょう。

重い荷物を自分で運ばなくてはいけない

マンションの場合、米や水などの重いものを宅配ボックスに入れてもらうと、自分の部屋まで運ばなくてはいけません。

自分の部屋で受け取りたい場合は、注文するときに宅配ボックスに入れないように指定することが必要です。

また、配達時間を指定して在宅することでも、宅配ボックスの使用を回避できるでしょう。

配達員の操作誤りでトラブルが発生することがある

配達員のなかには宅配ボックスの操作に不慣れな方もいます。暗証番号を間違って記入する、別の部屋の郵便ボックスに不在連絡票を入れるなどのトラブルが起こるかもしれません。

また、宅配ボックスでの受け取りを指定したにもかかわらず、操作方法がわからず、そのまま配達物を持ち帰ってしまうケースもあります。

配達員側のトラブルによる不便は、対処策を講じることは困難です。再配達を依頼する、指定した時間に在宅するようにするなどの方法で、次の機会に受け取るようにしましょう。

宅配ボックスの使い方を理解し生活を便利にしよう

宅配ボックスは便利なツールです。マンションでも一戸建てでも利用できるので、上手に活用しましょう。

今後はますますインターネットショッピングを利用する機会が増えると考えられます。宅配ボックスがあれば、通販もより便利になるでしょう。

また、配達員に負担をかけないためにも、時間を指定したら在宅することが大切です。在宅が難しいときは宅配ボックスを指定し、再配達を避ける工夫をしましょう。

この記事のポイント

宅配ボックスとは?

宅配ボックスは留守の際でも宅配便など荷物の受け取り、一時保管ができるロッカーのことです。
詳しくは「宅配ボックスとは宅配便の荷物を一時保管できるロッカー」をご確認ください。

宅配ボックスのメリットとは?

宅配ボックスを利用するメリットは以下の通りです。

  • 不在時にも荷物を受け取れる
  • 時間を指定する必要がない
  • 防犯性に優れている
  • 対面での受け取りが不要

といった項目が挙げられます。
詳しくは「宅配ボックスを利用するメリット」をご確認ください。

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