家の購入を検討するうえで重要なポイントとなる土地探しですが、新しい生活をスタートさせるなら、理想の土地を見つけたいという方も多いでしょう。
しかし、土地探しは人によっては数ヶ月や年単位で時間がかかることもあり、簡単に見つからないケースも多いものです。土地探しを成功させるには、ポイントを押さえて探すことが重要です。
本記事では、土地探しの流れや探し方、土地探しで押さえておきたいコツなどを紹介します。
記事サマリー
土地の探し方
まずは、土地の探し方を解説します。土地を探すにはさまざまな方法があるので、自分に合った探し方を見つけることが重要です。
- インターネットで検索する
- チラシや住宅情報誌を見る
- 探しているエリアを歩いて見る
- 不動産会社やハウスメーカーに相談する
インターネットで検索する
土地の探しのスタートとして、不動産情報サイトや不動産会社のホームページなど、インターネットを利用すると多くの情報を簡単に検索できるためおすすめです。
調べる際は、大手の不動産情報サイトだけでなく地元の不動産会社のサイトまで見てみると良いでしょう。
ただし、不動産会社によっては、情報の更新をあまりしていない場合もあり、掲載している土地がすでに成約済みといったケースもあります。インターネットの場合、掲載されている情報が最新のものではない可能性があるので注意が必要です。
チラシや住宅情報誌を見る
チラシや住宅情報誌で土地を探す方法もあります。
とくに、地元の不動産会社のように小さい会社では、インターネットで情報を発信していない場合もあるでしょう。インターネットだけでなく紙媒体の情報も同時に収集することで、理想の土地が見つかる可能性が高まります。
ただし、紙媒体の場合、一般的に掲載されるまでに時間が経っていることが多い点には注意が必要です。
また、チラシ掲載には厳しいルールがあるため誇大広告などはほとんどありませんが、業者によってはチラシの内容が必ずしも正確とは限らないため、広告だけを見て決めることは避けましょう。
探しているエリアを歩いてみる
希望の地域を歩いていると、売土地の看板を掲げている土地を見つけることがあります。不動産会社によっては、チラシやインターネットなどに物件情報を掲載していないケースもあり、現地を歩くと思わぬ好条件の土地が見つかるという可能性もあります。
また、現地を歩くことで周辺の環境も把握しやすくなり、候補地を選ぶ判断材料にもなるでしょう。
不動産会社やハウスメーカーに相談する
不動産会社に直接相談するのもおすすめです。チラシやインターネットに情報を出す前の土地情報を持っていることがあるので、いち早く最新の情報を得られるでしょう。
ハウスメーカーも注文住宅用の土地を取り扱っている会社が多いため、家の建設を依頼するメーカーが決まっているのであれば、土地探しについて相談してみるのもひとつの手段です。
ハウスメーカーの場合、期間内に当該ハウスメーカーと建築請負契約を結ぶことを条件とする「建築条件付き土地」を所有していることもあります。
建設条件付き土地ではある程度家のプランが決められているのが一般的ですが、建売よりも比較的自由にご自身の理想の家を建てられ、予算を抑えることも可能です。
土地探しの流れ
以下では、土地探しの流れをみていきましょう。大まかな流れは次のとおりです。
- 土地の条件を決める
- 土地を探す
- 現地を見学する
- 家を建てる場合はハウスメーカーや工務店にプランを立ててもらう
- 土地売買契約~購入完了
土地の条件を決める
土地を探すうえでは、ご自身の理想の土地をイメージしておくことが大切です。まずは、希望する土地の条件を決めましょう。
- 予算
- 建てたい家
- 住みたいエリア
- 希望の周辺環境
上記のような項目から、希望条件を絞っていきます。
理想の土地といってもすぐにイメージができない場合は、外せない条件をあげていくと、徐々に理想の条件が見えてくるでしょう。
土地を探す
ある程度土地の条件が決まったら、土地探しです。
インターネットやチラシ、不動産会社への相談など先述した「土地の探し方」から自分に合った方法で探していきましょう。
現地を見学する
条件に合った土地が見つかったら、見学を申し込んで実際に土地を確認しましょう。不動産会社に申し込めば、担当者が日程を調整して案内してくれます。
まずは見てみたいだけという場合は、掲載されている地図から自分で現地に足を運んでみてみることも可能です。
ただし、勝手に敷地内に入るとトラブルになる可能性があります。現地に足を運ぶときは外から見るだけに留め、実際に敷地内に入ってみたい場合には、不動産会社に問い合わせましょう。
家を建てる場合はハウスメーカーや工務店にプランを立ててもらう
家を建てることが決まっている場合は、見つけた土地にプランを立ててもらいます。家のプランを立ててみると、土地によっては希望の家が建てられない場合もあります。
また、土地を契約する場合はこの段階で買付申込書を提出しましょう。
買付申込書とは、売主に対して購入の意思を示す書類です。購入希望価格や支払い条件、購入希望日などを記載した書類を作成して不動産会社に申し込みます。
基本的には、不動産会社で雛型などを準備してあるので確認すると良いでしょう。
土地売買契約~購入完了
売主と購入条件が一致したら売買契約を結んで購入します。売買契約では、必要書類の準備や手付金の支払いがあるため、事前に確認して不備のないように準備しましょう。
不動産会社によっては、売買契約の時点で仲介手数料が必要になります。
仲介手数料は、契約時に半額支払い残額を決済時に支払う、決済時に全額を支払うなど支払いのタイミングがさまざまなので、金額と支払日を確認することが大切です。
そして土地売買契約を締結後、土地代金を支払ったら購入完了です。購入後に家を建てる場合は、土地の所有権移転手続き完了後に家の建築を進めていきます。
土地探しを成功させる3つのコツ
土地探しをする機会は人生のなかでもそう多くはないため、何を基準に探せばいいのかわからないという方も多いものです。今後住み続ける土地を選ぶ際に失敗しないためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
- 優先順位をはっきりさせる
- 家族の意見を取り入れる
- 時間を変えて現地に足を運ぶ
優先順位をはっきりさせる
理想の土地を探すとなると、希望条件が多くなるものです。しかし、すべての条件を満たす土地を探すことは難しいでしょう。
土地探しでは、何かしら妥協せざるを得ないこともあります。そのため、条件の優先順位をはっきりと決めておくことが大切です。
例えば、立地を優先して価格を諦める、学区を優先して広さを諦めるなど、優先順位が決まっていると判断しやすくなるでしょう。とくに、これだけは譲れないという条件を明確に決めておくことで、妥協しても満足のいく土地に巡り合う可能性が高くなります。
家族の意見を取り入れる
家を建て家族で住む場合、家族全員の意見を取り入れることが大切です。自分だけの希望条件で決めてしまうと、家族から同意を得られない可能性もあります。
家族にとって理想の生活ができるように、しっかりと家族全員の意見を取り入れ、あとになって意見が食い違わないように話し合いましょう。
時間を変えて現地に足を運ぶ
土地探しでは、情報だけで判断するのではなく実際に現地に足を運んで自身の目で見ることも大切です。
時間帯によって日当たりや周辺環境が変わることはよくあります。日中は静かでも朝夕は通勤や通学で騒がしかった、午後は建物の陰になって日当たりが悪かった、ということもあります。
可能であれば、時間を変えて土地を見に行くのがおすすめです。時間帯を変えてみることで、より現地の状況を正確に把握できるようになるでしょう。
土地探しのコツを押さえて理想の土地を手に入れよう!
土地探しの方法や流れ、コツについてお伝えしました。
土地探しは時間がかかりたいへんな作業ですが、いくつかのポイントを押さえることでより理想の土地を探しやすくなるでしょう。
100点満点の土地を見つけるのは難しいため、家族と話し合って優先順位を決めておくことが重要です。
コツを抑えたうえで土地探しをスタートすることで、短期間でも理想の土地に巡り合う可能性が高くなります。
本記事を参考に、土地選びについて理解し理想の土地を探してみてはいかがでしょうか。
この記事のポイント
- 土地探しの方法とは?
土地探しをお考えなら以下の方法が最適です。
- インターネット
- チラシや住宅情報誌
- 探しているエリアを歩いて探索
- 不動産会社やハウスメーカーと相談
実際どのように活用するかについては「土地の探し方」をご確認ください。
- 土地探しで大切なコツとは?
土地探しを成功させる3つのポイントは以下の通りです。
- 優先順位をはっきりさせる
- 家族の意見を取り入れる
- 時間を変えて現地に足を運ぶ
詳しくは「土地探しを成功させる3つのコツ」をご確認ください。
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