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【後編】元テニスプレイヤー・杉山愛さん&走さん夫婦が語る、家族の時間を楽しむ家

元プロテニスプレイヤー、コメンテーター、BJK杯日本代表監督など多方面で活躍する杉山愛さんと、夫・マネージャーとして公私ともに愛さんを支える杉山走さん。そんな杉山さんご夫婦は、2021年より2人のお子さんとともに、湘南エリアの戸建て暮らしをスタートしました。後編では「理想の住まい」での暮らしと家庭円満の秘訣について伺います。

杉山愛さんプロフィール
元プロテニスプレイヤー、コメンテーター、パーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ代表、BJK杯日本代表監督。私生活では2011年に走さんと結婚。2015年に第一子、2021年に第二子を出産。夫の走さんはマネージャーとして活躍するほか、自身もTV番組に出演するなど、公私ともに愛さんのパートナーを務める。
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家族や友人が集まる開放感のあるリビング

愛さんが「特にこだわった」と話すリビングダイニングは、大きな窓から日の光が差し込み、開放感あふれる空間。ご夫婦ふたりとお子さんたちにとって、いちばんのお気に入りだそう。

「家族みんなが集まれるリビングが理想だったので、ある程度の広さを確保して、開放感を出すために窓の大きさと天井の高さにもこだわりました」(愛さん)

元々、家を建てたら「友達を呼んでお泊まり会をしたりしたい」と思っていた愛さん。現在のご自宅に引っ越して、その夢が実現したそう。

「みんなで遊んで、子どもたちが寝静まったら大人たちでゲームをしたり、ダイニングテーブルを卓球台にして卓球をしたり(笑)。思い描いていた理想がすべて叶っている、本当に幸せな空間ですね」(愛さん)

また、広めに作ったアイランドキッチンもおふたりのお気に入りスポット。

「都内に住んでいるときはキッチンが狭くて、いつもぶつかり合いながら料理をしていたんです(笑)。ふたりとも料理好きなので、並んで料理できる時間がとっても楽しいですね」(走さん)

キッチンはカウンターの高さも、ふたりの“ベスト”を試行錯誤。「お鍋を乗せたり下ろしたりしながら色々試しました。高すぎても大変だし、低すぎても腰が痛くなるし、ふたりにとっていい塩梅の高さを探すのが大変でしたね」(愛さん)

導線担当の走さんは「コンセントをたくさんつけることで、調理家電が使いやすいようにしたのもこだわり」と、キッチン周りの配線も完璧に。

アイランドキッチンの前にはダイニングテーブル、リビングにはテレビとL字型ソファを配置して、ゆったりとくつろげる空間に仕上げました。リビングでお子さんふたりと家族団欒のときを過ごすのが、おふたりにとって最高に幸せな時間なのだそう。

白を基調とした開放的なリビングの天井には木格子のアクセントが。大阪城近くのスターバックスコーヒーの内装からアイデアを得たそう。

また、リビングまわりの導線には、お子さんの成長を見越した工夫も。

「2階へはリビングを経由しないと上がれない構造に。思春期になって、親と顔を合わせたくない日もあるかもしれない。そんなときでも顔を見せてから自分の部屋へ上がっていけるようにしています」(愛さん)

玄関のステンドグラスには、家族の名前を

杉山さんのお家へ入ってすぐ、華やかな色合いのステンドグラスがお出迎えしてくれます。

実は、このおしゃれなステンドグラスには、家族それぞれのイニシャルがデザインとして刻まれているそう。家族の時間を大切にする杉山さんファミリーならではの演出です。

そのほかにも、こだわりが詰まったお気に入り空間がいっぱい。

走さんのお気に入りは「洗面所」の空間。

「ガス式の乾燥機を設置しているので、洗濯物がすぐに乾くしふわふわに仕上がるんです。洗面所のカウンターで、乾いた洗濯物を畳みながら、映画を観るのが至福のひととき。

洗面所の奥がウォークインクローゼットに繋がっていて、そのまた奥は主寝室なので、洗濯物をそのまましまったり、寝室からすぐお風呂へ行ったりすることができる、その導線もすごく気に入っています」(走さん)

愛さんは「ウォークインクローゼット」。

「職業柄、シーンによって着るべき洋服が全然違うので、クローゼットが洋服で溢れかえってしまうんです。それらを収納できる広めのウォークインクローゼットは、作ってよかったなと思う場所ですね」(愛さん)

でも、なんだかんだ、おふたりがいつもいるのは「リビング」や「キッチン」だそうで、「走は、大体いつもキッチンにいるよね」と愛さん。

走さんが焼いたベーグル・パン。
広々とした収納スペースに、調理家電がずらり。

「元々料理が好きなのですが、コロナ禍になってから、フライヤー、低温調理器、ヌードルメーカーなど調理家電をたくさん揃えたことで、さらに料理が楽しくなって。ベーグルやポテト、サーターアンダーギー、ローストビーフ、スペアリブ、おでんなど色々作って楽しんでいます」

湘南エリアならではの新たな趣味も発見

理想の住まいを叶えた、杉山さんご夫婦。現在のご自宅に引っ越してよかったなと感じるのはどんな瞬間でしょうか。

「本当によかったことだらけですね。今まで住んでいたどの家よりもリラックスできるし、自宅周辺の環境もすごく気に入っています」と即答する愛さん。

また、湘南エリアという土地ならではの「新たな趣味」も発見したそうで。

「近くの海で釣りをして、庭のシンクで捌くのが最近の楽しみ。家のキッチンだと鱗が飛び散って大変ですが、外のシンクなら後片付けも楽なんです」(走さん)

近所の海で釣りを楽しむ愛さんと娘さん。
走さんが捌いた魚料理。走さんは青魚が苦手なため、食べるのは愛さん担当。

「都内にいるときにはできなかったことを始めたり、引っ越しをきっかけに趣味が広がって、ライフスタイルもかなり変わりましたね」と愛さん。

自然豊かな湘南エリアは、家族で楽しめるスポットや公園も充実しているそうで、息子さんも湘南の街が大のお気に入り。

「自分で『僕には湘南がぴったりだね』って言ってるよね」(走さん)

「『空気がいいんだよね〜湘南は』ってね(笑)」(愛さん)

夫婦円満の秘訣は「妥協をしないこと」

常に笑顔があふれる杉山さんご夫婦。公私ともにパートナーとして過ごすおふたりに、夫婦円満のコツを伺ってみました。

「住まいづくりと同じで、妥協をしないこと。気になったことはお互いにすぐに伝えるのが夫婦のルール。外では我慢しなきゃいけないシーンもたくさんあるので、家族の間では我慢せずに伝えることを大切にしています」(愛さん)

「ちょっとでも嫌だなと思ったら伝えるし、逆にちょっとでもいいなと思ったこともすぐに伝えます。小さなことでも、感謝の気持ちを伝えるのは大切ですね」(走さん)

そんな共通認識があるからか、喧嘩はほとんどしたことがないそう。

「僕自身は部屋が散らかっていても気にならないのですが、愛は散らかっていると疲れてしまうタイプなので、愛がいない間にリビングを綺麗に掃除しておくと、満面の笑みでお礼を言ってくれるんです。その笑顔が見たくて、いつも片付けるんですよね」と楽しそうに話す走さん。

「本当にありがたいですよね。いつも、できる限りオーバーリアクションでお礼を伝えています(笑)」(愛さん)

相手を喜ばせるために動けることも、家庭円満・夫婦円満の秘訣の一つかもしれません。

普通の暮らしや日常を、より幸せにしてくれる家

さいごに、杉山さまご夫婦にとって「理想の住まい」とは?

「みんなが集って、笑いのある場所。そして、1日の疲れをリセットしながらエネルギーチャージできる場所。もちろんいいことばかりではないけれど、そこに集まって話すことで、また次の日頑張る活力がもらえるんです。

この先の未来、子どもが巣立っていったりして、また家の役割が変化していくときには、それにあわせて新たな住まいづくりについて考えるのも、またひとつの楽しみだったりします」(愛さん)

「家族として、いちばん長い時間を過ごすのが家。各々が仕事や保育園、遊びに出かけても、必ず帰ってくる場所がここなので、そこを最高の空間にすることは大事なことですよね。それを愛とともに作っていけることが幸せ。どんな時間よりも、家族と家で過ごす時間がいちばん楽しいんです」(走さん)

「“理想の住まい”とは、普通の暮らしや日常を、より幸せにしてくれる存在なんだと思います」(愛さん)

――杉山愛さん&走さんインタビュー前編はこちら

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