憧れのライフスタイルを送る話題の人に、暮らしと住まいのこだわりをお聞きする本企画。今回登場いただくのは、長年芸能界の第一線で活躍する勝俣州和さん。多忙な日々を送る中で、大切な家族と、こだわりの詰まった素敵なお家が勝俣さんの癒しになっているようです。家族円満の秘訣や、快適な暮らしを手に入れるまでのプロセスなどについてお話をうかがいました。
勝俣州和さんプロフィール |
「朝だ!生です旅サラダ」「アッコにおまかせ」出演中。全国の美味しいものや温泉などに精通する。地元静岡・御殿場市をはじめ栃木・足利市、東京・八丈島町、山形・酒田市などの観光大使として地方創生にも尽力。 <SNS情報> Youtube「勝俣かっちゃんねる」 |
世田谷を愛する芸能人、勝俣州和さん
静岡県御殿場市出身、富士山を望む緑豊かな土地で暮らしていた勝俣さん。地元では11人の大家族と、和気あいあいとした地元の商店街の人々に囲まれて賑やかに育ったといいます。
大学入学をきっかけに、世田谷区の経堂で一人暮らしを始めた勝俣さんですが、芸能界入り後もずっと世田谷区内に居を構えていたそう。
「とにかく祖師谷の商店街が気に入ったんですよね。すぐに僕を街の家族として受け入れてくれたんです。芸能界デビュー後も僕を特別扱いすることなく、今まで通り親切にしてくれたので、本当に暮らしやすい街でした」
バラエティ番組などでブレイクを果たした勝俣さんは、その後2002年にご結婚。奥様も独身時代には世田谷区で一人暮らしをされていたとのことで、そんなお二人が新居として選んだ土地はもちろん世田谷区でした。
「物件を探すときは、周囲で暮らしている人たちと積極的に会話をしています。近所の人たちが『絶対ここに住んだほうがいいよ!』と言ってくれるエリアに住むようにしていますね。おかげで、今まで住んできた場所はみんな素敵なところでした」
家族の憩いの場になっている屋上スペース
二人のお子さんが生まれ、住まいが少し手狭になってきた頃。勝俣さんは土地を購入し、一からの家づくりを決意します。間取りや内装の多くは奥様のご希望に沿って設計されたそうですが、勝俣さんがこだわったポイントは。
「『屋上がほしい』というのはお願いしましたね。静岡県出身なので、富士山が見える家が良かったんです。夏はね、花火が見えるんですよ。リビングでドーンッと音がして、家族みんなで屋上に上がると、ソフトボールくらいの小さい花火が見えるんですね。夜に咲く花みたいで綺麗なんですよ。一人のときはデッキチェアで本を読んだりね。行き交う人の声とか、近くの小学校が運動会の練習をする音とか、街の音が聞こえるのも心地いいです」
また、家づくりの際は風水の勉強もしたそう。勝俣さんによると、風水とは「人が過ごしやすい環境を追求するもの」といいます。
「朝、太陽の光を取り入れるとか、綺麗な花を生けるとか、家の中で使う言葉に気をつけるとか。人として快適な生活を手に入れるための考え方なんですよね。だから窓を大きくして日当たりと風通しを良くしたり、妻がいつも綺麗な花を飾ってくれていたり、気持ちの良い空間を維持できるように心がけてます」
二子玉川公園で愛犬家のコミュニティに参加
世田谷区内では、二子玉川公園がお気に入りだという勝俣さん。よく、愛犬・ポノちゃんと一緒にお散歩を楽しんでいるようです。
「体操をしている人や、ランニングをしている人、お父さんと子どもがサッカーの練習をしている姿もよく見かけますね。色んな人がいて、なんだか刺激をもらえます。みんなほどよい距離感を保ちつつも、顔を合わせればちゃんと挨拶をしてくれる。ポノを飼うようになってからは、二子玉川公園で犬を散歩させている人たちのコミュニティにも入れてもらったんですよ(笑)。犬に関することはそこで教わりましたね」
お子さんたちからの強い要望を受けて飼うことになったという、トイプードルのポノちゃん。最初は「責任持って面倒が見れるのか半信半疑で」と反対していた勝俣さんですが、今ではポノちゃんを溺愛しており、家族みんなの癒しとなっています。
「ポノは、初めて車に乗せたときからすごく大人しかったんですよ。家に到着してすぐに家族に馴染んでくれて、そんな姿を見たとき『こんなに心を委ねてくれているんだ』と感動したんですよね。これは絶対に大切にしなきゃいけない存在だなと思いました」
「あるとき娘が『犬って、飼い主の病気や怪我の身代わりになってくれるらしいよ』と教えてくれました。その日から「健康管理はしっかりしようね」とみんなで気を遣ってます」
“明石家さんまさんより面白い”偉大な父の影響を受けて
とても家族仲が良いことで知られる勝俣さんご一家。コロナ禍により終日一緒にいなくてはならないことにストレスを抱えていたご家族も多いと言われていますが、勝俣さんご一家はまったく困らなかったそう。家族円満の秘訣は、とにかくみんなで会話をすることだといいます。
「僕の親父は、冗談じゃなくて本当に明石家さんまさんより面白い人だったんだよね(笑)。我が家の会話は毎日が『さんま御殿』状態! 親父が司会者になり、今日あったことをみんなで話すんです。嬉しいことがあればみんなで喜んでその嬉しさが何倍にもなって、悲しいことがあればみんなで慰め合って悲しさが何分の一にもなった。だから僕もそんな父親でいたいなと」
ユニークで愛情深いお父様の影響を受け、今ではご自身が家族を笑顔にする立場に。笑いの絶えない勝俣さん一家ですが、それは家族全員の協力があってこそだと話します。
「妻がいないときでも、子どもたちはちゃんと妻の仕事を分担してくれます。誰か一人がいなくなるとその分自分の仕事が増えるということをちゃんと理解して、それをまったく苦だと思っていない。きっと、いつも妻が家事を一生懸命やってくれている姿を見ているから、子どもたちもそれが自然とできるんだと思います」
さらに、お子さんたちのサポートは思わぬところでも勝俣さんを支えていました。
「僕、最近YouTubeを始めたんですよ。それも、娘と息子が最新の情報を色々と教えてくれたおかげで、すんなりとYouTubeの世界に入っていけたんですよね。YouTubeのことを何も知らなかった僕が、人気のYouTuberヒカルくんやカジサックくんと共演しているのを見て娘からはと驚かれたことも(笑)」
これからは日本中にふるさとを作っていきたい
そんなお子さんたちがだんだんと大人になり、近い将来、夫婦二人での生活が再びスタートする勝俣家。これからの暮らし方について、勝俣さんは「令和の椎名誠を目指してみたい」と笑います。
「僕は日本中をロケで巡って、これまでたくさんの人に出会いました。これからはお世話になった皆さんに挨拶をしてまわりつつ、全国各地を旅して、日本中にふるさとを作っていきたいですね。妻とは『自分の目で世の中のあらゆるものを見たい』という想いが共通しているんです。まだ見ていないものをたくさん見て、それを自分のYouTubeチャンネルで発信したりして“旅人モドキ”みたいな人生をおくってみたいです」
最後に、現在の生活を改めて振り返り「理想の暮らし」について語ってくれました。
「正に、いまが理想の暮らしですね。結婚前は、お花と笑顔の多い家を作ろうと決めていましたから。家族全員が協力し合って暮らしているおかげで、充実した生活ができていると思います。本当に、よくぞこの4人が集まってくれたなあと感じますよ(笑)。今後も色んな困難があるかもしれないけど、みんなで力を合わせれば必ず乗り越えて行けると信じています。周りからは能天気に思われるかもしれませんが、これからも明るくポジティブに生きて行きたいですね」
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