日吉の住みやすさとは？　学生街や住宅地を実際に歩いた情報やマンション情報と一緒にご紹介

教育機関が集まる文教エリアとして発展してきた日吉。充実した商業施設とアクセスの良さから住みやすい街として注目されています。この記事では、エリアの概要、魅力、家賃相場・購入相場、交通アクセス、治安、子育て環境、医療環境をご紹介。最後には、街歩きの情報のほか、おすすめのマンションについて紹介しています。ぜひ住まい探しにお役立てください。

日吉のエリア概要

神奈川県横浜市港北区にある日吉は、慶應義塾大学の日吉キャンパスがあることから多くの若者でにぎわう活気ある街です。「日吉」駅に乗り入れている沿線は東急線（東横線・目黒線・新横浜線）と横浜市営地下鉄グリーンライン。都心へも横浜へもアクセスがしやすいというのが特徴です。
駅周辺には多彩な商業施設が立ち並び、生活に必要なものはなんでも揃います。駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、緑も残されている暮らしやすい環境です。

日吉の魅力

「日吉」駅東口に広がる慶應義塾大学の緑豊かなキャンパスは地元の人たちも散歩する憩いの場。日頃から多くの学生たちと地元の人たちがさまざまな場面で交差する、温かさあふれる街の雰囲気が魅力です。
西口には、普通部通り、中央通り、浜銀通り、メイルロード、サンロードの5本の大通りが扇状に広がり、それぞれに個性豊かな５つの商店街を形成しています。
「日吉」駅直結のショッピングモール「日吉東急アベニュー」、駅から少し歩けばレストランやクリニックなどが入る商業施設「SOCOLA（ソコラ）日吉」があります。学生向けの良心的な価格の飲食店や日用品店が豊富にありつつも、おしゃれで洗練されたお店がたくさんあります。

日吉の家賃相場・購入相場

当社ホームページの掲載物件をもとにした情報によると、賃貸のマンションの家賃は、月額4万5,000円のワンルーム〜26万円の3LDKがあります。また、マンションの販売価格は、400万円～8,980万円まで、幅広い価格帯となっています。(2024年5月15日現在)

参考：東急東横線 日吉駅の不動産相場

日吉の交通アクセス

「日吉」駅から東急東横線・通勤特急に乗車すると「渋谷」駅まで約20分、「池袋」駅まで約36分、「横浜」駅まで約12分で到着します。また、東急目黒線・急行を利用して「目黒」駅まで約20分、東急新横浜線・急行を利用して「新横浜」駅まで約6分の所要時間です。いずれも乗り換えなしで行けるため、通勤・通学に便利と言えるでしょう。
駅前のバスターミナルには8つの乗り場があり、綱島方面や川崎方面への路線バスが豊富に運行。御殿場プレミアムアウトレットや河口湖方面行きの高速バス、富士急ハイランド直通バスも発着しています。

日吉の治安

港北警察署が発表している「港北区の犯罪発生状況」(令和6年1月〜2月)によると、港北区の刑法犯罪認知件数は214件となっています。このうち日吉駅周辺の日吉、日吉本町の件数は25件。中でも多いのが自転車盗難（8件）、万引き（3件）で、恐喝、空き巣、車上ねらい、ひったくりは0件です。

日吉の子育て環境

日吉がある港北区の子育て支援としては、下記のようなものがあります。

小児医療費助成

所得制限なしで、中学3年生までの保険診療が全額助成されます（入院の差額ベッド代、文書料、健康診断、選定療養費等、保険給付とならないものは助成対象外）。

港北区歯つらつ歯みがき教室

1歳前後の歯の悩みについて歯科衛生士に相談可能。むし歯予防の話、親子で健康なお口づくりの話、歯みがき実習などを実施しています。

港北区地域子育て支援拠点どろっぷ

主に0歳から未就学児、妊婦とその家族、地域で子育てを応援している方のための施設。遊び、交流するスペース、子育て相談、子育て情報の提供が受けられます。

赤ちゃん会

第1子の0歳児と保護者が対象。子どもとの手遊びや過ごし方、歯のこと、離乳食など初めての育児に役立つ情報を提供しています。

日吉の医療環境

内科、小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科などクリニックが充実しています。また「日吉」駅からバスで5分のところにある「川崎市立　井田病院」は、36診療科を有する地域の中核病院。予防から診断、治療、緩和医療、在宅医療までに対応する地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。

日吉周辺を街歩き（日吉駅〜日吉台公園〜日吉駅西口）

今回は日吉駅を出て、大学、商業施設、公園などを巡ってきました。

関東の駅百選認定駅のひとつ「日吉」駅

1926年(大正15年)に開業した「日吉」駅。駅名は、日吉本町にある金蔵寺の仏様「日吉権現」から名付けられたそうです。1991年(平成3年)にリニューアルした駅舎は1999年(平成11年)に「関東の駅百選」に選定。改札を出たところにある球体のモニュメント「虚球自像」は「日吉」駅の顔となっています。

銀杏並木が印象的な「慶應義塾大学日吉キャンパス」

「日吉」駅東口を出ると、目の前にあるのが「慶應義塾大学日吉キャンパス」。入口からイチョウ並木が続いていて、日吉＝イチョウ並木と言っても過言ではありません。谷ひとつ隔てた丘の上には、理系の学生が学ぶ「矢上キャンパス」があります。

レストランや医療施設が入る「SOCOLA（ソコラ）日吉」

駅前を通るのは綱島街道。綱島方面へ向かって、緩やかな坂道を下っていくと「SOCOLA（ソコラ）日吉」があります。2020年にオープンした商業施設で、木目調の外観や敷地内の植栽が、ゆったりとした時間を与えてくれます。

雨でも遊べる「みのわ町内会高架下子どもの遊び場」

綱島街道へ戻り、「日吉」駅方面へ進みます。ひとつ目の信号を左折すると、東急東横線の高架下にあるのが「みのわ町内会高架下子どもの遊び場」です。広場のほか、滑り台、車の形をした遊具などがある遊び場で、学童保育の生徒が元気に走り回る姿がありました。高架が屋根代わりになるので、雨の日でも安心して遊べます。

高台から街が一望できる「日吉の丘公園」

高架下を過ぎ、１本目を左へ曲がって次を左折すると、「日吉の丘公園」の入口が目に入ってきます。歩みを進めると、目の前には150段の階段が…。
頑張って登っていくと、100段を過ぎたあたりにある展望台からは、日吉の街を一望することができました。150段を登りきると、緑あふれる開放的な敷地が広がっています。

地名の起源が祀られている「金蔵寺」

来た道に戻り、歩いていきます。バス通りに出たら右へ行き2つ目の道を右折。道なりに進んで突き当りを左に行って１つ目を右、左へ行くと「金蔵寺」があります。ここは、横浜七福神の1つで寿老人が祀られているお寺。裏山にある日吉社には日吉山王権現が祀られており、地名の起源となっています。

駅から放射状に道路が伸びる「日吉駅西口」

駅に戻ります。西口側には、普通部通り、中央通り、浜銀通り、メイルロード、サンロードの5本の通りが放射線状に伸びていて、商店街を形成しています。個性的なお店からチェーン店までその種類は様々。全体的に飲食店が多い印象で、多くの来街者でにぎわっていました。

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