片付けを習慣化させれば、無駄な買い物が減る、探す手間が省けるなど、時間・精神的・経済的にさまざまなメリットがあります。
しかし、「元の場所に戻せない」「もったいなくて物が捨てられない」「つい床やテーブルに物を置いたままにしてしまう」など、片付けられない方も多いでしょう。
そこで本記事では、片付けが苦手な方向けに片付けの手順やコツを紹介します。習慣化するために行動を変えて、片付け上手になりましょう。
記事サマリー
片付けを習慣化させるメリット
片付けを習慣化させると、主に以下のメリットがあります。
- 使いたい時にすぐ使える
- いつも清潔な生活を保てる
- ストレス解消になる
使いたいときにすぐ使える
片付けを習慣化すれば物を探す手間がなくなるので、必要なときに必要な物をすぐ取り出して使えて、時間に余裕が生まれるでしょう。
片付けができていないと何がどこにあるかがわからず、同じ物を再度購入するリスクもあります。同じ物を購入すればまた物が増え、何がどこにあるかわからなくなる悪循環が発生します。
物のある場所がわかっていれば、無駄な買い物がなくなり経済的にもメリットが大きいです。
いつも清潔な生活を保てる
片付けができていると、キッチンやトイレなどの汚れやすい場所にもゴミやホコリが溜まりにくくなります。
また、床やテーブルに物がないと、掃除しやすくなり常に清潔な状態を保てます。このように、片付けを習慣化させれば、より健康的・快適に過ごせます。
ストレス解消になる
片付けを習慣化すると精神的にもメリットが大きくなる傾向があります。
部屋が片付いていると、気分が落ち着きくつろげます。「なんとなく気持ちが落ち着かない」「いらいらする」ときは片付けをしてみましょう。
また、片付けること自体もストレス解消になります。無心に作業できるので、ほかのことを考えたくないときにも有効です。
片付けの心得
次に、片付けをするうえでの心得について説明します。
- 片付けをする時間を決める
- 自分なりの楽しむ工夫を見つけておく
- 様子を写真や動画で撮影しておく
片付けをする時間を決める
1日5分でも良いので、時間を決めて片付けをする時間を作りましょう。
こまめに片付けず放置していると、いざ片付けるときに作業量が多く時間がかかってしまいます。放置するほど片付けるのも億劫になるでしょう。
「朝食後の5分」「寝る前の10分」などと決めておくと習慣化しやすくおすすめです。また、こまめに片付けることで散らかりにくくなるので、片付けに時間をかける必要がなくなります。
自分なりの楽しむ工夫を見つけておく
音楽をかける、お気に入りの香りをつけるなど、自分なりに工夫をして片付けを楽しい時間にしましょう。
自分の好きなことや気分があがる方法で問題ありませんが、テレビは片付けの手が止まるのであまりおすすめしません。
写真や動画で撮影しておく
片付けの前後に、写真や動画で部屋の様子を撮影しておきましょう。
片付けをする前と後の写真を見比べることで満足感や達成感が得られ、片付けのモチベーションにつながります。キレイになった写真を見れば、片付いた状態を維持したくなるでしょう。
効率よく片付けるために準備するもの
効率よく片付けるために、事前に必要なものを準備しておきましょう。
- 掃除道具
- 掃除がはかどる便利グッズ
掃除道具
片付けをする際には、ホコリや汚れなどの掃除もしなければなりません。
掃除機、雑巾、タオル、ウェットシートなどの掃除道具を用意しておきましょう。マルチクリーナーやメラニンスポンジなども役立ちます。
また、不要なものを捨てるゴミ袋も必要です。自治体で指定されたものを事前に準備しましょう。
片付けがはかどる便利グッズ
掃除道具のほか、片付けがはかどるグッズも用意しておくと便利です。例えば、ペンとマスキングテープがあれば整理の際のラベル付けに役立ちます。
マスキングテープは、水回りのカビ汚れ防止などさまざまなシーンで使えるので、ぜひ用意しておきましょう。
また、フックやホルダーも便利です。フックやホルダーを使えば浮かせる収納ができるので、床やテーブルに物を置くことを防げます。
上手に片付けるための手順
上手に片付けるためには、以下の3つの手順がおすすめです。
- 物をすべて取り出す
- 捨てるものと整理するものに分ける
- 収納する
物をすべて取り出す
クローゼットの服をすべて出すなど、まずは片付ける場所を決めて物をすべて取り出しましょう。
一旦すべての物を出すことで、何をどれだけ持っているのかを把握することが大切です。期限が切れているものや、置いていたことすら忘れてずっと使っていなかったものなども見つかるでしょう。
片付けられない方の多くは、何をどの程度持っているのかを把握できていません。
捨てるものと整理するものを分ける
物をすべて取り出したら、使うか使わないかで捨てるものと整理するものを分けましょう。
「最近使っていないけど置いておけばいつか使えるかも」と思うかもしれませんが、1年以上使っていない物は基本的に今後も使わない可能性が高いです。
物が多いと収納しきれず、なかなか部屋が片付きません。上手に片付けるには、思い切って物を処分することも必要です。
なお、使わないものはフリマアプリなどを利用して手放すのも一つの手段です。自分にとっては必要のない物でも、誰かにとっては必要かもしれません。うまく買い手が見つかれば、家計の足しにもなるでしょう。
もう着なくなった衣服がたくさんあるときは、さまざまなリサイクル方法で処分を検討してみるのも良いでしょう。
収納する
捨てるものと整理するものを分類できたら、必要なものを収納します。頻繁に使うものは取り出しやすい場所に、あまり使わないものは高い場所など取り出しにくいところに収納しましょう。
カテゴリ別や使う人別に収納するのも一つの方法です。使う人別に分ければ、自分以外の家族も片付けがしやすいでしょう。
ラベル付けをするなどして、自分以外が見ても何をどこに収納するべきなのかがわかるようにしておくことが重要です。
また、収納スペースには物を詰めすぎないようにしましょう。物が詰まりすぎていると、新たに購入したものなどを収納する際にスペースがなく、行き場を失ってしまいます。
片付け上手になるコツ
片付け上手になるうえで知っておきたい片付けのコツを紹介します。
- 片付ける場所を区分けする
- 収納場所を決める
- 長い間使っていない物は捨てる
片付ける場所を区分けする
片付けをする際には、片付ける場所を区分けすることが大切です。
家全体の片付けを1日で終わらせようとしていろいろな場所の物を取り出してしまうと、結局片付けが終わらず余計に散らかってしまう可能性があります。
片付けを始める前に部屋を区分けして、どこから片付けるのかを決めましょう。「引き出しの上段」など範囲の小さなところから片付けを始めるのが、片付け上手のポイントです。
収納場所を決める
収納場所を明確に決めることも片付け上手のコツです。
出しっぱなしになっている物やいつも片付けられない物があるのは、物の収納場所が決まっていないからです。どこに片付けようか迷ってしまうと、なかなか片付けられません。
収納場所が明確であれば迷わないので、時間をかけることなくすぐに片付けられます。子どもなど自分以外の家族も迷わず片付けられるでしょう。
「すぐ使うから」という理由でつい床やテーブルに物を置いてしまう方も多いでしょう。床やテーブルに物を置いてしまう場合は、一時置きボックスを活用するのもおすすめです。ボックスなどにまとめれば、床やテーブルが散らからず掃除もしやすくなります。
長い間使っていない物は捨てる
「まだ使えるから」「いつか使うかもしれない」という理由で長い間使っていない物をずっととっておくのは、やめましょう。先に述べたとおり、1年以上使っていないものは今後も使わない可能性が高いです。
子どもの作品や思い出の品をなかなか捨てられないなら、データにして保存するのも方法の一つです。アルバムにまとめれば、整理できるうえにいつでも見返せるでしょう。
学校や仕事の書類関係についても、写真を撮る・スキャンをするなどデータにすることで部屋が散らかるのを防げます。
まとめ
効率よく片付けるには、片付けの手順とコツを覚えることが重要です。
片付けを習慣化させれば、ストレスなく日々の生活を快適に過ごせます。同じものを2度買わないなど経済的にもメリットが大きいです。
片付ける場所を区分けする、収納場所を決めるなどのコツを押さえたうえで、片付けを習慣化させるために行動を変えていきましょう。
この記事のポイント
- 片付けを習慣化させるメリットは?
片付けを習慣化させると、時間的・精神的・経済的にメリットが大きいです。
使いたい時にすぐ取り出せて、同じものを2度買う無駄を防げます。また、掃除しやすくなりいつも清潔な生活を保てるのもメリットです。さらに、ストレス解消にもなります。
詳しくは、「片付けを習慣化させるメリット」をご確認ください。
- 効率よく片付けるための手順は?
効率よく片付けるためには、物をすべて取り出す・捨てるものと整理するものを分ける・収納するという3つの手順で進めることが大切です。
詳しくは、「上手に片付けるための手順」をご確認ください。
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