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押入れ収納はスペースの有効活用が重要!スッキリさせるコツや場所別の使い方を解説

押入れはものをたっぷり収納できるため、有効活用することで部屋がスッキリと片付きます。しかし、奥行きが広すぎてうまく物を入れられず、乱雑になって困っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、押入れ収納のコツや、場所別に収納すべきものを解説します。具体的な収納アイデアや収納する前にやるべき準備にも触れているので、これから片付けたい方の参考になるはずです。

コツを押さえることで押入れの広いスペースを有効活用し、整えられるので、ぜひ挑戦してください。

押入れ収納のコツ

押入れ収納を始めるにあたって、知っておきたいコツを5つ紹介します。

  • 使う頻度で収納場所を分ける
  • 奥行きを活かせる収納アイテムを選ぶ
  • 仕切りを作る
  • 通気性を意識する
  • 収納アイテムの色や形を揃える

これらを意識すれば、押入れ収納がより使いやすく、見た目もよくなるでしょう。

使う頻度で収納場所を分ける

押入れは高さがあるため、ものを取り出しやすい場所と取り出しにくい場所があります。使用頻度を考えた上で収納場所を決めると、より使いやすくなります。

取り出しやすい中段ならば、シーズン中の衣類や小物類をしまうのにも便利です。

奥行きを活かせる収納アイテムを選ぶ

押入れは奥行きがあり、物がたっぷり入るのが特徴です。収納アイテムを選ぶときは、デッドスペースを作らないためにも、奥行きを活かしたものを選びましょう。

収納ケースでも奥行きのあるアイテムが売っているので、押入れのサイズにあったものを選ぶのがおすすめです。

仕切りを作る

押入れの幅を活かすため、突っ張り棒やラックを活用して仕切りを作るのも有効です。スペースを上手く区切ると中が散らかりません。

とくに、アイテムごとに場所を分けると探しやすくなるので、縦横に仕切りを作るように意識しましょう。

通気性を意識する

押入れは閉めっぱなしになりがちなので、湿気が溜まりやすくカビの原因になる場合があります。ものはゆとりを持って収納し、定期的にふすまを空けて換気しましょう。

下や側面にすのこを置くと通気性がアップします。そのほか、空気をこもりにくくするため、襖を外して見せる収納もひとつの方法です。

収納アイテムの色や形を揃える

収納アイテムは色や形を揃えると、スッキリと見えます。出来上がりをイメージして、統一感を意識してください。

押入れの場所別に収納方法を紹介

押入れ収納をするときは、場所別に入れるものを考えていくと整理しやすくなります。

  • 上段
  • 中段
  • 下段

に分けて、収納方法を紹介していきます。

押入れ上段の収納方法

押入れ上段はものを取り出しにくいので、季節ものや軽いもの、使用頻度の低いものを収納すると良いでしょう。

ほこりが溜まりやすく掃除しにくいので、蓋付きのケースを使用するのがコツです。また、取手付きのケースなら、取り出しを楽にできます。

押入れ中段の収納方法

押入れ中段は、最もものを取り出しやすいため、服などの使用頻度が高いものを収納するのがおすすめです。
収納ラックを入れれば、奥までデッドスペースを作らずに収納でき、高さも有効活用できます。その中に収納ケースを入れれば、物別に分けて収納するのも簡単です。

シーズン中の服を収納する場合は、ハンガーラックを設置するのも良いでしょう。

押入れ下段の収納方法

押入れ下段は、家電や布団など重いものや大きいものを収納するのに向いています。

扇風機などの季節家電は、ビニールや市販のカバーを活用するのがおすすめです。購入時の段ボールでは場所を取る上に、長期保管すると害虫の原因になることもあります。

また、カバーに入れることでホコリの対策にもなります。

押入れ収納の前にやるべき準備

押入れ収納を快適に使うには、事前準備も大切です。ここでは、収納前にやるべき内容を順番に解説します。

  1. 荷物をすべて出す
  2. ほこりを落とす
  3. 不要なものを捨てる
  4. 必要なグッズを購入する

この手順に従って、収納の準備を進めましょう。

荷物をすべて出す

まずは、掃除をしやすいように、押入れに入っている荷物をすべて取り出します。内部を清潔に保つためにも、一度押し入れを空っぽにしましょう。

ほこりを落とす

ものがなくなったら、はたきや掃除機を使って押入れ内と収納ボックスのほこりを落とします。ほこりがあるとダニなどの原因になるため、きれいに掃除しましょう。

壁のほこりを水拭きで掃除した場合は、必ず乾燥させてください。水分が残っていると、カビの原因になります。

不要なものを捨てる

押し入れ内から出した荷物を確認し、不要なものを処分します。数年使っていないものや、今後使わないものは捨てることで、整頓しやすくなるのがメリットです。

特に、上段と下段に収納してあるものは使用頻度が低い場合が多いので、この機会に見直してください。

必要なグッズを購入する

新規で収納グッズを購入するならば、不要なものの処分を終えてからにしましょう。ものの総量がわからないと不必要な収納道具を買ってしまい、うまく片付けられなくなるためです。

グッズは、下準備が終わってから必要な分だけ購入することがおすすめです。

おすすめの押入れ収納アイデア

押入れ収納をこれから作る方に向けて、おすすめのアイデアを紹介します。

  • ケースにラベルを付ける
  • キャスター付きアイテムで入れ替えを容易にする
  • よく使うものの収納場所は固める

気になったものを取り入れてみてください。

ケースにラベルを付ける

収納ケースはホコリからものを守れる反面、中身が見えにくくなるのがデメリットです。ラベルを貼り、何を収納しているのかわかりやすくすると良いでしょう。

天面だと積み重ねたときに内容が確認できないので、正面にラベルをつけるのがおすすめです。

キャスター付きアイテムで入れ替えを容易にする

キャスター付きアイテムならば、前後の入れ替えが簡単にできます。小物の収納などは、前後2列に並べるよりキャスター付きアイテムを使ったほうが取り出しやすくなります。

キャスター付きラックを使えば、前後を入れ替えるだけで服の衣替えもできます。

よく使うものの収納場所は固める

押入れは引き戸になっているため、両側を一気に開けられないという欠点があります。その対策として、よく使うものは左右どちらかの空間にまとめるのがおすすめです。

服とバックなど、一緒に使うものは同じ襖側にまとめることで、開閉の回数を減らして快適に使えます。

押入れ収納を効果的に使おう

押入れは奥行きも深く、多くのものを収納できるスペースがあるため、うまく整理すれば部屋が一気に片付きます。もし多くのものが乱雑に詰め込まれているならば、この機会に収納を見直すのはいかがでしょうか。

ぜひ、この記事を参考に、押入れ収納に挑戦してください。

この記事のポイント

押入れ収納を使いやすくするには?

キャスター付きアイテムを活用したり、よく使うものは襖の片側にまとめたりするのがおすすめです。

詳しくは、「おすすめの押入れ収納アイデア」で解説しているので、ぜひご覧ください。

取り出しにくい押入れ上段を活用する方法は?

使う季節が限られていて出し入れの回数が少ないものや、軽いものをしまうのが良いでしょう。

「押入れ上段の収納方法」では、使いやすい収納ケースの特徴も解説しているので、参考にしてください。

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