ざっくり要約!
- おしゃれなキッチンを作るポイントは統一感
- 素材や役割の近いものをまとめて収納するのも良い
- リフォームならデザインもレイアウトも一新できる
「キッチンをもっとおしゃれにしたいけれど、何をどう変えれば良いのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。キッチンは収納の方法を検討することで、一気に垢抜けます。
この記事では、リフォームする場合としない場合で、それぞれおしゃれなキッチンを作るコツを解説します。
今より洗練されたキッチンを作りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
記事サマリー
キッチンをおしゃれにリフォームするポイント
キッチンをおしゃれにリフォームしたいなら、以下のポイントを確認してみましょう。
- レイアウトを見直す
- 天板と扉の素材を変える
- タイル張りの壁に変える
- 照明のデザインを変える
- 床材にこだわる
レイアウトを見直す
キッチンのレイアウトを大きく変更できるのは、リフォームならではの強みです。
料理中の姿が見えないようにしたいならクローズキッチン、料理中も家族の様子が見たいならオープンキッチンがおすすめです。
さらに、オープンキッチンは形状により、以下のように分類されます。
- ペニンシュラキッチン:側面片方が壁にくっついているキッチン
- アイランドキッチン:キッチン周りの4面すべてが壁についていないキッチン
- セパレート型キッチン:シンクとコンロが対面にあり、中央に通路があるキッチン
また、キッチンのサイズを見直してみるのも良いでしょう。キッチンのサイズによって、収納の量も変わってきます。
現状、物が多くて散らかっているのであれば、収納を増やすことで雑多な印象がなくなり、洗練されたおしゃれな印象に仕上がるでしょう。
キッチンに求める理想と現状を比較すると、レイアウトのアイデアが浮かんでくるはずです。
天板と扉の素材を変える
ガラッと印象を変化させたいのであれば、キッチンの天板(ワークトップ)と収納扉の素材を変えてみましょう。天板と収納扉は面積が広いパーツのため、キッチンの印象を大きく変化させられます。
例えば、人工大理石の素材なら色やデザインのバリエーションが豊富です。メラミン素材なら、表面を木目調にもできるためナチュラルテイストに仕上げたい方に向いています。
扉はワークトップや部屋全体のテイストに合わせた素材を用いることで、統一感を持たせることができ、おしゃれに仕上がります。
タイル張りの壁に変える
キッチンの壁の素材は、主にタイルとパネルの2種類です。
レンガ調や長方形のサブウェイタイルを組み合わせれば、カフェ風の印象に仕上がります。部分的にアクセントタイルを使うのも、垢抜けた雰囲気になるでしょう。
一方、パネルは目地がないため掃除がしやすく、タイルより施工価格が安価なのが特徴です。
そのほか、カラーバリエーションが豊富な不燃結晶板や、艶感があり高級感のある見た目のホーローなどの選択肢もあるため、好みに合わせてチェックしてみましょう。
照明のデザインを変える
キッチン照明にはさまざまな種類があります。
一般的なシーリングライトや、吊り下げ式のペンダントライトのほか、キッチンに照明を埋め込んだダウンライトといった選択肢があります。意匠性を高めるならば、スポットライトを取り入れてみても良いでしょう。
照明の色味でも、印象は変わります。温かみを出したいならオレンジ系、明るい印象にしたければ白色系がおすすめです。
照明を変えるだけでも大きく印象が変わるため、全体の雰囲気に合わせたものを取り入れてみてください。
床材にこだわる
キッチンに使える床材には以下のような種類があります。
- フローリング:木目調でナチュラルに仕上がる
- フロアタイル:木目調や石目調など凹凸も含めて再現できる
- クッションフロア:フロアタイルに似ているがクッション性がある
- モルタル:存在感があり、クールな印象に仕上がる
床材により、掃除のしやすさや衝撃への強さも変わってくるため、デザインと機能の両面から検討すると満足のいく仕上がりになるでしょう。
キッチンをおしゃれにレイアウトするコツ
ここからは、リフォームなしでキッチンをおしゃれにレイアウトするコツを紹介します。
- 見える場所に置くものを減らす
- 収納の色や素材を揃える
- 同じ素材の食器をそばに置く
- 同じ役割のものをまとめる
- 植物を取り入れる
- 高さを生かした収納をする
既存の配置や備え付けの収納を変えなくても、工夫次第でおしゃれに仕上げることは可能です。ぜひ取り組みやすいものから始めてみてください。
見える場所に置くものを減らす
見える場所にたくさんものを置いてしまうと、雑多な印象を与えてしまいます。すっきりと整った見た目にしたいなら、見える場所には厳選したものだけを置くのがおすすめです。
ワークトップには物を置かず、ほかの場所もデザインが映えるもの以外は隠れるような収納を取り入れてみましょう。布をかける、収納ケースのなかに入れる、といった工夫で手軽に見えにくくできます。
収納の色や素材を揃える
見える場所に置く収納グッズは、色や素材を揃えると統一感が出ます。ナチュラルに仕上げるならカゴ、クールに仕上げるならステンレスのボックスがおすすめです。
収納グッズを選ぶ際は、キッチン全体のインテリアと色を合わせると、より洗練された印象になります。既存の収納棚や天板の色と合わせて揃えてみましょう。
同じ素材の食器をそばに置く
見せる場所に置く食器類は、同じ素材のものを重ねたり、そばに置いたりすると統一感が出ます。素材がばらばらだと雑然とした印象になり、整って見えないため注意しましょう。
また、食器は乱雑に詰め込むのではなく、スペースを開けて収納するとおしゃれに見せることができ、おすすめです。
同じ役割のものをまとめる
同じタイミングで使うものは一箇所にまとめておくと良いでしょう。片付いている印象になり、機能性も向上します。
おたまやフライ返し、菜箸を見える場所に置くならば、筒状のケースにまとめるとスッキリします。同じ調理器具でも、お菓子作りや季節限定で使うアイテムは、分けて収納すると便利です。
植物を取り入れる
キッチンに植物を置くと、彩が添えられます。あたたかみのある印象に仕上げられるので、ぜひ取り入れてみてください。
ワークスペースに置くならば小さめの物がおすすめです。水やり回数が少なくてもよいサンセペリアや、日が当たりにくくても育ちやすいポトスは、キッチンにも取り入れやすい植物です。
作業スペースを減らしたくないならば、ハンギンググリーンを取り入れるのも選択肢のひとつです。
ドライフラワーや造花ならば、世話をする必要がなく、枯れることもないので気軽に取り入れられます。
高さを活かした収納をする
収納スペースが少ないならば、高さを活かした収納にチャレンジしてみましょう。
ラックを設置したり、壁面収納をして並べたりすると物の重なりがなくなり、空間が生まれます。さらに、吊り戸棚に引っ掛けてラックを増やしたり、吸盤や磁石を活用してフックをつけたりしても良いでしょう。
ポイントを押さえておしゃれなキッチンライフを楽しもう
キッチンをおしゃれに見せるには、統一感を意識しつつ、見える場所に置くものを厳選してすっきりさせるのがポイントです。また、収納グッズを選ぶ際は色や素材を揃えたり、見える場所に置く食器は素材の近いものを選んだりすると良いでしょう。
リフォームを検討する場合は、天板や床材、照明などのパーツにこだわり、全体のテイストを揃えるのがおすすめです。
デザインや小物次第で垢抜けた印象に仕上がるので、ぜひ楽しみながらおしゃれなキッチン作りに取り組んでみてください。
この記事のポイント
- キッチンのおしゃれなレイアウトが知りたい
家族の様子を見ることができ、開放感を与えるオープンキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。また、収納を増やすのもおすすめです。収納が増えればすっきりとした空間が生まれ、洗練されたおしゃれな印象に仕上がるでしょう。
詳しくは、「レイアウトを見直す」をご覧ください。
- リフォームなしでキッチンをおしゃれにするコツは?
見える場所に置くものを減らしつつ、似た素材や使う用途が同じものをそばに収納するのがおすすめです。
詳しくは、「キッチンをおしゃれにレイアウトするコツ」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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