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「家族の時間」と「おしゃれ」を両立する家。クリエイティブディレクター・高園あずささん

憧れのライフスタイルを送る話題の人に、暮らしと住まいのこだわりをお聞きする本企画。今回登場いただくのは、フリーランスのクリエイティブディレクターとして活躍する高園あずささん。インスタグラムのフォロワーは13万人を超え、ファッションやライフスタイルなどの投稿が人気を集めています。2022年の春、東京から大阪へ移住したばかりの高園さんのご自宅。「家族の時間」と「おしゃれ」を両立する空間のこだわりを伺いました。

高園あずささんプロフィール
佐賀県出身。2011年、アパレルブランド「Ungrid」心斎橋店にショップスタッフとして入社後、プレスとして上京、クリエイティブディレクターを約8年間勤める。2021年12月にはUngridを卒業し、フリーランスのクリエイティブディレクターとして独立。現在は、旦那さま、2人の娘さんと大阪暮らし。
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東京から大阪へ。移住を機に変化した「家族との時間」

ヴィンテージのダイニングテーブル。ここが高園さんにとって一番のお気に入りの場所。

2022年の春、東京から大阪へ移住したばかりの高園さん。

勤めていた会社を辞めフリーランスへ転向したタイミングで旦那さまから、お仕事の都合で大阪移住の相談を受けたとのこと。2ヶ月後には引っ越しが決定し、かなりのハイスピードで計画が進んだそう。

職業柄、東京でのお仕事が多い高園さんですが、大阪への移住に対し戸惑いはなかったのでしょうか。

「ほとんどなかったですね。主人の中で決意が固まっていることだったので、あとはそれを叶えるためにどうしようかという話し合いをするだけでした。私も主人も、家族が離れて暮らすという選択肢はなかったので、全員が一緒に暮らしていくためにはどうしていくべきか、2拠点生活なども含めて検討していきました」

そういった経緯から、引っ越し当初は東京にも拠点を残していたとのこと。

「最初は、長期や泊まりがけで東京へ行くことも考えて拠点を用意していたのですが、子どもたちと過ごす時間を増やすには、仕事を詰め込んで長い期間不在にするよりも、毎週日帰りもしくは長くても1泊で、長期より回数を重ねる方がいいよねという結論になって。体力的には大変ですが、東京の拠点はなくすことにしたんです」

毎週日帰りとなると、かなりハードな生活にも思えますが、高園さん自身、家族との時間を優先できる今がいちばん幸せだと話します。

「東京にいるときは、自分自身もすごく忙しくて、子どもたちと過ごす時間も限られていたんです。なので、大阪への引っ越しを機に、生活が変えられたのはすごくいいことだなって。今は家族みんなで食卓を囲んだり、休日を一緒に過ごせるようになって、自宅での時間がすごく充実しています」

住まい選びの条件は“立地”と“衣装部屋”

高園さんのご自宅は、築4年の2LDK。リビング、ダイニング、キッチン、寝室のほか、1部屋は2分割にして衣装部屋と子ども部屋に使用しています。

インスタグラムの投稿や、YouTubeのルームツアーでも好評を集めるご自宅。引っ越しの際に決めていた住まい選びの条件について伺ってみました。

「実は、今のお家は内見なしで決めたんです(笑)。条件は、立地が最優先。新幹線によく乗るので、新大阪駅へ行きやすい立地であることと、生活圏内にスーパーや公園などが充実していることを重視していました。とはいえ、全く知らない土地だったので、実際に住んでみるまでは不安でしたね」

また、ファッションに関わるお仕事をする高園さんならではの、こんなこだわりも。

お仕事柄、クローゼットには洋服がずらり。

「お洋服をたくさん所有しているので、衣装部屋として使えるスペースがあることも条件のひとつ。今は、6〜6.5畳くらいの部屋を半分に仕切って、衣装部屋と子供部屋に分けて使っていますが、まだだまだ入り切らず、シーズンオフのものは他の場所にしまっていて……(笑)。次に引っ越すときは大きなウォークインクローゼットがあるお家が理想ですね」

アートやインテリアは“直感”と“出会い”を大切に

ダイニングに飾られているアート作品。友人アーティストに描いてもらったそう。

クリエイティブディレクターとして活躍する高園さんのご自宅は、シンプルながら思わず目をひくこだわりのインテリアやアートがそろいます。

「本当に自分が好きなもの、心地よいものを1つずつ揃えていくようにしています。変に目立つものやカラフルなものを置いたりせず、全体のトーンを統一することもマイルール。アート作品やインテリアは、偶然的な“出会い”を大切にしています。海外に行ったときや、お店のディスプレイで出会うことが多いのですが、1点物の場合にはその場でしか出会えないので、直感を信じて購入することも多いですね」

また、場所や物に合わせた収納の工夫も、高園さんならではのこだわり。

キッチンカウンターには、セレクトショップで出会ったアートボードを配置。

「生活空間は、できるだけ生活感を無くしたいので“隠す収納”に。カウンター下に棚を設置したり、見えない収納ができる家具を使って、物を隠すようにしています。反対に、衣装部屋は“見せる収納”に。お洋服やアクセサリーは見えないところにしまってしまうと身につけなくなってしまうので、全体を見渡せるようにディスプレイしているのがポイントです」

アクセサリーは全体を見渡せるようにディスプレイ。

また、2人のお子さんをもつ高園さんは、インテリアを購入する際に大事にしていることがあるそう。

「お金をかけるところと、かけないところのメリハリを大事にしています。今でこそ、ヴィンテージのテーブルを置いていたりしますが、以前は子どもがもっと小さかったので、“汚されてもイラッとしない価格帯”までというルールを定めて購入していました。まぁ、今でもヴィンテージの家具にマッキーでお絵描きされちゃったりするんですけどね……(笑)」

家族みんなで“理想の住まい”を考える時間が幸せ

どんなに仕事が忙しくても、家族で過ごす時間をいちばん大切にしたいと話す高園さん。高園さんが考える、家族との時間を充実させる秘訣とはなんでしょうか。

「オンオフのメリハリをはっきりつけることですね。フリーランスになってからは、自分でスケジュールを組めるようになったので、保育園へお迎えに行く時間までは自分の時間、それ以降は家族の時間という風に決めて過ごすようにしています」

最後に、高園さんにとっての「理想の住まい」とは?

「家族や友だち、大好きな人たちが集まれる大きなリビングがあるお家が理想。欲を言えば、大きなテラスも欲しい(笑)。あとは、おしゃれが大好きなので、大量のお洋服が収納できる大きな衣装部屋があったら最高です!

と言いつつ、なんだかんだ、今のお家がすごく好き。引っ越しを機に生活が変わって、家族の時間が増えたというのが、私にとって一番よかったことですね。東京に住み続けていたら、毎日気が狂ったように仕事ばかりしていたかもしれません(笑)。

今は、リビングに家族みんなで集まって“将来住みたいお家”について考える時間がとっても幸せですね」

(取材・文:辻 みを)

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