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節電方法を家電製品別に紹介!電気の基本料金や節約しやすい生活スタイルも解説

節電は、手軽に始められるエコ活動です。エネルギーを無駄なく使用するためにも、節電を意識しましょう。

また、節電をすれば電気代の節約にもなり、お財布にもうれしい効果が期待できます。

電気代の節約には、普段のちょっとした生活スタイルの見直しだけでなく、電力会社のプラン変更までトータルに見直すことが大切です。

この記事では今すぐ始められる節電方法を紹介します。ぜひ参考にして、エコと節約を同時に実現できる節電に今日から取り組んでいきましょう。

節電は高い効果が期待できる家電製品から取り組む

節電するためには、電気製品の使い方を見直す必要があります。

東京都地球温高防止活動推進センターによれば、家庭の中で消費電力量が一番多いのは照明器具で、全体の17.3%を占めます。

その次に多いのはエアコンの17.2%、以下、冷蔵庫16.5%、テレビ10.7%と続きます。

つまり、この4製品だけで家庭消費電力量の約6割を占めます。節電を実現するためには、照明・エアコン・冷蔵庫・テレビの4製品の使い方を見直す必要があります。

照明

照明がないと、生活が不便になります。また、薄暗い空間で読書などをすると視力が落ちる原因になりますので、適度に照明を使うことは不可欠です。

しかし、誰もいない部屋に照明を使うことは無駄と考えられます。こまめに電気をオフにして、使用している部屋だけに照明をつけましょう。

また、LED照明器具の使用も検討してみてはいかがでしょうか。

LEDは電力だけでなく、電球・蛍光灯の交換時期は約10年に1度なので、交換する回数も抑えられます。LED以外の電球・蛍光灯に比べると価格は高いですが、長い目で見れば割安になりますので、電気代だけでなく電気関連の費用も抑えられます。

エアコン

エアコンによっても異なりますが、除湿機能と冷房機能の消費電力量はほぼ同じです。

いずれの機能も設定温度を下げると消費電力量が増え、じめじめしているときは除湿、温度の高さを感じるときは冷房と上手に使い分け、温度を極端に下げなくても快適さを得られるようにしておきましょう。

また、エアコンの冷房機能を使うときは、扇風機やサーキュレーターを併用すると室温が均一になり、設定温度をあまり下げなくても快適さを感じられるようになります。

扇風機やサーキュレーターは使用電力量が少ない家電なので、上手に併用して、お得さと快適さを両立させましょう。

定期的にフィルターなどの内部を掃除することも、エアコンの消費電力量を抑えるポイントです。ホコリなどの汚れが詰まったまま稼働し続けると、エアコンは、設定温度に室温を調整するために、通常以上のパワーで温風や冷風を放出しなくてはいけません。

また、ホコリやカビなどの有害な成分を部屋中にまき散らすことにもなり、健康被害が生じる原因となることもあります。無駄な電力を減らし、なおかつ健康的に生活をしていくためにも、定期的にフィルターや内部の掃除をする習慣をつけましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫のドアを開ける度に、庫内の温度が上がります。そのため、開け閉めする回数が多ければ多いほど、また、開けっ放しにする時間が長いほど、冷蔵庫はパワフルに作動し、多くの電力を消費します。

冷蔵庫の使用電力量を減らすためにも、料理で使う材料は一度に取り出して、ドアの開け閉めの回数を減らしましょう。

また、すでに凍ったものを冷凍庫に入れるときは詰め込んでも問題はありませんが、冷蔵庫に食品を詰め込んでしまうと、冷風が通りにくくなり、消費電力量が増えます。

適度に余裕を持って冷蔵庫に食べ物を入れるようにしましょう。食べる分だけ冷蔵庫に入れることで、買い過ぎや食品ロスを減らすことにもつながります。

テレビ

見ていないテレビは、こまめに消しましょう。単にBGMとして流すだけでなら、節電の観点からも、オーディオやラジオがおすすめです。

また、画面の明るさを見直すことでも、消費電力量を抑えることができます。テレビ画面や背面のホコリを丁寧に除去することも、消費電力量の削減につながります。

長期間使用しないときは、本体の電源スイッチを消すと待機電力を削減できるでしょう。また、テレビの周辺にはDVDプレーヤーやBlu-rayプレーヤー、Wi-Fiルーターなどの家電製品がたくさんありますが、タコ足配線にならないように注意してください。

同じコンセントに多数の家電を接続すると、家電製品の故障の原因になることもあります。

パソコン

パソコンを使用しない時間が短いときにはスリープモードでもよいですが、90分以上使わないときは、シャットダウンして待機電力を節約しましょう。

また、パソコン内に熱がこもらないように、排気口を掃除することも消費電力量を抑えるポイントです。モニター画面の明るさも見直し、無駄な電気代を減らしていきましょう。

食器洗浄乾燥機

食器洗浄乾燥機は、乾燥させる過程でもっとも電気代がかかることが多いです。次に食事をするまでに十分な時間があるのであれば、「乾燥なし」のコースを選ぶことで、電気代を節約できます。

また、オール電化などで夜間の電気量が安い場合は、夜間に使うこともおすすめです。ただし、集合住宅などで音が響く可能性があるときは、深夜や早朝の使用は避けるようにしましょう。

電気料金プランの見直しも検討する

電力会社の電気料金プランを見直すことで、節電できることがあります。例えば、契約アンペアを見直すことで、一度に使用できる家電製品の数が制限され、電気代の節約につながることがあります。

場合によっては、電力の提供会社の変更も検討しましょう。ネット回線やガスとセットにすると割引が適用される電力会社もありますので、ぜひ探してみてください。

節電につながる生活スタイルも考える

夜更かしが多いとそれだけ電気も使います。どうしても用事があるとき以外は、早めに就寝し、節電してみてはいかがでしょうか。健康増進効果も期待できます。

また、新しい家電製品を買うときは、消費電力も確認してください。消費電力の小さい家電製品を選ぶことで、電気代の節約になります。

夏場であれば、朝早く起きて活動することで、エアコン代などを節電できます。夜は早く寝る、明るくなったら起きるという健康的なライフスタイルを選ぶことで、節電を実現していきましょう。

行き過ぎた節電はストレスとなるので注意が必要

電気はそもそも生活を便利にするためのものです。

極端に節電をしようとするとストレスが溜まったり、体調を崩したりすることにもなるかもしれません。電気を上手に使い、便利な生活を送りつつ、無駄だけを省くように意識することが大切です。

家電製品の使い方と料金プランの見直しで節電を実現しよう

家電製品の中でも、照明とエアコン、冷蔵庫、テレビは消費電力量が大きく、電気代を左右します。

これらの家電製品において節電を実施することで、電力代の削減ができます。また、必要に応じて電気料金プランや電気会社の変更を検討することも必要かもしれません。ご家庭に合ったエコ&節約を進めていきましょう。

この記事のポイント

なぜ節電が必要なのですか?

節電は、手軽に始められるエコ活動です。エネルギーを無駄なく使用するためにも、節電を意識しましょう。また、節電をすれば電気代の節約にもなり、お財布にもうれしい効果が期待できます。

詳しくは「節電方法を家電製品別に紹介!電気の基本料金や節約しやすい生活スタイルも解説」をご確認ください。

節電効果が高い家電製品を教えてください

家庭の中で消費電力量が一番多いのは照明器具で、全体の17.3%を占めます。
その次に多いのはエアコンの17.2%、以下、冷蔵庫16.5%、テレビ10.7%と続きます。つまり、この4製品だけで家庭消費電力量の約6割を占めます。

詳しくは「節電は高い効果が期待できる家電製品から取り組む」をご確認ください。

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