ざっくり要約!
- トイレリフォーム時の工事期間は1〜5日程度
- トイレリフォームの費用相場は、大体25〜100万円
- 補助金や相見積もりで費用を抑えられる
トイレのリフォームを検討しているとき、どれくらいの予算を用意すればいいのかは誰しも気になることでしょう。また、そもそもどこに依頼すればいいのかという疑問もあるかと思います。
この記事では、トイレのリフォームに関する費用の相場や予算を抑えるコツ、依頼先などを解説します。トイレリフォームを検討している方や、リフォーム費用で困っている方は、ぜひ参考にしてください。
記事サマリー
トイレリフォームの依頼先
トイレをリフォームしたいときの依頼先には、以下のようなところがあります。
- リフォーム業者、工務店
- 水道修理業者
- 家電量販店
- ホームセンター
それぞれメリットやデメリット、得意分野があるので、比較しながら読み進めてください。
リフォーム業者、工務店
リフォーム専門の業者や、リフォームに対応する工務店は、比較的大規模なリフォームを依頼するのに向いています。リフォームを専門にしているため、幅広い要望に応えられるのが強みです。
水回り一式の取り替えや、間取り変更などを伴うリフォームの場合に検討すると良いでしょう。ただし、商品を直接見られない場合がある点がデメリットです。
水道修理業者
水道修理業者は、水道トラブルの対応のほか、トイレのリフォームも請け負ってくれます。
急な故障でトイレ交換が必要になった場合でも、スピーディに対応してくれるのがメリットです。現在の状態を確認してもらってからリフォームするか検討したい場合は、水道修理業者を使うのが便利です。
ただし、大規模なリフォームには不向きな点がデメリットです。どこまでなら対応できるのか、事前に確認する必要があります。
家電量販店
家電量販店では、購入したトイレ(便座など)の取り付けまで対応してくれるところもあります。
施工まで依頼することで、本体価格が割引される場合があるのがメリットです。ほかの家電を同時購入する場合などでも、安くなる可能性があります。
ただし、トイレの取り付け以外の大きなリフォームには対応していない場合があります。また、実際に対応するのは家電量販店ではなく、協力業者のことがほとんどです。施工業者と直接話して良し悪しを判断できない点はデメリットでしょう。
ホームセンター
ホームセンターでも、リフォームを依頼できる場合があります。
トイレ以外にも壁紙や蛇口などのパーツを直接確認して選べるので、リフォーム後をイメージしやすい点がメリットです。また、ホームセンターも、セット割を用意していることがあり、安くなるケースもあります。
ただし、間取り変更を伴うリフォームには対応していない場合があります。
トイレリフォームの費用相場と工事期間
トイレをリフォームする場合の相場を、内容ごとにまとめました。
リフォーム内容 | 費用相場 | 工事期間 |
---|---|---|
トイレの増設 | 50〜100万 | 2〜5日 |
便器のみ交換 | 15〜20万円程度 | 8時間程度 |
和式から洋式へのリフォーム | 25万円 | 2〜5日 |
壁材のみ張り替え | 3万円程度 | 2時間程 |
手洗い場の増設 | 10万円程度 | 2日 |
手すりの設置 | 3〜10万円 | 1日 |
ただし、家の間取りなどの条件によって当てはまらない場合もあります。詳しくはリフォームの依頼先に問い合わせましょう。
トイレリフォームの費用を抑えるコツ
トイレリフォームの費用を抑えるコツは、以下のとおりです。
- 製品のグレードを考える
- 補助金を活用する
- 相見積もりをとる
それぞれについて、詳しく解説します。
製品のグレードを考える
トイレは、グレードによって大きく値段が変わります。ハイグレードなものを選べば、当然費用は高くなります。
トイレに必要な機能と不要な機能をあらかじめよく検討しておきましょう。温水便座やウォシュレット、自動洗浄機能などから本当に必要なものだけを選ぶと費用を抑えられます。
また、本体価格の目安をあらかじめ決めておくことも大切です。予算を決めておけば、予算内のグレードのトイレを選びやすくなります。
補助金を活用する
リフォームに関連する補助金や助成金を活用すれば、実質負担額を下げられます。環境に配慮した工事や、バリアフリーを進めるものであれば、関連する補助金がある可能性も高いです。
具体的には以下のようなものがあげられます。
- 介護保険
- こどもエコ住まい支援事業
- バリアフリー改修に関する特例措置
そのほか、各自治体で用意されている補助金もあるので、お住まいの地域のWebサイトを確認すると良いでしょう。
相見積もりを取る
リフォームを決める前に、複数の業者から見積もりを取ると節約になります。安い業者を選べるほか、他社の見積もりを聞いて値下げしてくれる業者もあるためです。
緊急を要する場合を除き、基本的には複数の業者を比較することをおすすめします。
トイレリフォームを成功させるためのポイント
施工後に後悔しないためのリフォームを成功させるポイントは以下のとおりです。
- 機能性にこだわる
- 長期的な使いやすさを意識する
- 優良業者に依頼する
トイレの耐用年数は15年ほどとされており、リフォームを頻繁に実施するものではありません。長く使うからこそ、後悔しないようにしっかりと検討しましょう。
機能性にこだわる
リフォームでは全体のデザインだけでなく、機能性にこだわることも重要です。例えば、トイレは汚れや水が飛び散りやすいため、掃除しやすい床材や壁を選んだ方が快適です。また、除菌機能のあるトイレを選べば、匂いの発生を抑えられる可能性があります。
ただし、機能性の高いものほど費用も上がります。そのため、どれが本当に必要なのか考えたうえで選びましょう。
長期的な使いやすさを意識する
トイレ本体を交換するならば、耐用年数を迎える15年後まで快適かどうかを考えることも重要です。
もし、その間に家族の人数が変わる予定があるならば、新しい家族がいても使いやすいかどうかを考えましょう。また、高齢になる家族がいるならば、バリアフリーに関するリフォームを行うべきです。補助金も受けられる可能性があるため、トータルの費用が抑えられるでしょう。
現在の快適さだけでなく、将来の使い勝手も考えることが重要です。
優良業者に依頼する
業者により、やりとりや施工の丁寧さには差が出てきます。また、リフォーム可能な範囲や得意分野も異なるので、依頼前によく確認すべきです。
業者を選ぶ際は、口コミや施工事例を確認しましょう。また、補償範囲を確認しておくと、トラブルが起きたときも慌てずに済みます。
依頼先や内容を吟味してトイレのリフォームを成功させよう
トイレのリフォームは、依頼できる業者が複数あります。それぞれメリットやデメリットがあるため、目的に合わせて選びましょう。
補助金も活用して費用を抑えつつ、長期的に満足できる機能を盛り込むと、リフォームに満足できるでしょう。
この記事のポイント
- トイレリフォームの費用の目安は?
リフォームの程度にもよりますが、増設する場合は50〜100万円が相場です。便器交換だけであれば、15〜20万円程度になるでしょう。
詳しくは、「トイレリフォームの費用相場と工事期間」をご覧ください。
- トイレリフォームの費用を抑えるには?
製品のグレードを検討し、不要な機能を省くのが良いでしょう。また、リフォームに関わる補助金もあるので、条件を確認して活用すると負担額が下がります。
詳しくは、「トイレリフォームの費用を抑えるコツ」をご覧ください。
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