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トイレの壁紙の選び方は?張り替え方や必要な費用、お手入れのポイントなどを解説

ざっくり要約!

  • トイレの壁紙はデザインと機能の両方から選ぶと良い
  • DIYでも貼り替えられるが難易度は高め
  • 適切なお手入れができると、壁紙が長持ちする

トイレの壁紙を張り替えたいけれど、どんな壁紙を選べばいいのだろうと疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。また、張り替えの費用が気になる方もいるでしょう。

この記事では、壁紙の選び方や張り替え方に加え、張り替えにかかる費用も紹介します。さらに、張り替えた壁紙を綺麗に保つためのお手入れのポイントもまとめました。これからトイレの壁紙を張り替えたい方は、ぜひご覧ください。

トイレの壁紙の選び方

トイレの壁紙を選ぶときには、以下の3つの観点に着目しましょう。

  • 機能性
  • デザイン
  • 費用

それぞれ、なぜ着目するべきか解説していきます。

機能性で選ぶ

トイレの壁は、跳ね返った尿や手洗いの水などで汚れやすい場所です。そのため、防汚機能や撥水機能などを備えた壁紙を選ぶことがおすすめです。

汚れがつきにくくなりお手入れの手間を減らせるため、長期的にみても清潔で快適に過ごせます。

デザインで選ぶ

トイレは、家のなかでも比較的狭いスペースです。そのため、壁紙の柄や色次第では、圧迫感を覚える場合があります。淡くシンプルな色を選べば、光が反射して明るく見えるため、実際よりも広く見せられます。

また、家の内装と合わせた壁紙を選べば統一感が出ます。今までのトイレと印象を変えたいなら、デザインを意識すると良いでしょう。

一部分だけ色やデザインを変えた、アクセントクロスを取り入れるのもおすすめです。

かかる費用で選ぶ

壁紙と一口に言ってもさまざまな種類があり、値段が変わってきます。事前に予算を決めておくことで、選択肢を予算内の壁紙に限定でき、選びやすくなるでしょう。

ただし、自身が求める機能性やデザインによっては、費用がかかる点には注意が必要です。

事前に決めた予算と、求める機能やデザインをよく考慮したうえで、理想に近い壁紙を選びましょう。

トイレの壁紙を選ぶときに確認すべき機能

トイレの壁紙には、便利な機能が多くあります。ここでは、代表的な機能を紹介します。

  • 防汚機能
  • 消臭機能
  • 抗菌・防カビ機能
  • 吸放湿機能

防汚機能

防汚機能は、汚れが付着しにくいコーティングがされている壁紙のことです。汚れが付着しても、水拭きするだけで汚れが落としやすくなります。

掃除の手間が減らせ、お手入れしやすいので、小さいこどもがいるなど、トイレを汚しやすい家庭にはとくにおすすめです。

消臭機能

トイレは密閉空間で空気がこもりやすいため、匂いが気になる方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、消臭機能付きの壁紙です。

壁紙に匂いを吸収する素材が配合されており、尿によるアンモニアなどの匂いを抑えられます。

抗菌・防カビ機能

汚れにより細菌などが付着したりすることが多いトイレの壁紙には、抗菌・防カビ機能があるかどうかも確認すると良いでしょう。

また、トイレは湿気がこもりやすく、カビが生えやすい場所でもあるため、カビ対策は必須です。防カビ機能付きの壁紙であれば、カビの発生を抑えられ、お手入れの手間が減らせるでしょう。

抗菌・防カビ機能により、壁紙がより長持ちします。

吸放湿機能

トイレの湿気が気になるなら、吸放湿機能がある壁紙かどうか確認することが重要です。トイレの湿度に合わせて吸水性ポリマーが水分を吸い込んだり放出したりすることで、トイレ室内の湿度を調整できます。

結露やカビの発生を抑えたい方に向いている機能です。

トイレの壁紙の張り替え方

トイレの壁紙の張り替え方には、2つの方法があります。

  • DIYする
  • 業者に依頼する

それぞれメリット、デメリットを紹介していくので、どちらが向いているか検討する際の参考にしてください。

DIYする

DIYをする場合、元の壁紙を剥がして下地を作ります。そして、その上から新しい壁紙を張ります。賃貸の場合は、元の壁紙を剥がすことはできないことが多いため、下地を作る必要はありません。

DIYのメリットは、コストが抑えられることと、壁紙が自由に選べることです。市販の壁紙は選択肢が多いため、自身の希望を叶えやすいでしょう。

ただし、張り替えの難易度は高くなります。居室の壁紙の張り替えに比べてスペースが狭く、配管やタンクなどが邪魔をしてしっかりと張りにくいためです。

業者に依頼する

業者に依頼するメリットは、仕上がりが綺麗になりやすいことです。便器の裏側など、素人だとシワになりやすい細かい箇所でも、業者ならば便器を外して綺麗に仕上げられます。

ただし、工事費用がかかる分、コストは高めです。また、依頼する業者によって壁紙の種類が限られる場合があります。

トイレの壁紙を貼り替える、リフォームする場合の費用

トイレの壁紙を張り替えるには、壁紙費用と工事費用がかかります。

トイレの壁紙の1㎡あたりの費用相場は、900〜1,300円です。機能性のある壁紙を選ぶ場合、200〜500円プラスした金額が目安となります。

業者に依頼した場合は、工事費用としてさらに10,000〜30,000円程度かかります。工事費用はトイレの広さや壁紙の種類によっても変動するため、依頼する場合は必ず問い合わせて見積もりを取りましょう。

トイレの壁紙を貼り替える際のポイント

トイレの壁紙を張り替える際のポイントを、DIYと業者に依頼する場合に分けて紹介します。

DIYで壁紙を張り替える場合は人数と時間を確保する

DIYを行う際は、二人程度で進めることがおすすめです。壁紙を押さえたり、しっかりと張れているかを確認したりしながら作業ができるためです。

また、壁紙の張り替えは途中で止められず時間もかかるため、しっかりと作業時間を確保することが重要です。

複数の業者から見積もりを取る

業者に依頼する場合は、複数社から見積もりを取りましょう。工事費用を比較できるほか、選べる壁紙の幅も広がります。また、複数の業者で施工例を確認することで、より、リフォーム後のトイレをイメージしやすくなることもメリットです。

トイレの壁紙を綺麗に保つ方法

ここからは、トイレの壁紙を綺麗に保つ方法を解説します。

  • 換気をしっかり行う
  • 直射日光を避ける
  • 定期的に張り替えを行う

簡単に実践できる方法なので、ぜひ参考にしてください。

換気をしっかり行う

トイレなどの水回りは、湿気がこもりやすく、カビ発生しやすいので注意が必要です。換気扇をつけたり、窓を開けたりしてしっかりと換気を行いましょう。

トイレの換気扇を1ヶ月つけっぱなしにしても、約60円程度にしかならないといわれています。カビ処理のお手入れを考えると、つけっぱなしにするのもひとつの方法です。

直射日光を避ける

直射日光による紫外線は、壁紙劣化の原因になります。できるだけ直射日光が当たらないようにしましょう。

窓がある場合はカーテンなどを活用し、直射日光を避けてください。

定期的に張り替えを行う

壁紙は定期的に張り替えましょう。壁紙の耐用年数は6年と言われています。年数が経つにつれて劣化し、剥がれや黄ばみなどが出てしまいます。

定期的に張り替えることにより、経年劣化だけでなく汚れなども防げます。

トイレの壁紙のお手入れ方法

トイレの壁紙を綺麗に保つには、日々のお手入れも大切です。ここでは、お手入れのコツや方法を紹介します。

  • 上から下に掃除する
  • 黄ばみはクエン酸で落とす
  • カビはアルカリ性洗剤で落とす

上から下に掃除する

トイレの壁紙は、下に行くほど尿などの汚れが多く付着しています。そのため、下から掃除を始めると、汚れを上側に広げてしまう可能性があります。

比較的綺麗な上から、汚れが多い下に向けて掃除することで、効率良く掃除できます。

黄ばみはクエン酸で落とす

トイレの壁紙の黄ばみは、尿が跳ねたことによる汚れの可能性が高いです。このような尿汚れにはクエン酸が安全に使えます。

直接吹きかけると変色などの原因になる場合があるため、布巾などに軽くクエン酸を染み込ませてから拭きましょう。壁紙の変形、変色が不安な場合は、お手入れ前に余った壁紙や端の方を拭いてみて、色に変化がないか確認してください。

カビはアルカリ性洗剤で落とす

トイレのカビには、アルカリ性の洗剤が効果的です。カビ取り剤も壁紙を変色させることがあるので、必ず目立たないところや余った壁紙で試してから使いましょう。

また、塩素が含まれたアルカリ性洗剤は、酸性洗剤と反応すると有毒ガスが発生するため、併用したり混ぜたりしないように注意してください。

まとめ

トイレの壁紙を変えるなら、デザインだけでなく機能性にもこだわるのがおすすめです。防汚機能や消臭機能など、さまざまな機能がついた壁紙があります。

また、壁紙を張り替える際は、コストはかかりますが業者に依頼するほうが綺麗に仕上がります。DIYも可能ですが、トイレは狭い場合が多く、張り替えの難易度が高いため、初心者にはおすすめしません。

また、日常的に換気や直射日光を避けることを意識しつつ、こまめにお手入れをすれば綺麗な状態を保ちやすくなります。

この記事のポイント

トイレの壁紙はどうやって選んだらいい?

壁紙に備えられた機能、デザイン、費用を考慮して選ぶのがおすすめです。
詳しくは、「トイレの壁紙の選び方」で解説しています。

トイレの壁紙貼り替えにかかる費用はどれくらい?

壁紙そのものにかかる費用は1㎡あたり1,000円前後です。業者に張り替えを依頼した場合は、さらに10,000〜30,000円程度かかります。

詳しくは、「トイレの壁紙のリフォーム費用」もご覧ください。

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