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おしゃれな洗面台にリフォームする方法は?改装費用やポイントをまとめて紹介

ざっくり要約!

  • 鏡の張り替えや棚の設置なら数千円でリフォームできる(DIYも可能)
  • 色や素材を統一するとおしゃれな洗面台になる
  • 介護保険などの補助金を利用できることがある

おしゃれな洗面台にするだけで、洗面所が一気に洗練された空間になります。とはいえ、どのようにリフォームすればおしゃれになるのか、わからない方もいるのではないでしょうか。

洗面所は来客も利用する場所なので、コツを知っておしゃれにリフォームしたいものです。この記事では、洗面台をおしゃれにリフォームする方法や費用について解説します。

洗面台をおしゃれにリフォームする方法

洗面台のリフォームは、DIYでも対応できることがありますが、リフォーム業者に依頼するほうが一般的です。DIYとリフォーム業者に依頼する場合において、それぞれ確認すべきことについて紹介します。

DIYでおしゃれに改装する

水道工事は、給水装置工事の国家資格を有している方しか実施することはできません。そのため、工事の流れを知っている場合でも、洗面台の交換や新規取り付け、蛇口を換える、洗面ボウルを交換するなどの工事をしてはいけません。

給水装置工事の資格を持っていない場合は、水道工事を伴わない作業のみを行います。例えば、洗面所の壁紙を交換する、収納棚を取り付ける、鏡を交換するなどであれば、特に資格は問われないのでDIYでも実施できます。

リフォーム業者に依頼する

水道工事が必要になる作業がある場合だけでなく、洗面所全体をおしゃれにしたいときにも、洗面所のリフォーム実績が豊富な業者に依頼しましょう。

今までの実績を写真で見せてもらうと、おしゃれな洗面台のヒントを得られます。また、それぞれの業者が得意とするテイストも確認できます。理想のテイストを得意とする業者に依頼することで、理想どおりの洗面台に仕上げてもらいやすくなります。

おしゃれな洗面台にリフォームする際の費用

おしゃれな洗面台にリフォームするためには、洗面台の実費と作業費が必要です。

DIYでリフォームすれば実費のみに抑えることができますが、道具を購入する必要があったり材料を卸売価格で購入できなかったりすることから、割高になることもあるので注意しましょう。

DIYでリフォームする場合の費用相場

洗面台の交換は水道工事を伴うため、基本的にはDIYでは実施できません。洗面所のリフォーム作業のうち、資格不要でできるものの費用相場を紹介します。

リフォーム作業の内容費用相場
収納棚やタオル掛けの設置1,000~3,000円
鏡の張り替え4,000~8,000円

取り付けるものやその数にもよりますが、1,000〜8,000円程度が目安となります。また、棚や鏡などもDIYすれば、さらに費用を抑えられます。

リフォーム業者に依頼する場合の費用相場

リフォーム業者に依頼する場合は、実費と作業費が必要です。洗面台の交換は作業費込みで70,000~500,000円が相場です。洗面台はグレードや大きさによって価格が大きく異なるので、予算を決めてからリフォーム業者に依頼しましょう。

クロスの張り替えや収納棚の設置なども依頼すると、その分費用が高額になります。また、洗面台の移動や新設には、別途配管工事や電気工事も必要になるため、さらに高額になることがあります。

リフォーム費用を抑えるコツ

壁紙や床、収納棚の設置など、水道工事を伴わない作業のみを行うときは、DIYすることでリフォーム費用を抑えられることがあります。

水道工事を伴うときは、次の方法でリフォーム費用を抑えましょう。

  • 補助金制度を活用する
  • ユニットタイプの洗面台を選ぶ
  • 複数のリフォーム業者から見積もりを取る
  • ほかの水回りのリフォームも検討する

それぞれの方法について解説します。

補助金制度を活用する

同居する家族のなかに要介護や要支援の認定を受けた方がいる場合は、リフォーム費用に介護保険の適用を受けられることがあります。以下の工事をするときは、介護保険が利用できないかケアマネジャーなどに相談しましょう。

  • 洗面所に手すりをつける
  • 洗面所の段差をなくす

また、断熱性能を向上するなどの省エネやエコにつながるリフォーム工事を行うときは、「次世代省エネ建材の実証支援事業」などの補助金制度を利用できることがあります。

そのほかにも、お住まいの自治体で補助金制度を行なっている場合があります。詳細は自治体に問い合わせるか、自治体の公式ホームページで確認してみてください。

ユニットタイプの洗面台を選ぶ

洗面台には、蛇口や洗面ボウルなどを自由に組み合わせられるシステムタイプと、すべて一体となったユニットタイプがあります。システムタイプの洗面台は割高なので、費用を抑えたいときは一体型のユニットタイプを選びましょう。

複数のリフォーム業者から見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取り比較することで、割安な業者を見つけられます。ただし、金額だけで業者を決めることはおすすめできません。実績や提案の内容、担当者の親切さ、アフターサービスも比較し、満足度の高いリフォームを実現しましょう。

ほかの水回りのリフォームも検討する

浴室やキッチン、トイレなどの水回りのリフォームが必要なときは、まとめて依頼することも検討しましょう。リフォーム業者によっては複数箇所のリフォームをまとめるとセット割引が適用されるため、よりお得に洗面台をリフォームできる可能性があります。

おしゃれな洗面台にリフォームするためのポイント

おしゃれな洗面台にリフォームするために知っておきたいポイントを紹介します。

洗面台周辺の色や素材を統一する

色や素材をそろえるだけでも、統一感が出るためおしゃれに見えます。反対に色や素材がバラバラな場合は、きちんと片付けていても散らかっている印象を与えることがあります。

例えば、タオルやティッシュケースなどの小物類の色や素材を揃えるだけでも、洗面所全体に統一感が出ておしゃれになります。

収納を増やし生活感を出さない

洗面台付近には、こまごまとしたものが多くあります。小物類があるべき場所にないと、不便になるだけでなく、生活感が出てしまい、おしゃれに見えなくなるかもしれません。

まずは洗面台に十分な収納スペースを作りましょう。収納スペースに片付ける習慣を身につければ、生活感を隠せます。

テーマを決める

テーマを決めて、洗面所全体をデザインすることもおすすめです。おしゃれな洗面台を導入しても、周囲と調和していないと、洗面台だけが浮いてしまいます。

南欧風、モノトーンなどテーマを決めて、洗面台と調和した小物を配置しましょう。テーマに沿っていれば、小物類が少々収納できていなくてもおしゃれに見えます。

照明を工夫する

照明の光の色によって、与えるイメージや印象が異なります。あまりに青白い照明は洗面台を寂しい印象に見せてしまうので、昼白色などの温かみのあるものがおすすめです。

また、照明のデザインにも注目しましょう。シェードを換えるだけでも、洗面所の印象が変わります。

掃除のしやすさに注目する

どんなにおしゃれでも、掃除しにくいと美しい状態を保てません。洗面台は段差や溝がないもの、壁や床は水拭きできるものなどを選ぶと、清潔さを維持しやすくなります。

また、壁や鏡に撥水加工などが施されているものは、汚れにくい傾向にあります。メンテナンスのしやすさも考えて、素材や設備を選びましょう。

おしゃれな洗面台をリフォームする際の注意点

洗面台はおしゃれさだけでなく、使いやすさにも注目してリフォームすることが大切です。次のポイントにも注意して、洗面台のリフォームを進めましょう。

  • 動線を意識する
  • 収納量を確認する
  • 洗面台のサイズを確認する

それぞれの注意点を説明します。

動線を意識する

複数人が同時に洗面所を使用することも考慮して、シャワー室や洗濯機との動線も考えることが必要です。

例えば、通りやすいように床にものを置かないこと、洗濯機の前は広めの空間を確保することなどで洗面所を利用しやすくなります。

収納量を確認する

洗面所で使うものがどの程度あるのか確認し、十分な収納を用意しましょう。

ただし、収納スペースが多すぎると、洗面所が狭くなることもあるので注意が必要です。洗面台下や横、洗濯機の上の空間などのデッドスペースになりがちな場所を有効活用しましょう。

洗面台のサイズを確認する

洗面台は大きいほうが便利ですが、洗面室の広さに合っていないと、かえって窮屈に感じることがあります。リフォーム業者と相談して、動線を意識しつつ空間の広さに合ったサイズを選びましょう。

また、家族が多いときなどは、洗面ボウルが2つあると便利です。

おしゃれな洗面台を取り入れ、洗練された空間を作ろう

自分がイメージする洗面台の工事内容に合わせて、業者によるリフォームかDIYかを選択しましょう。業者に依頼する場合は、補助金を利用したり、複数のリフォーム業者から見積もりを取ったりすることで費用を抑えられることがあります。

また、おしゃれな洗面台にするには、統一感や生活感のなさを意識することが必要です。ただし、おしゃれな見た目だけでなく、動線や収納量、掃除のしやすさなども確認しましょう。

この記事のポイント

洗面台リフォームにはどのような補助金制度が利用できる?

同居する家族に要介護者や要支援者がいるときは、介護保険でバリアフリー改修の費用の一部を負担してもらえることがあります。また、省エネやエコに関する工事内容であれば、国の「次世代省エネ建材の実証支援事業」の補助金が適用される可能性もあります。

詳しくは、「補助金制度を活用する」をご覧ください。

洗面所に生活感を出さないためには何に注意すれば良い?

こまごまとしたものを収納スペースに片付けるだけでも、生活感を出さないようにできます。また、洗面台と内装、小物などに統一感を持たせることも、生活感を隠す効果があります。

詳しくは、「収納を増やし生活感を出さない」をご覧ください。

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