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【吉祥寺】街と豊かな緑がとけ合う吉祥寺駅周辺、カルチャーと自然が折り合う街のおすすめポイントを歩く

吉祥寺は住みたい街ランキングでも常に上位に挙げられる人気のエリアです。JR中央線快速と京王電鉄井の頭線が乗り入れているため東京都心部へのアクセスが良く、古くからベッドタウンとして親しまれています。

商店街や駅ビルなど、駅周辺で身の回りのすべてが揃う利便性の高さを持ちながら、井の頭恩賜公園をはじめとした緑豊かな公園で気軽に自然と触れあえ、都会的な生活と自然が共存した独特の魅力を持っています。今回は吉祥寺駅を中心として、住宅地として人気が高い3つのエリアを歩きながらご紹介します。

新宿・東京まで中央線で一本!都心の主要駅へのアクセス抜群なベッドタウン「吉祥寺」

吉祥寺駅は東京都心の駅まで中央線一本でアクセスできる立地の良さから、利用者の多い便利な駅です。乗り入れている電車やバスの情報を見てみましょう。

JR中央線、総武線、京王電鉄井の頭線の3本が乗り入れ、都心に出やすい吉祥寺駅

JR中央線(快速)中央・総武線(各駅停車)によって、山手線の内側まで一本でアクセスできます。

JR中央線(快速)なら、中野駅まで11分、新宿駅まで16分、東京駅まで29分で到着します。

※発着時刻によっては各駅での待ち合わせが発生するため、必ずしもすべての快速で同じ所要時間になるとは限りません。

成田空港駅へ直通する成田エクスプレスも停車するので、千葉方面へのアクセスも快適です。

また、京王電鉄井の頭線も乗り入れているので、下北沢や明大前にアクセスしやすく、渋谷方面にも出やすい、急行を利用すれば渋谷駅まで16分で到着するなど、東京の東西へ短時間で移動できる便利な駅です。

[参照]
JR東日本路線図

京王線路線図

3社のバスが吉祥寺から武蔵野各地、新宿や空港を繋ぐ

JR吉祥寺駅は北口と公園口の2カ所にバス停があります。

北口からは、西武バスと関東バスが運行しています。西武バスは新座、大泉学園、保谷、石神井方面と接続し、大泉学園からは西武線に乗り換えが可能です。関東バスは上石神井や西荻窪へ向かう路線のほか、羽田空港、成田空港へ向かう長距離路線も運行しています。

武蔵野市コミュニティバス「ムーバス」も北口から発着しています。1号路線「吉祥寺東循環」、2号路線「吉祥寺北西循環」、6号路線「三鷹・吉祥寺循環」の3路線で、駅周辺と住宅地を繋ぐ便利な市民の足となっています。

公園口からは、千歳烏山や調布、新宿、三鷹台団地などに向かう小田急バスと京王バスが発着しています。公園口に面した細い路地を次々に通過する大型の路線バスは、吉祥寺名物ともいえる光景のひとつです。

【吉祥寺駅周辺の今】より暮らしやすい街を目指して再開発を重ね、魅力溢れる駅とその周辺

現在の吉祥寺の始まりは、1947年に武蔵野町が武蔵野市に変わったのが契機です。
それから10年掛けて緑町団地、桜堤団地などの多くの住宅団地が誕生。1964年には都市計画が決定して実施され、大規模な再開発事業が開始しました。

その後、東京の中心部に対するベッドタウンとして高い人気を集める吉祥寺は、より暮らしやすい街を目指し、再開発を続けています。

2007年には吉祥寺を再開発するため、『進化するまち「NEXT-吉祥寺」プロジェクト-吉祥寺グランドデザイン推進計画-』を策定しました。商業環境と豊かな居住環境が調和・連携した街をめざし、吉祥寺駅を中心にさまざまな再開発が進んでいます。

2021年には、前年の「吉祥寺グランドデザイン2020」で示された将来ビジョンの実現に向け、今後10年で進める取組みを明確にし、共有するために「NEXT吉祥寺2021」として計画を改定。

駅周辺エリアをより巡回性の高い構造にする計画を、「界隈性」と名付けて推進中です。

[参照]
むさしの百年物語(武蔵野市HP)

進化するまち「NEXT-吉祥寺」プロジェクト

NEXT吉祥寺2021

より住みやすい街を目指して再開発が進む吉祥寺駅周辺

「NEXT-吉祥寺 2021」をもとに、誰もが安心して暮らし続けられる、魅力と活力があふれるまちを目指して、吉祥寺駅を中心とした半径500mを対象とした再開発が進んでいます。

にぎやかな駅前の商店街をはじめとして、道路拡張やバリアフリー化などの再整備やコミュニティバスの配備が進み、より住みやすい街へと進化しつつあります。

[参照]
NEXT-吉祥寺 2021(武蔵野市)

福祉に力を入れ、子どもからお年寄りまで、幅広い世代が暮らしやすい街へと変わりゆく吉祥寺

吉祥寺は今まで、時代の変化に合せて多くの街作り改革と再開発を繰り返してきました。
今後、さらに交通の利便性を向上し、武蔵野市が掲げる「界隈性」の形成を通じて、何度でも訪れたくなる魅力的な市街地形成を目指しています。

吉祥寺が目指す「界隈性」とは、新旧の文化が互いに良い関係で共存し、生活感があふれる個性的な街並みを作り上げることで、地域が多種多様な人々によって賑わい、活気あるコミュニティを形成することです。

古いものを活かし、新しいものを取り入れることで、結果として子供からお年寄りまで暮らしやすい街へと変わりつつあるのが現在の吉祥寺です。

[参照]
NEXT-吉祥寺 2021(武蔵野市)

吉祥寺駅周辺で暮らすなら?特徴の異なるおすすめの3エリア

吉祥寺は駅から徒歩10分程度でアクセスできる位置に、閑静な住宅エリアが広がっています。井の頭恩賜公園以外にも公園が多く、緑豊かで自然が身近な環境は、子育てにも向いています。住宅街にはカフェや雑貨屋もあり、ちょっとした非日常も楽しめるのも、吉祥寺ならではです。

東急百貨店をはじめとする大型の商業施設のほか、9つの商店街があり、生活に必要な買い物などもとても便利です。

【吉祥寺駅周辺でおすすめの居住エリア(1)】緑豊かな井の頭恩賜公園の西側エリア

井の頭恩賜公園周辺のエリアは、閑静で緑も豊かで暮らしやすい住宅街が広がっています。駅前からは商店街(末広通り)がアクセスしやすく、買い物も便利です。

吉祥寺駅に接続するアトレを出ると、吉祥寺駅前交差点があります。

駅前にはスーパーや商店が多く、アトレもあり、通勤通学の途中で買い物をするのにも便利です。

吉祥寺通り沿いには高級感のあるマンションが並んでいます。また、街並みには飲食店やショップなどが多く建ち並んでいます。

吉祥寺通りを進むと、井の頭恩賜公園の間を通過します。道の左右を豊かな緑が包み、雰囲気のよいレンガの道は、散歩を楽しむ人の姿が多く見られます。

公園付近で吉祥寺通りと交差する井の頭恩賜公園通りは、公園南側の住宅街に通じている生活道路です。

公園に挟まれた道を抜けると、街並みは一戸建て中心に変わり、空が大きく開けて開放感があります。

駅からのバスも多く頻繁に行き交うため、駅からの距離はありますが利便性は高い地域といえます。

通りの東側は公園なので、豊かな緑を楽しめるのも、この一帯ならではといえるでしょう。

通り沿いには小売店やコンビニ、郵便局などが集まり、駅前まで行かなくても生活に必要な環境が整っています。

通りには三鷹の森ジブリ美術館があり、休日は親子連れで賑わいます。映画の舞台にもなった豊かな緑と静かな空気、駅に近い利便性がすべて揃う、おすすめのエリアです。

【吉祥寺駅周辺でおすすめの居住エリア(2)】百貨店や飲食店、おしゃれなカフェやショップが集まるカジュアルな「吉祥寺本町」

吉祥寺駅の北西側にある、百貨店をはじめとしておしゃれなカフェやショップが集まっているエリアです。特に東急百貨店付近は、カジュアルでスタイリッシュな暮らしをしたい人に向いています。

吉祥寺駅北口を出て向かって左へ進むと、都道115号線があり、ユニクロの店舗ビルが見えてきます。

証券会社や銀行などの大きな金融機関が集まっており、とても便利な場所です。喫茶店や服飾品店、その他さまざまな店が集まり、いつも人で賑わっています。

ユニクロの前を右へ曲がり、まっすぐ進むと東急百貨店や銀行などが集まる利便性が高いエリアが続きます。東急百貨店の横に続く道を西に向かうと、吉祥寺本町の住宅街に繋がっています。

東急百貨店の裏手は、ブティックや雑貨屋などのおしゃれな店と、一戸建てが入り交じるエリアです。古い住宅を改装したカフェなども多く、雑貨やファッションを見たい人たちで賑わっています。

昭和通りをしばらく進むと、一戸建てが集まる閑静な住宅街に街並みが変わっていきます。屋敷森があるような古い家だけでなく、新築の住宅も多く、街を歩いていると新しく建築中の区画をちらほら見かけます。

駅から15分程度離れているので、街の中には自転車を使う人が多く見られます。

基本的には一戸建てが集まっている界隈ですが、昔ながらの八百屋さんや銭湯、小売店や理髪店のほか、カフェなどもあり、日常的なことは「ちょっとそこまで」の距離で済ませられます。

通りを東へ直進すると、再びビルが中心になり、カフェ、ブティックなどが増えてきました。

吉祥寺本町は、大きな通りには銀行や百貨店をはじめとする大型店舗が多く、細い通りには小売店があり、人で賑わっています。
しかし、ひとたび大きな通りを離れれば、閑静な住宅街が広がり、昔ながらの小さい店が営業しているのどかな雰囲気で、暮らしやすい街といえます。

【吉祥寺駅周辺でおすすめの居住エリア(3)】西荻窪との間にある文教エリア「吉祥寺東町」

西荻窪との間にある、私立の中学校、高等学校が集まる文教エリアです。
きっちりと碁盤の目状に作られた住宅街は一軒ずつの敷地が大きく、高級感があり、人気の高い住宅地でもあります。
五日市街道沿いには商店が集まっており、大型の商業施設がある駅前と街道沿いの商店街で、買い物も便利な場所です。

吉祥寺駅北口を出て、アトレ前から北上していきます。

駅前には家電量販店やスーパーなどが集まり、買い物にはとても便利なエリアです。特に家電量販店は近隣の駅からも利用者が訪れる大規模店舗になっています。

道なりに進み、東へ曲がると、マンションと住宅が混在するエリアに向かいます。マンションの1階部分は店舗になっているものが多く、生活用品を扱う商店や、花屋、カフェなど多種多様な店が入居しています。

途中から路地を北上すると、吉祥寺東町の住宅街が広がります。

一戸建てを中心に、低層のアパートやマンションが集まっているエリアは、静かな雰囲気で緑も多く、街中に小さい公園が複数点在しています。

築浅のマンションも多く、敷地内や隣接する位置に公園や遊歩道などを含む、緑豊かな住環境が揃っています。

都道113号線に出た場所に、武蔵野市立吉祥寺東町ふれあい公園があります。開けた大きな公園は芝生が整備されており、思い切り走り回れる広さが魅力です。

他にも中小の公園、緑地帯が多く、武蔵野美術大学、東京女子大学、吉祥女子中高等学校などの名門校が集まっていることから、文化的なイベントも多数催されています。

福祉を重視した再開発で、ゆったりとした子育てと利便性の高い生活が両立できる吉祥寺

吉祥寺は、駅前を中心にした再開発が進んでおり、住みやすさを目指しながら、穏やかで豊かな自然に囲まれてゆったり過ごせる街です。
もともとベッドタウンとして開発された地域なので、暮らしやすい住宅地には緑が豊かで、学校も多く、子育てにも適しています。

エリアによって住宅街の特徴が変わることから、吉祥寺での物件探しはプロに相談するのがおすすめです。もし吉祥寺駅周辺での暮らしに興味をお持ちであれば、東急リバブルが物件探しをサポートいたします。

この記事のポイント

吉祥寺駅周辺の今とは?

2021年、前年の吉祥寺グランドデザイン2020で示された将来ビジョンの実現に向け、今後10年で進める取り組みを明確にし、共有するためにNEXT吉祥寺2021として計画を進行中です。

詳しくは「【吉祥寺駅周辺の今】より暮らしやすい街を目指して再開発を目指して再開発を重ね、魅力あふれる駅とその周辺」をご確認ください。

吉祥寺周辺で暮らすのにおススメのエリアとは?

吉祥寺駅周辺で暮らすのにおススメのエリアは以下の通りです。

  • 井の頭恩賜公園の西側
  • 吉祥寺本町
  • 吉祥寺東町

詳しくは「吉祥寺駅周辺で暮らすなら?特徴の異なるおすすめの3エリア」をご確認ください。

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