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【山手】異国情緒あふれる街を、歩くだけで心が弾む。穏やかな元町・山手での暮らし

港を一望できる街での暮らしは、どんなものだろう。

観光地としてにぎわう横浜中華街の、南側の高台に位置する山手の街。何の気なしに歩いていると「bluff(ブラフ)」と名のつく店や建物の多さが目につきます。

「bluff」とは「切り立った崖」を意味するそう。もともと、外国人居留地として発展した山手は、その地形の特徴を理由に外国人からそう呼ばれていたのだとか。

旧外国人居留地としての顔は、至る所に残っています。

最も特徴的なのは、西洋建築の建物の姿。「日本近代建築の父」と呼ばれたチェコ出身の建築家アントニン・レーモンド氏が設計した「エリスマン邸」や、明治100年を記念して建てられた「山手十番館」など、歴史のある西洋館が数多く存在するため、山手の街並みには異国情緒が漂います。

まるで外国を歩いているような気分。今日みたいな天気が良い日には、気持ちよく散歩ができますね。

そのまま下っていくと、すぐに元町の商店街に辿り着きました。

「横浜元町ショッピングストリート」という名前がつくこの通りは、どこかクラシカルな雰囲気。石畳が約600mも続く通り沿いには、たくさんのお店が軒を連ねます。

今朝は朝食を食べ損ねたから、ブランチをどこかで……と考えていた時に見つけたのが、商店街を抜けて少し歩いたところにある『BUY ME STAND』。

アパレルブランド『SON OF THE CHEESE』が手掛けるサンドウィッチ専門店。ミントグリーンのカラーリングが特徴的な店構えは、遠くからもパッと目を引きます。そのレトロアメリカンな雰囲気に導かれ、迷わずに店内へ。

元町店限定の「EGGUCCI(エグチ)」を注文。焼き始めた頃から店内には美味しそうな香りが立ち込めていて、早く来ないかなと待ちわびてしまい、キッチンを覗き込むと幸せな光景が。

これはかぶりつくのが正解でしょうか。食べ方を考えるよりも早く、手が自然と口元に運んでいきます。

具材は、ベーコンと甘めの玉子焼き、そして、トロトロのチーズ。トーストには、カラメルを練り込んであるらしく、ほんのり甘い。でもこの味が全体に調和を生み出していて、ベーコンの塩気と玉子焼きの甘みが活きています。ジューシーなのに後味がスッキリしている。これは、やみつきになりそう。

窓際の席では、店に面した坂道を下る人たちの姿がよく見えます。その様子を眺めながら、坂が多い街での暮らしを想像してみる。当たり前だけれど、どんな街にもそこに暮らす人々がいて、生活があるのだなと改めて気づきます。坂がある暮らしも良いなと思えました。

お店を出たら、同じ道沿いに素敵な雰囲気の花屋『宮崎生花店』が目に入り、ちょっと寄り道。

垂れた枝に黄色の花を咲かせているのは「エニシダ」。これからのシーズンが旬なのだそうです。元町・山手で暮らすことになったら、またゆっくり来たいお店が増えていきます。

サンドウィッチを食べたばかりだけど、「日本の食パン発祥のお店」と聞いたら、立ち寄らずにはいられません。

『ウチキパン』の初代・打木彦太郎氏は、横浜開港当時、イギリス人のロバート・クラーク氏が開いていた『ヨコハマベーカリー』で修行。のれん分けでお店を出し、イギリスパンを日本向けの食パンとして広めたそうです。

明日の朝に食べるのが楽しみ、そんな買い物ができると、今日の残りの時間もずっと楽しくなる気がします。

さて、そんな元町・山手エリアにあるのが、コルティーレ山手町グランドエステート。

抜けるような青空が際立つ中庭。

街が落ち着いているからか、部屋にも穏やかな時間が流れているように見えます。

山手の高台に位置するため、見晴らしも文句なし。休みの日は、このバルコニーが定位置になりそう。好きな本でも持ち込んで、ゆっくり過ごしたいですね。

歩くだけでも楽しい、異国情緒があふれる街。横浜元町ショッピングストリートには、お店が充実しているし、少し足を延ばせば横浜中華街にも行けます。都心に近くなくても、暮らしに困ることはありません。

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