新駅の開業、新たな商業施設のオープン、公共施設のリニューアルなど、行政や民間が手掛ける、暮らしに関係する再開発情報をお届けします。今回は、横浜・川崎エリアから2点、横浜、馬車道駅周辺エリアの大型複合施設の情報と、2022年9月にリニューアルされ、文化交流施設をはじめ、国内外の観光客に対応する機能を持った、横浜市中区にある「横浜マリンタワー」をご紹介します。
記事サマリー
横浜 馬車道駅至近の北仲エリア、1.2万平米の複合施設開発
「北仲エリアのラストピース」、暮らしの利便性が向上する再開発らしの利便性が向上する再開発
北仲通北B-1地区における開発プロジェクトの計画検討が、日新、東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険の4社のパートナーシップにより、2027年竣工予定で進められています
所在地は、横浜市中区海岸通5-25-1、みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩約2分、JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅徒歩約8分に位置する。敷地面積は約12,300m2。
馬車道駅周辺は、通りの名前にちなみ「北仲通(きたなかどおり)地区」または「北仲」と呼ばれ、近年では2012年にUR賃貸住宅「シャレール海岸通」、2016年に結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」、2019年に「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」、2020年に商業施設「北仲ブリック&ホワイト」および「ザ・タワー横浜北仲」、横浜市新市庁舎といった再開発が進められてきました。また、計画地の眼前には4月に、都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」が開通しました。
このプロジェクトは、「北仲エリアのラストピース」としており、海沿いのプロムナードや広場、商業施設・オフィス、居住機能等を整備するものとして進められています。
横浜マリンタワー9月1日リニューアルオープン
アートと街が映像で融合する、Art&Technology 空間で新たな展望フロアへ
リスト株式会社の連結子会社であるリストプロパティーズ株式会社は、2022年9月1日(木)に横浜マリンタワーをリニューアルオープンします。横浜ならではの芸術文化や人と人の交流を育み、持続的なグローバル都市を実現するための新たなシンボルとなる塔体運営を目指してまいります。
新店舗リニューアル内容
パンケーキやガーリックシュリンプなどハワイのロコフードが人気のブレックファーストメニューを提供するカジュアルレストラン「Eggs ‘n Things」をはじめ、リニューアルに伴い飲食店舗やブライダルスペースもリニューアルオープンします。
- 1 階カフェ :Eggs ‘n Things 横浜マリンタワー店
- 1 階バー :MIZUMACHI
- 2 階ショップ :マリンタワーショップ
- 3 階ブライダル :THE HOUSE YOKOHAMA MARINE TOWER WEDDING
- 4 階レストラン :THE TERRACE YOKOHAMA MARINE TOWER
リニューアル概要
「Nature & Future」をコンセプトに、3 つの基本理念を掲げております。
- 市民に愛される、新たな環境デザイン「The tower in the Forest & Garden」
外壁面緑化により、山下公園を含む周辺環境との一体感を生み出し、自然な人の流れや憩いの空間を創出します。
「街がつながり、人が繋がる」を目的に、広場空間では様々なイベントを開催し、市民にも愛される居心地の良い
広場空間となります。 - クリエイティブシティ・ヨコハマへの共感「Art & Technology」
横浜の街を身近に感じられる地上約 100 メートルに位置した展望フロアは、景色を見ながら映像作品などが楽しめるメディアアートギャラリーへとリニューアルします。また、塔のライティングデザインも一新し、光の演出
による新たなライトアップを行い、横浜のシンボルとしての存在も高めていきます。 - 観光 MICE への貢献「横浜 旅のライブラリー & コミュニティラウンジ」
2 階フロアでは、横浜シティガイドデスクを設置し、国内外からの観光客に対応する案内所の機能を果たします。
また、ラウンジでは、横浜にゆかりのある書籍や芸術などに触れあい、横浜の新たな魅力を発見できる空間となります。
まとめ
本記事では、横浜・川崎エリアに関係する、街の再開発情報をご案内しました。「北仲通北B-1地区」プロジェクトでは1.2万平米にも及ぶ巨大な複合施設ができることで、より生活利便性が増し、「横浜マリンタワー」では、結婚式場なども装いあらたにリニューアルされ、横浜のランドマークとして活気のある場となりそうです。